「友清歓真」を含むブログ

2008-11-17

神社と古神道の教え - ミスターフォトンの浮世鍋blog.goo.ne.jp

...神法を伝えておられる。とにかく本田親徳翁は、明治維新の前後に活躍した優れた人材に神道霊学を広め、それがまた次々と受け伝えられていったわけです。 出口王仁三郎は、大本開祖の出ロナオに認められて養子となり、やがて「大本の聖師」と言われるような人物ですが、その王仁三郎に四天王といわれるお弟子さんがいます。生長の家を興された谷口雅春、三五(あなない)教の中野与之助、熱海に本拠を構える岡田茂吉、神道天行居の友清歓真(よしざね)。この四天王といわれる方たちの力をえて、大本が天下に名を馳せたわけですが、鎮魂法や帰神法はこの方たちにも伝えられて、富士山の裾野のように全国的に拡がったわけです。 本田親徳翁はこういう経緯のある大人物ですが、翁の神道霊学が唱えることは、とにかく人間のみならず宇宙間のいっさいのものが霊的存在であるということです。自覚して知性でもって知る霊的対象物としての宇宙の認識、また、地球の自... 続きを読む

2008-09-20

モクスペ『緊急検証!世紀の大予言スペシャル〜人類滅亡7の警告〜』 hoshinorurihoshinoruri

...前に「核の冬」を知らなかったりと、結局のところ自称・未来人の詐欺師とみられている。実在はしてたらしいがね。それにしても韮沢さん、「設定」って(笑おまけ その1「をのこ草子」:引用文と現代語訳を比べれば分かるように的中してるようにみせてるだけ。というか、そもそも「をのこ草子」なんて存在しない。唯一存在を証明するとされる「神道古義 地之巻」に引用した友清歓真は古史古伝では有名な人で、旧約聖書のエホバはスサノオの化身とかなんとか言ってたトンデモ系の人。いつ誰が書いたか分からん名前しか残ってない本をトンデモ系の人が紹介したって誰も信じねーって。もちろん番組中では黙ってたけどね。ちなみに、信憑性を高めるためか「神道古義 地之巻」が『国立国会図書館に』とか言っていたが、「神道古義」は昭和8年の本なのでそんなに珍しい本ではない。つか、[http://p... 続きを読む

2008-06-16

英霊の声、読了 kuonkizunakuonkizuna

二二六事件三部作の筆頭である英霊の声。世間も三島氏自身も憂国の方が高い評価しているが、私がその英霊の声が好む。幽斎の法からはじめ、枕詞や祝詞をめいた大和言葉、民俗学好きには堪らない内容を混めている。神道よりも古神道ネタである。古神道家である友清歓真の著作も引用していた。英霊は寧ろ和魂でもなく、まして幸魂・奇魂と違って、猛々しき千早振る荒魂である。彼は、裏切られた英霊、兄神こと226事件の決起将士、そして弟神こと二戦の特攻隊隊員である。誰に裏切られた?日本史上一番神風が吹くのに相応しいその二つの時、現人神である昭和帝に裏切られた。そこで、強烈的に喚起された作品のイメージは、同三島氏の『海と夕焼』である。「なぜ、あの時、神風が吹かなかったのか?」という、三島畢身の疑問にして遺憾である。美しい言葉遣いに、荘厳たる文字の羅列、そし... 続きを読む

2007-08-14

日本における「ムー大陸」受容史 jyunkujyunku

藤野七穂「偽史と野望の陥没大陸“ムー大陸”の伝播と日本的受容」((『歴史を変えた偽書』ジャパン・ミックス、1996年6月))によると、日本で最初にチャーチワードの「ムー大陸」が紹介されたのは、昭和7年8月。三好武二により『サンデー毎日』の同年8月特大号と10月2日号で紹介されたという。同論考には漏れているが、この直後にムー大陸に言及している人がいるので補充しておこう。『友清歓真全集』第5巻((参玄社、昭和49年7月))所収の「日乃御鋼」によると、英国人チヤーチ・ワード氏の多年の研究によると、『世界文明発祥ノ国土ハ今ノ太平洋中ニアツタ(南アメリカ洲位ヰノ大キサ)一大国土デアツテ、ソレガ約一万三千年前ニ噴火ト地震トノ為メニ六千余万ノ住民ト共ニ海底ニ陥没シテ了ツタモノダ』と云ふ。『ソレハ「舞」((「ム」とルビ))トイフ光輝アル文化ヲ有シタ国土デ、印度ヤ埃及方面ノ文明ナルモノモ皆ナ此ノ... 続きを読む

2007-08-12

[松岡正剛] i-miyai-miya

...だったと仮説した。依霊。水滌厳法。術魂。御手代。真澄息吹。 よりひ、みそぎいづのり、ばけたま、みてしろ、ますみのいぶき、と読む。明治末期から昭和初期にかけて活躍した川面凡児の鎮魂行法説というものに淵源があるはずなのだが、忘れられ切断されているのは川面だけではない。本田親徳(ちかあつ)の霊学長沢雄楯(かつたて)の帰神法の先行性出口王仁三郎らの大本教がもたらしたものの意味友清歓真(よしさね)の神道天行居のこと浅野和三郎による「神霊界」の編集力田中治吾平の業績なども、まったく忘れられている。木村鷹太郎という。 愛媛県宇和島に生まれ、明治21年に上京して明治学院に入って島崎藤村・戸川秋骨らと同級生となり、英語弁論大会で一等になったものの、言動にすこぶる異様なものがあってヘボン校長から退校処分をくらった。その後、神仏習合がいちじるしく進むと、行法も神仏... 続きを読む

2007-06-11

例によって空振り ashibibunkoashibibunko

午前中は九大病院。経過観察というか担当医との定期雑談というか。これまでの月一が次回は二ヶ月後になってしまった。ちゃんと覚えていられるだろうか。午後、約束の時間まで余裕があるので、途中のブックオフに寄ってみる。いつもの105円コーナーに川面凡児と友清歓真が並んでいる。パッと見、全巻揃っている。「お、これが105円かよ」全部いただき、と思ったら、値札は一冊ン千円。境界線ではあるけれど、どう見ても105円コーナーに入り込んでいるがなあ。

2007-05-02

原田実「原田実の日本霊能史講座」(楽工社 [asin:4903063054]) kokada_jnetkokada_jnet

...世教、生長の家などが分派とした生まれた。大正時代には、右派からの改革「大正維新」という言葉が流行した。大本教もそれに乗っかった。田中守平人間の肉体と精神とをともに構成する「霊子」という概念を提唱。「霊子」は、アメリカにわたり、「レイキ」という概念になって逆輸入された。「手かざし」の元となるような治療を行っていた。中国の外気功もその影響と言われる。友清歓真「霊的国防論」を唱え、三島由紀夫に影響を与えた。浅野和三郎東大出の英文学者が、大本教に入信。後、王仁三郎と対立して脱退。西洋の心霊主義を輸入。「守護霊」や「肉体・幽体」といった、宜保愛子や江原啓之が使う概念もここから。三田光一念写実験を何回も行ったが、「当日に課題が提出された場合その通りのものが写ることはなかった。事前に三田が写すものを発表し... 続きを読む

2006-12-08

目録。ふるさとの想い出写真集など。 komonjikomonji

目録15点、更新しました。在庫の有無は☆日本の古本屋にて、ご確認くださいませ。1,2,,101931,古道神髄,B5 初版 函付 山雅房 昭14 ◆状態:並◇小口埃 ◆756頁,2,8000,,,,,B5 初版 函付 山雅房,昭14,,友清歓真,,,,,,,,,,8000,,6,1,80001,2,,101931,王陽明の哲学,B5 初版 函欠 東京大岡山書店 昭9 ◆状態:並◇函欠 ◆604頁,2,4500,,,,,B5 初版 函欠 大岡山書店,昭9,,山田準/閲◇三島復/著,,,,,,,,,,4500,,6,1,45001,2,,101930,教科書の変遷 【東京書籍五十年の歩み】,A5 初版 カバー付 東京書籍 昭34 ◆状態:並◇カバー背薄ヤケ ◆59... 続きを読む

2006-10-13

宗教学入門の前に monodoimonodoi

と学会レポートとして待望の宗教ネタが刊行!ISBN:4903063054:detail「金光教は岡山県金光町で開かれたのでこの名前があるそうですが」<p.272>は、もちろん因果が反対である。そんな細かな間違いは気になるけれども、以下の30人の霊能者を取り上げ、日本の霊能史を描いた力業には、ただただ敬意を表したい。卑弥呼・聖徳太子・役小角・空海・多治比奇子・安倍晴明・日蓮・天草四郎・祐天・仙童寅吉・中山みき・赤沢文治・本田親徳・浜口熊岳・長南年恵・飯野吉三郎・竹内巨麿・御船千鶴子・長尾郁子・出口王仁三郎・田中守平・友清歓真・浅野和三郎・三田光一・小谷喜美・岡田茂吉・谷口雅春・高橋信次・竹内てるよ・宜保愛子かなり詳しい内容紹介は出版社のサイトで→http://www.rakkousha.co.jp/books/ta_05.html本書の通奏低音は、テレビや雑誌で大活... 続きを読む

2006-07-24

アマテラスオホミカミ masam48masam48

...今また降りだした。でもこれは夕立だ。夕立なんだ。(24日17時過ぎ現在)天照大御神長い間の暗闇からやっと解放されてこの地上に光が差す、そんな気分になり久しぶりに古神道の本を開いた。「天照大神」の御名は十言神咒(とことかじり)では「アマテラスオホミカミ」という。「アマテラスオホミカミの十言を繰り返し毎日30分以上唱えてごらんなさい。悩みも悶えも解消種々無量の神徳を授けられるもの」《古神道秘説・友清歓真著》古神道を信奉はしていないので唱えてはいないが、あと一週間雨が続いたら唱えたかもしれないな。人間の気持ち、野菜の気持ち人間は言う。『今年は米も野菜も不作だ。2003年以来かな。値段は上がるだろうけど農家の儲けは無し。こんな苦労してやっとの収穫も被害にあえばパアー。農業はやめたいよ』野菜達は言う。『頑張ってこんなに大きくなれたけどこの長雨、日照不足では体が持たない。病気になりそ... 続きを読む

2005-10-10

長山靖生『偽史冒険世界 カルト本の百年』筑摩書房 okjmokjm

1996年6月25日 初版第1刷発行ISBN:4480823301(文庫はISBN:448003658X) 序章 理想的な「真実」は存在するか?第一章 どうして義経はジンギスカンになったのか? 漱石の猫も知ってる偽史運動 学会を揺るがすベストセラー 華族を巻き込む小谷部人脈 『成吉思汗ハ源義経也』の主張する"歴史" 大陸へのロマンチックな眼差し 伝説が海外侵略を正当化する時 小谷部全一郎の生涯 小谷部全一郎の論証方法 義経蝦夷入り伝説の背景 蝦夷侵略と伝説の必要性 沢田源内と偽書 明治政府も関与した陰謀 世界に展開する日本人の末裔物語第二章 なぜ「南」は懐かしいのか? 少年の夢は雑誌が作る 懐かしい南への道 明治の南洋ブーム 海底軍艦、現わる 我らの友なるフィリピン 南の島の日章旗 日本の原境としての南島 日本人起源説の流行 祝詞... 続きを読む

2005-08-11

神道天行居 kuonkizunakuonkizuna

先日、友清歓真のキーワードを追加しました。自分は『帝都物語』から霊の国防論に興味がありますが、実はさくら大戦もその影響を受けました。概略友清歓真(1888〜1952)新宗教団体、「神道天行居」の創始人で「霊の国防論」の中心人物。ユダヤ陰謀論の信者。山口県山口市生まれ、11歳頃、神隠しに遭う。青年時代、政治運動に熱中し、下関門司で『六連報』『東亜評論』等を創刊。そして、宗教に関心を持ち始め、45歳頃(大正7)、出口王仁三郎の大本教に入信、翌年(1919年)離脱。大本教時代、機関誌『神霊界』を健筆を揮う。大本離脱後、長沢雄楯と接触、そこで「格神会」を組織し(1920年)、堀天龍斎の太古神法(1927年より相伝を受けたという)、宮地神道を吸收し、天行居へ改名(1927年10月)独自の密教霊学を確立。宗教結社「神道天行居」を創設。神道天行居その中心の思想は、以下の「四大綱領... 続きを読む

2005-05-19

江戸の予言 na23na23

「をのこ草紙」でyahoo検索して来ている人が多い。なんだろうと思ってググッてみた。テレビで紹介されてたんでしょうか。□http://yogen.kyuseido.org/p57.html八代将軍徳川吉宗の治世に流布していたという予言書。原本の所在が不明であり、著者名等は未詳。友清歓真(ともきよ よしざね 1888-1952)の著書『神道古義地之巻』に引用され、今日に伝わる。信憑性はわかりません。爺ちゃんの悪戯かも。□http://oriharu.net/jyogen22.htmより「今より五代二百五十年を経て、世の様変わり果てなむ。切支丹の法いよいよ盛んになって、空を飛ぶ人も現れなむ。地を潜る人も出て来べし。風雨を駈り、雷電を役する者もあらん。死したるを起こす術も成りなん」 切支丹の法ってなんだろうね。キリスト教徒の科学ってとこ... 続きを読む