2008年11月24日 23時3分更新
実りの秋を迎え、岡山県津山市の中学校で地元でとれた500人分の野菜や肉を大きな鍋で煮込んで食べる「大なべまつり」が開かれました。
この大なべまつりは、津山市の北陵中学校が地元の食材を大きな鍋でみんなで一緒に調理して楽しもうと開きました。
24日は、朝から運動部の生徒たちが学校近くの畑で大根や白菜などの野菜を収穫して学校に持ち帰りました。
学校では中庭に面した渡り廊下に直径1メートルの鍋と80センチの鍋の2つが用意されました。
生徒たちは地域の人たちの協力しながら10種類の新鮮な野菜や豚肉20キロを煮込んで、野菜がたっぷり入った豚汁をつくりました。また、調理室では、生徒の保護者も参加して新米を炊き上げておにぎりもつくりました。
生徒たちは、早速、お椀にとん汁をついでもらいおにぎりといっしょに食べて新鮮な地元の食材に舌鼓を打っていました。
なかには、何杯もお代わりする生徒もいて、大鍋に入った500人分の豚汁はあっと言う間になくなっていました。