岡山放送局

2008年11月22日 19時15分更新

女性対象 山の手入れ講習会


林業に携わっている女性たちが山の手入れの仕方について学ぶ講習会が21日新見市で開かれました。

これは新見市などが、市内に住む林業家の妻など女性たちにも山の手入れの仕方を学んでもらい山林が荒廃するのを防いでいこうと開いたもので、8人の女性が参加しました。

参加者たちはヒノキが植えられている山で枝打ちの仕方を学び、まず、新見市や地元の森林組合の職員などから作業の安全を守るうえでの注意点を教わりました。

そして実際の作業では、枝の切り口の面積をできるだけ小さくした方がよいことや、誤って幹に傷をつけたり、皮をはがしたりすると木の商品価値が損なわれるので注意する必要があることなどを学んでいました。
このあと実際に枝打ちの作業に臨み、専用のノコギリを使って手際よく枝を切り落としていました。

参加者の1人は「今後は学んだことを生かして積極的に枝打ちなどの作業に加わり大切な山林を守っていきたい」と話していました。