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ウォン安、収益効果に限り サムスンなど韓国企業

 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国通貨ウォンの急落に韓国企業が揺れている。ウォン安は自動車やエレクトロニクスなど輸出企業の価格競争力を高める一方で、日本などから輸入する部品・素材の価格上昇や外貨建て債務の評価損などマイナス面ももたらす。金融危機に端を発した世界景気の悪化で、韓国企業が強いデジタル製品などの需要減は避けられず、株式市場は2008年通期の業績悪化を予想している。

 サムスン電子の朱副社長は「ウォン安効果は半減した」と明言する。サムスンはグループ全体で韓国の総輸出の2割を占めるといわれ、以前なら対ドルで100ウォン(約8円)安くなれば営業利益を3兆5000億ウォン押し上げる効果が期待できた。しかし今は2兆ウォンに満たないという。(07:00)

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