「水曜集会の元慰安婦女性は偽者」 軍事評論家の随筆が波紋
軍事評論家の池萬元(チ・マンウォン)氏が、毎週水曜日、ソウル・鍾路(チョンノ)区の日本大使館前で行われている「水曜集会」に参加している元挺身隊の女性たちに対し“偽者”であると主張し、波紋を広げている。
池氏は今月13日と14日、自分のホームページに相次いで掲載した「慰安婦問題を解剖する(上・下)」という題名の随筆で、「日本の最高裁判所が確実に日本軍慰安婦だったと認めたシム・ミジャさんが認める“日本軍慰安婦だった女性”は33人で、この中、現在デモをしている女性は1人もいなかった」とし、「テレビでよく見かける女性の場合、日本の関連団体が“偽者”とし保証金の支給さえ拒絶している」と主張した。
池氏は慰安婦を「日本軍の慰安婦」、「従軍慰安婦」、「挺身隊」に区分した後、「本当に被害を受けた“日本軍慰安婦”は全体の20%程度で、貧しさのため自ら売春をした従軍慰安婦が80%程度におよぶと言われている」とした。
池氏は「慰安婦問題も以前の5・18民衆抗争(光州人民蜂起)のようにタブーになっている」とし、「このような事に限って問題が多いというのが筆者の持論」と主張した。
池氏は今後も「慰安婦問題の伏魔殿(陰謀や悪事が企まれている場所)」、「本物の日本軍慰安婦が申請した仮処分申請」、「大韓民国が恥ずかしい。慰安婦ゲーム、もう終わりにせよ」という題名で3回に渡って慰安婦関連の随筆を掲載する計画だ。
韓国挺身隊問題対策協議会は声明を発表、「挺身隊の女性たちの名誉棄損と人権侵害の責任を問い、法的対応をしていく考え」とした。
同協議会ホームページの掲示板には「最後まで(池氏の)言葉に対する責任を取らせるべき」など、池氏に対する厳しい対応を要求する書き込みが相次いだ。インターネットポータルサイトでも「あなたの母親が慰安婦だったとしてもそのような言葉を口にできるのか。長い歳月の間、恨みを胸に抱えて生きてきた女性たちにナイフを突き刺した」など非難の書き込みが殺到した。
チョ・ウイジュン記者 joyjune@chosun.com
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