販売絶好調のポルシェ、今度はディーゼル仕様を追加。

ポルシェは２０日、販売が好調なＳＵＶ「カイエン」にディーゼル仕様を投入すると発表した。

先日、「トランスシベリア」というラリー選手権で優勝という快挙を記念にトランスシベリアモデルを発表したばかりだ。

販売が絶好調なポルシェの、超強気な戦略が続く。



カイエンのディーゼルモデルは３リットルＶ６直噴ディーゼルターボを搭載して、来年２月から欧州で発売が開始される。

燃費は欧州複合モードで１０．７５ｋｍ/リットルという燃費のよさと環境性能の高さが注目される。

ボンネットを開けたときに目に入る」「　３．０ＴＵＲＢＯ　ＤＩＥＳＥＬ　」のロゴと、ディーゼル独特のエンジン音以外に、ガソリンモデルとの違いがわかる所はないようだ。


来年２月から、欧州市場限定で販売が開始され、その後アメリカ大陸への進出が予測されるが、日本でも、来年にはクリーンディーゼルエンジンを搭載して発表されるといわれているモデルがあるだけに、数年後日本での販売も無きにしも非ずである。

世界各国のほとんどの自動車メーカーが販売不振にあえぐ中、自ら好調と言い放つのは、このポルシェだけである。

ポルシェの売上高は前年度と比べ２ケタの伸びを示している。

競合他社がこぞって不振にあえぐこご時勢に、超強気のリリースを続けるポルシェの動向は注目である。

また、厳しいご時勢とあっても、メルセデス・ベンツやＢＭＷといった、力のあるメーカーが、このポルシェの一人勝ちを、指をくわえて黙って見ているとは思えないので、こちらの動きも見逃せない。

 

編集部：自動車魂”世界一car journalist 木下）

【”自動車魂”世界一car journalist 木下の記事はこちらから】



・アメリカ自動車のビッグ３のトップ、３人とも自家用ジェットで乗りつけ、お灸をすえられる。　

・世界最速ＳＵＶを記念し、ポルシェが特別仕様を発表。

・日産、キューブはいかに！？　　　　　　

・アメリカの自動車メーカー、ビッグ３の方向転換を決意させたのは？