「醜い韓国人」に買春ツアーをあっせん(下)
ポータルサイトの掲示板にはびこる「皇帝観光」の実態
タイの旅行サイトの場合、「ラグジュアリー・マッサージ・クラブ」と称し買春をあっせんしている。「Sサイト」は金曜日朝に出発、月曜日の早朝に韓国に戻るという日程を紹介、「トップクラス」を強調している。同サイトでは「風俗嬢のルックスのレベルはタイでトップクラス」とし、航空料金を含む経費まで詳細に紹介している。
また、別の「Pサイト」では「4つ星クラスのホテルのようにステキなビルにあるガラスのショーウィンドーには女性がいっぱい。部屋では伝統的なタイ式マッサージから夜の文化交流へ…」と詳しく紹介している。スケジュール別の価格も明示してあり、一定額以上ならモデルを呼ぶこともできるという。
女性向けの「夜の文化」ツアーも登場した。中国・青島の「女性専用“夜の文化”ツアー」としてPRしているこのツアーは、少なくとも女性2人がペアになって現地入り。昼間はエステ・足のマッサージ・ショッピング、夜は気に入った男性とクラブで遊んでからホテルに移動し自由行動…というスケジュールだ。
こうしたコミュニティーがあるポータルサイトではスパムメールやわいせつなコミュニティーを制限しているが、「皇帝観光」のような隠語的なキーワードが含まれているコミュニティーの制限には限界があるという。また、ポータルサイト関係者は「公序良俗に反する行為を助長するコミュニティーがあれば、自主的にブラインド処理(検索結果が見えないようにする処理)するが、警察に通報するシステムは整っていない」と説明している。こうした状況のため、買春コミュニティーが閉鎖されても、再び開設しようと思えばいくらでも別のコミュニティーを立ち上げられる可能性がある。
警察は捜査や取り締まりの難しさを強調する。警察庁女性青少年課の関係者は「サイトが買春をあっせんしたことが明らかなら、情報通信部にコミュニティー閉鎖を要請したり、管理者を捜査したりすることができる」と話す。だが、この関係者は「こうしたサイト全体の取り締まりは警察庁サイバーテロ対応センターが行う。外国で行われる買春については、外事捜査課が担当している」と語る一方、サイバーテロ対応センター関係者は「買春関連の担当は女性青少年課」と互いに捜査に対し前向きな姿勢は示していない。
買春の当事者を処罰する「買春特別法」が施行された04年9月からこれまでで、韓国における海外の性犯罪は1件も摘発されていない。
チョン・ヒョンソク記者
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