2008年11月22日 19時15分更新
岡山特産の備前焼でつくった来年のえとの「うし」の置物を窯から出す作業が岡山県新見市で行われています。
窯出し作業が行われているのは、新見市の備前焼作家、大原砂年さんの窯元です。
大原さんは毎年、備前焼でえとの置物をつくっていてことしはおよそ200個の「うし」の置物をつくり、今月上旬から窯で焼き上げる作業を続けてきました。
きのうからは窯出しが始まり、大原さんは焼き上がった置物を窯から少しづつ取り出しては汚れや灰を落として磨き上げる作業を続けています。
置物は大きさ別に4種類あり、最も大きいものには背中の部分に「寿」の文字が刻まれ「金運」を願う打ち出の小槌もついています。えのと置物は大原さんが直接注文を受けて販売していますが、素朴な作風が人気で、毎年ほとんど売り切れるということです。
大原さんは「例年にないよい作品ができました。
来年は景気が良くなって皆さんが笑顔で過ごせる年になるといいですね」と話していました。