特集
自衛のため、モンスターペイシェントリスト作る病院
病院と患者間のトラブルが多発している昨今だが、病院の中にはいわゆる「モンスターペイシェント」への対策に乗り出した例もある。病院関係者から話を聞いてみた。
腹痛を訴えた患者が救急で来院するも、緊急を要する症例ではなかった。初診だったため診察した医師は「かかりつけの病院の方が最適な治療を受けられる」と伝えたところ、その患者は「だったら救急車を呼べ!」と要求。
緊急を要するほどではないため救急車要請を断ったところ、その患者は「自分で呼ぶ」と言い救急車に乗って行ってしまった。しかも、救急車がくるまでその患者はアイスクリームを食べていた。
他にも、腰痛患者を扱っている整形外科では「けん引療法」「温熱療法」を行い、処置後はコルセットと湿布を渡した。だが、翌日になって腰痛は治らなかったとのことで患者が病院に乗り込み、「治らなかった! 治療費返せないの?」と言われる例もあったという。
病院によってはそうしたモンスターペイシェントのブラックリストを作成し、そうした理不尽な要求を突き出す彼らに対して今後の受診を制限する方針も打ち出されているという。そして、毅然とした態度で単なる「ワガママ」を通さないことが重要だと語る。
前出病院関係者は「公共の福祉を享受できる権利は誰にでもあるので病院としては患者を取捨選択するようなことはしてはならないんですが、混乱を防ぐ意味でもそうした権利を乱用するようなことはやめてほしいと思います」と語った。現場では平等なサービスを提供することと、円滑な医療を施すことのジレンマを抱えているようだ。
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病院によってはそうしたモンスターペイシェントのブラックリストを作成し、そうした理不尽な要求を突き出す彼らに対して今後の受診を制限する方針も打ち出されているという。そして、毅然とした態度で単なる「ワガママ」を通さないことが重要だと語る。
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