県内臨床研修指定病院とその協力病院に勤務する指導医を対象に、県医師臨床研修対策協議会の指導医養成講習会が22日から青森市内のホテルで始まり、参加者が研修医を指導する上での知識を学んだ。
 厚生労働省が認めた講習会の受講が来春から研修指導医となるための必須条件となっており、同協議会の講習会もその一環。県内14の指定、協力病院から30人が参加し、2日間にわたってワークショップ形式で受講する。
 開会式では、県医療薬務課の石岡博文課長が「(医学生と研修病院の組み合わせを決める)2009年度マッチングはここ数年、60人ほどで安定しているが、医師確保のためにはまだ安心できない状況」と現状を訴えた。
 引き続き、講習会がスタート。医師の基本的な臨床能力や研修医への対応方法などについて、ワークショップが行われた。
【写真説明】養成講習に臨む指導医たち