2008-11-20
■[メモ]リジェクト

えげれす某めじゃー誌への投稿がrejectされました。
"Unfortunately, although your paper is undoubtedly of interest, it is not appropriate for consideration for our journal."
この表現は便利だ。
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えー、検討にすら値しないと言われちったというのはかなりとほほではありませんか。一応投稿論文のテーマくらいは考えた方がいいのでは……
短く持ってこつこつ当てていこうと思います。
ただ、内容を見てないのでなんとも言えませんが、単純に英語力の問題でボツになってる可能性があると思います。
NYにいらっしゃるとのことなので、ネイティブの大学院生(必ず複数)に手直ししてもらうのも一つの策かもしれません。もちろん報酬を惜しんではいけません。
もしたんに英語表現が悪いだけではなくて、何を言ってるのか意味不明のレベルとすれば、日本語・英語双方に堪能な人に見てもらう必要があります。
繰り返しになりますが、あなたは僕が嫌いなのだし、僕もあなたが嫌いです。
けど、このアドバイスに限ってはsincereなものです。どうかご無礼をお許しください。
なお、僕であれば雑誌論文1本100万円程度でお引き受けする用意があります。もしほかにあてがない場合はご連絡ください。
そこはむしろ儀礼的にヨイショしている部分なので、つっこむところじゃありませんから。添削で100万とれるほどの英語能力をお持ちとはとても思えません。その他、「角が立つ」という表現がの怪しげな用法を見ると、日本語のほうも一抹の不安を感じてしまうものではあります。
一本100万円って酷すぎると思うかもしれませんが、英語圏でサクセスフルになればそんなもん3ヶ月で回収できます。もちろん、もとの稲葉さんの論文に学問的意義があることが前提になりますが。「日本人」(←これまであまり英語圏で活躍してこなかった層:人口比)という立場をうまく利用すれば、十分に希望はあると思います。
で、自分で言うのもなんですが、僕はある程度academic writingに関して自信があります。もちろん最終的にはネイティブスピーカーによる校正が必要になりますが。
というわけで、もし<1>内容には自信あり、<2>英語がハードルに可能性がなってる可能性がある、というご懸念があるようでしたら、ぜひご連絡ください。政治的立場を超えて、経済的利害のバランスが取れる範囲で協力させていただきます。
「角がたつ」について。
つい最近、僕はshinichiroinabaさんから実名をあげて罵倒されました。そのような関係にある僕から「アドバイス」を送るというのは、かえってウラがあるのではないか、助けるふりをして攻撃しようとしてるのではないか、というふうに見えてしまうかもしれない。と言う懸念があって、その表現になりました。
で、そのことからshinichiroinabaさんが僕のことを嫌いなのは明らかだし、僕も彼のことが嫌いです。
ただ、今回のコメントは純粋な英語教師としてのアドバイスとして書いているのです。
つまり、ふだん悪い関係があるかもしれないけど、今回のメッセージは純粋に善意からのものなのです、ということをアピールしたくて上記のような表現になりました。もしその意図が伝わらなかったとしたら残念です。
蛇足ながら、僕は日本語力であろうと英語力であろうと、その優劣によって人間を判断するということをしません。ただ、英語雑誌に採用されるためには一定の英語力が必要であるというだけです。その目的に必要な策を取るためのアドバイスを、敵対しているshinichiroinabaさんに送る、という紳士的ジェスチャーのつもりでした。もし稲葉さんが気を悪くされたとしたら残念です。けど、本当にこれは僕のsincereなアドバイスであり、仮に稲葉さんとは違って僕の好むような極左の学者志望者に対してであれ、同じことを言うでしょう。
断っても「度量」に関係するのかなぁ?
訳してあげるから100万ちょうだい、3ヶ月でもと取れる…って
なんか凄い会話だなぁ〜と思ってしまってコメントしちゃった
しかも恐ろしいことにネタじゃなさそうだ。
稲葉さんとのあれこれは知らないが、外野から見ればこれはむべなるかな、と思わざるをえないっすね。
ご厚意はありがたいのですが(いやほんと皮肉ではなく。しかし私に恥をかかせる危険を慮っていただけるならば、メールでご連絡いただいた方がありがたかったのですが)、今回は、とりあえず100万ということであればお断りさせていただきます。そちらがもしかりにお金に困っておられて、お仕事がほしいということであれば、交渉には応じますが、100万円は問題外です。
もちろん在外経験が長い英語教育のプロであるtoled様のアカデミック・ライティングのスキル自体にケチをつけているのではありません。私よりはるかにましであることは疑いないし、値段次第では、十分に商品になるお力をお持ちだと当方も考えます。単純に、100万円払うほどの意味は、当方にとって存在しない、というだけのことです。
そもそも「英語でアカデミックに成功」ということで何を想定されておられるかは存じませんが、こちらが仄聞する限りでの出版事情等から勘案するに「三ヶ月で100万円の元をとる」などというのは冗談としか思えません。そもそもこちらが希望しているのはせいぜい、二流か三流どころの(今回冗談な様な一流誌に玉砕したのはご愛嬌で)査読誌に、忘れた頃にぽつぽつ乗る程度のことですが、そんなことでは持ち出しはあってもお金にはならないでしょう。そもそも金銭的に元を取れるためには一般書店に拙著が並ぶ程度でなければならないでしょう。
そもそも金もうけが目的であればひたすら日本語で書きます。幸いなことに私は現在日本語圏でならある程度書きたい本を書いて印税付きで出してもらえるポジションを確保しましたので、このポジションをきっちり守ってコンスタントに仕事をすれば一番手堅い商いです。ですから英語で書くのは基本的には趣味であり、虚栄であり、他言語でも書く力をつけ、カッコつけたいからです。そういう事情ですから、札びら切って自作を英訳してもらうのでは、少なくともtoled様の提示されたレートでは、金銭的に割に合わないし、虚栄心も満たされません。
ということですので、100万円は高すぎます。とりあえず1万円からどうでしょうか? 1万語超のどうにもならない駄文をとりあえずブラッシュアップしたうえで、二つくらいに分割して学術論文っぽく体裁を整える、という作業に1万円では割に合わない、と当然お考えでしょうが、かといって100万円でも高すぎる、と当方は考えます。
そこで一つ、ここで公開入札というのはいかがでしょう? そう、公開ですから、我と思わん方はいかがでしょうか? こちらに書きこんだうえで、後ほどメールで身分を明かしていただく、という感じで。
ところで、toledさんのことを名指しで罵倒したって、「つい最近」でしたっけ? 2,3年前のことのような気もするが……。2,3年も人によっては「つい最近」なんでしょう。まあそれは別にいいや。
それから「嫌い」というほどあなたに関心はありません。普段あなたの日記も見てないし。「せっかく賢そうなのにつまらない恨みつらみに囚われてもったいないな」と思ったこともありますが、若いってそういうことだしね。まだ先は長いし、人間は成長し、変わるものです(堕落もしますが)。世間に迷惑をかけない範囲で頑張ってください。
まず、ごめんなさい。昨日の僕のコメントはとても不適切なものでした。
「2,3年前のこと」ってNさんの件ですか? あれについては、僕は稲葉さんから「罵倒」されたとは思ってませんし、恨みもありません。意見が違うだけです。
僕が腹を立ててしまったのは、fuku33先生の件での、稲葉さんのコメントです。あれを見て、「ああ、この人は僕のことが嫌いなのだな」と思い、僕も稲葉さんのことが嫌いになりました。ただ、あのコメントは短くて特に根拠も示されていなかったので、反論しようとしても ただ罵倒語を返すだけになってしまいそうな気がしました。それだとかっこわるいなあと思っているうちに時間がたち、もう忘れた「つもり」になっていました(既に数ヶ月前のことですね。「つい最近」ではなくて)。
ところが今回の稲葉さんのエントリーを見て、ふとネガティブな感情が湧いてきました。それでつい勢いであのような失礼なコメントを書き殴ってしまいました。すみません。論文を見てない僕があなたの英語力を判断できるわけがないし、求められてもいないアドバイスなどすべきではありません。忘れたつもりになっていた怒りを、とても歪んだかたちで出してしまいました。ただ昨日はそのような自分の気持ちを意識することができず、自分でも善意の助言をしているつもりでいました。そのぶん、よりいっそう陰湿なことを書いてしまいました。今日になって読み返し、自分の悪意におどろき、反省しています。
罵倒に罵倒で返すならお相子ですが、今頃になって からかいにもならないメチャクチャなからかいを受けて、あなたも当惑されたことと思います。ごめんなさい。
なお、英語で成功うんぬん、というのは、たとえば柄谷行人みたいなのをイメージしてました。フレデリック・ジェイムソンやジジェクの本で引用され、世界を講演旅行して回れる足がかりになるとしたら、100万円は安いと思いませんか? ただ、それは「3ヶ月で回収できます」というのと矛盾してるかもしれませんね。やはり冷静さを失っていたので、意味不明のことを書いてしまったのだと思います。それに、あなたがそれを望んでいるわけでもないのに、大きなお世話でした。
また、僕はあなたを貶めようとして、自分に能力があるかのような書き方をしてしまいました。しかし本当にそうであれば、僕自身が論文を書いて、偉くなっていて、稲葉さんのことなど気にならなかったでしょう。まさに負け犬の遠吠えでした。
「まだ先は長いし、人間は成長し、変わるものです」という言葉をいただきました。稲葉さんは二流で満足とのことですが、僕は一流を目指します。今回は本当に申し訳ないことをしてしまったのに、あたたかい声援をありがとうございます。ご期待に添えるよう、がんばります。
fuku33氏の件ですか。あそこであなたの実名を出した覚えはないのですが。はてなidだけじゃなかったっけ?
なぜぼくがfuku33氏についていろいろ問題を感じつつも基本的には肯定的(ある部分では尊敬してさえいる)なのかは、いずれ書くこともあるかと思います。
で、どうしますこの流れ。置いといても野次馬が喜ぶだけだし、消します?
おまかせしますが、できれば置いておいていただければありがたいです。昨日のコメントについて反省しているということを、稲葉さん以外の読者の方にも知ってもらいたいので。
fuku33先生の件では、「常野」と書いてあったと思います。ただどこで見たのかは覚えていません。記憶違いだったらすみません(たぶん稲葉さんのコメントは2つあったと思います)。
そうですか、どっかで書いてましたかね。あんまり気にしてなかったんで。気にする人は気にするんですよね、やはり軽率でしたか。
僕がカチンときたのは罵倒の方でした。
でももちろん、昨日のコメントはそれと全く関係ないはずのことで、反省しています。
匿名による中身のない批判は気にならないが、顕名でそれを行われれば腹が立つというところがあるのではないでしょうか。まあ、こういうことを指摘するのは私もうかつなことをよくやる以上自分にも返ってくるので自重もこめてということで。では。
稲葉先生はそこまで悟っていらっしゃるのですね。