人類オタク計画を推奨する場

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2008年06月08日開設
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第十話 それぞれの心 | エヴァ逆行ss 2008/11/18 05:59
http://myhome.cururu.jp/trtrya/blog/article/41002424078

~NERV本部EVAトレーニングルーム~

 

朝の9時30分シンジはNERVでエヴァの技能訓練をしていた

 

注・この訓練はCGを使ったもので実際にEVAを動かす訳ではない

 

『ではインダクションモードを始めます』

 

「・・・はい」

 

『カーソルが揃ったらすかさず目標をセンターに入れてスイッチ』

 

シンジは上手くやろうとするも初弾は使徒の上を通り過ぎてしまった

 

『落ち着いてもう一回』

 

「はい」

 

ドガガガガガガ

 

 

 


「にしてもよく乗ってくれましたねシンジ君・・・」

 

「私も逃げ出すかイヤイヤやると思ったわ」

 

「それにしてもリツコいくらなんでも訓練始める時間早すぎない?私は眠くて眠くて、ふあ~」

 

そういってあくびをするミサト

 

「あら今日早くに始めたのはシンジ君の申し立てがあったからよ」

 

「シンジ君が?」

 

「ええ朝電話で」

 

 

 


朝7時

 

『訓練を早く始めたい?』

 

「はい」

 

『それは構わないけどどうしてかしら?』

 

「僕はすごく弱いからせめてシンに守られなくても良いように強くなりたいんです・・・・」

 

 

 

 

「シンジ君がそんな事を・・・シン君不思議な子ね、でリツコ彼の身元分かったの?」

 

するとリツコは一枚の紙をミサトに渡した

 

「”情報無し”ってどうゆう事?」

 

「そのままよ彼は一切の情報が見つからなかったのよ」

 

「そんなこと在るの?」

 

「無いわ必ず何かしらの情報が手に入るはずよ」

 

「それが無いか・・・それで問題の不思議少年は?」

 

「今は自宅に居るわ」

 

 

 

 

 

~202号室~


その部屋からは僅かな息使いと汗まみれの体で空中で腕立て伏せをするシンが居た

 

「2万3448・・・2万5677・・・3万・・・うわっ」

 

ドガシャン

 

大きな音と共にシンはフローリングに倒れこんだ

 

「はあはあはあ・・・まだATフィールドを使いこなせないか・・・」

 

シンは空中にATフィールドを張りその上で腕立てをするといういわばATフィールドの応用訓練をしていた

 

普通ならこのくらい分けなく出来るのだがMAGIに感知されない僅かなATフィールドそれを操りながらの腕立て伏せ

 

使徒となったシンでも辛い訓練なのは言うまでも無い


「はあはあ休憩だこんなのやり続けたら体がおかしくなる」

 

するとシンはシャワーを浴びて着替え終わると外へ出て行った

 

 

 

 

 

 

 

~病室~

 

シンは考えていた自分はレイにどういう態度をとれば良いか

 

自分を過去へ戻る力をくれたことは感謝しきれないほどだが、あの綾波と此処にいる綾波は別人で在る

 

だが干渉しなければ彼女は間違いなくゲンドウの駒としてまた死ぬことになるだろう

 

そうしてシンが導き出した答えは・・・普通の関係でいることこれが一番良いと考えた

 

下手に自分が干渉しすぎて自分に好意を持てばレイを利用するゲンドウと同じ気がしてとても不愉快だったのだ

 

 

「綾波入るぜ」

 

シンが中に入るとレイは目をきょとんとしてジッとシンを見ていた

 

「・・・綾波、俺また来るって言っただろ」

 

「・・・そう」

 

心なしか少し嬉しそうなレイだが鈍いシンジはそれに気づかず話す

 

「で決まったか?自分はどうするべきか」

 

その言葉を聞くと途端にレイは表情を曇らせてしまった

 

「・・・・・・・」

 

「・・・ふぅ分かったいつか答えが出せるようになったら教えてくれ病人に無理は悪いからな」

 

そう言うとシンはビニール袋からリンゴを取り出して剥き出した

 

シャリシャリシャリ

 

ただ部屋にはリンゴの剥く音が聞こえその音が終わるとシンは

 

「綾波リンゴ食べれるか?」

 

「・・・・大丈夫」

 

「フォーク持てるか?」

 

すると包帯だらけの腕でなんとか掴もうとするも失敗した。

 

シンは溜息をついてリンゴを一つレイの口元に突き出した

 

「これで食べれるだろ」

 

シンがリンゴを口元に出した時

 

レイの頬が僅かに赤く染まったが鈍いシンが気付く事はなかった

 

「あ・・・ありがとう」

 

シャクシャクシャク

 

よほど美味しかったのか物の数分で残っていたリンゴも食べきってしまった

 

「・・・綾波いつもは何食べてるんだ?」

 

「・・・薬」

 

シンジはようやく確信したリンゴをあれだけ美味しそうに食べたのだろくに食事もしてないんだろう
という予想は的中した。

 

「綾波、良かったら学校の弁当俺が作ろうか」

 

「・・何故?必要な栄養はとってるわ」

 

「そのリンゴを食べたときどう思った?」

 

「・・・分からない」

 

(やっぱり・・・)

 

予想道理レイはゲンドウから普通の人間に必要な感情を教えられて無いのだ

 

ただ教えられて無いだけで心のどこかで感じてるようでリンゴを食べたときにあのような反応をしたのだろう


「でも・・・嫌じゃない」

 

「そうかなら俺が弁当を作っても良いな、たぶんリンゴを食べた時と同じ気持ちになれるぜ」

 

「・・・構わないわ」

 

その答えに少し笑って

 

「じゃあまたな今度は此処じゃなく学校で」

 

そう言って部屋を出て行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「私は彼をどう思ってるの?・・・分からないでも嫌じゃない・・・」

 

 

 

 

 

あとがき

 

久々の更新となりましたコメント数が少なくなるのを覚悟の上で頑張ります。

 

 

 

 

次回予告

 

朝から慌ただしいミサトの部屋いったい何があったのか?

そして二人はランドセルを・・・んな訳ない

 

次回 学校へ行こう

 

ボケた先生「何じゃこのタイトルどっかで見たような~」

 

 


 


 

綾波レイ 14歳  ファーストチルドレン エヴァンゲリオン零号機に搭乗

 

作品中の3大ヒロインの内の一人

 

このキャラクターから無口キャラは世間に広がった

 

この先どうゆう活躍をするかは思案中

 

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第九話 めちゃくちゃ家族? 後編 | エヴァ逆行ss 2008/11/06 23:34
http://myhome.cururu.jp/trtrya/blog/article/41002404374


「到着」

 

「このマンション?」

 

二人を乗せたタクシーはコンフォート17というマンションに停まった

 

「そう、じゃ運転手さん代金はこの十倍NERVに請求しといて」

 

「はぁ」

 

そうしてタクシーから降りた

 

「ねえ何でNERVに払わせるの?」

 

「ん、嫌がらせ」

 

シンは少し楽しそうに話していたそんなシンにシンジは苦笑いを浮かべるしか出来なかった

 

 

 

 

~202号室~

 


「此処がそうだ」

 

「ってシン、ドアが開いてるよ?」

 

「ああ、あの人だな・・・」

 

そうこうしているとドアが開いた

 

「あらシン君にシンジ君お帰んなさい」

 

するとそこには笑顔のミサトが立っていた

 

「ミサトさん此処は俺たちの家ですけど・・・」

 

「細かいことは気にしない気にしないさあ入った入った~」

 

するとシンも勘弁したのか

 

「分かりましたよ入るぞシンジ」

 

「えっあの・・お邪魔します」

 

「シンジ君此処は「シンジ此処は俺達の家だ他人行儀な言い方は止めろ」

 

「・・・た、ただいま#」

 

シンは笑って

 

「お帰り」

 

と言った、そのころ部屋の隅で

 

「良いのよ私なんて・・・ブツブツ」

 

三十路まじかの女が一人がイジけていた

 

「だあれが三十路まじかよ!!!!」

 

失礼しました。30歳近い独身の女が「なお悪いわ!!!!!」

 

 

 

 

 

~再びシンジ達~

 

 

「さて荷物も運びこんだしメシにするか」

 

すると

 

「じゃあお姉さんが腕を振るってあげましょう♪」

 

 

 

ビシリ(空気が凍る音)

 

 

 

 

「わあミサトさんが作ってくれるんですか楽しみですね」

 

「うふふそうでしょそうでしょ♪」

 

「・・・・悪い俺先に風呂入るから先に食ってて」

 

「あら今から作るから大丈夫よ」

 

「俺、長風呂なんで!」

 

と言ってさっさと脱衣所へ入ってしまった

 

「変なシン?」

 

「さあ作るわよ~♪」

 

 

 

「・・・すまんシンジ悪く思うな俺はまだ死にたくない」

 

 


20分後ミサトのカレーを食べた少年が一人気絶したのは言うまでもない・・・

 

「あら美味しすぎて気絶しちゃって~、ん~美味し♪」

 

 

次回予告

 

悪夢の夜を終え二人はそれぞれ強くなろうとしていた

 

再び綾波の元に向かうシン・・・・何故リンゴを買っている?

 

次回 思いと変化

 

マヤ「仕事の後はやっぱりパチンコですね^^」

 


 

 

神門シン 14(?)歳 NERVチルドレン  エヴァンゲリオン序号機に搭乗

 

イメージはシンジの悪っぽい感じです。

碇シンジとは違い使徒なのでATフィールド発生中は目が赤くなる
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第九話 めちゃくちゃ家族? Aパート | エヴァ逆行ss 2008/11/04 23:01
http://myhome.cururu.jp/trtrya/blog/article/41002401003

「シンジ~どこだ~」

 

そこには病室を出たシンが廊下を歩いていた

 

「・・・・・・何やってんだあいつ。」

 

シンの目線の先にはシンジが正座して看護婦に怒られていた。

 

 

 


「まったく此処は病院なんですよ!!他の人の迷惑を・・・」

 

「はいごめんなさいすいません・・・・」

 

 

 

 

 


「・・・あっち行っとこ。」

 

 

 

数分後

 

「・・・シンジ大変だったな。」

 

「シンが集まる場所も決めずにどっか行くからだろ。」

 

少し不貞腐れてシンに話す。

 

「はは悪い悪い・・・じゃ今度こそ行こうか。」

 

「・・・分かったよ。」

 

シンジは少し笑ってシンを追って歩いて行った。

 

 

 

 

 

~病院玄関~

 

「ねぇシン」

 

ちょうど病院を出るかという所でシンジがシンに話かけた。

 

「行くのは良いけど車はどうするの?」

 

それは当然の考えだったNERVの人は何処にも居ないし外に車が在ると思ったがそれも無かったからだ。

 

「タクシー使うよ買い物もしないとな」

 

するとシンはタクシーを止めてさっさと乗り込んだ

 

「シンジも早く乗れ」

 

「うっうん」

 

 

 

~コンビニ~

 

「じゃあ此処で待ってて」

 

シンはタクシーを待たせてシンジと一緒にコンビニへ入って行った

 

「じゃあ此処で解散好きな物、持って来ていいよ金はいくらでも在るから」

 

 

数分後レジ

 

シンジが持って来た物

 

・牛乳

 

・食パン

 

・弁当

 

・お茶

 

・歯ブラシ

 

・コップ

 

・タオル

 

 


シンが持って来た物

 

・米袋(災害時の特別用の物を金に物をいわせ購入)

 

・ジュースX4

 

・ビールX1ダース

 

・その他の食料

 

・雑誌X5

 

 

 

 

「なんでビールなんか買ってるの?」

 

「今に分かるよ・・・あっこれNERVに付けといて」

 

NERVって子供にビール買わせる所なの?と店員は突っ込みたかったと後に語る

 

そう話していると近所のおばさんの話が聴こえて来た。

 

「昨日の事件怖かったわね~」

 

「ホントよ昨日だけでも転出届が100件を超えたらしいわよ。」

 

「そうでしょうね~」

 

「うちも引っ越そうって主人が・・・」


その場には複雑そうな顔をした二人が立っていた

 

 


~タクシー~

 

「運転手さんちょっと寄り道しても良いですか?」

 

「えっシン何処行くの?」

 

「朝いったとこにね」

 

 

 

 

~高台~

 

そこには高い建物が全くない町が広がっていた

 

「・・・なんだか寂しい所だね」

 

シンジがそう呟くと

 

「そろそろかな」

 

すると警報がこだまし地面からビルが地上に上がってきた。

 

「すごいビルが生えて来る!」

 

「これが俺達が守る場所だ」

 

するとシンジは自分を非難するように

 

「僕はなにもしてないよただやられただけで・・・」

 

するとシンは少し笑って

 

「違うぞシンジ戦おうとしたそれだけで良いんだ・・・頑張ったなこれからも頼むぜ」


「・・・ありがとう(人類を守るそんな覚悟はないけどでも・・・・)」

 


(シンを手伝う位なら僕にも出来るかもしれない)

 

 

 


少年が少し成長した頃タクシーでは


(早くしてくれないかな~他のお客さん探さないと今日のノルマが・・・)

 

可哀そうなおじさんが一人座っていた

 

 

 

 

あとがき

 

前話の予告で二人の共同生活と言いましたが後編に回させてもらいましたすいません(--)

 

 

次回予告

 

家へ到着したは良いが

 

そこには見覚えのある顔と散らかった部屋があった

 

次回 めちゃくちゃ家族? 後編

 

ミサト「シンちゃん達早く来ないかな~エビチュ美味しいわ~」

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第八話 知らない少女 | エヴァ逆行ss 2008/11/02 17:02
http://myhome.cururu.jp/trtrya/blog/article/41002395939

~病室~

 

「・・・って事があった。」

 

もちろんシンはとのユイの手紙の話はしていない今のシンジに伝えることでは無いと思ったからだ

 

「えっじゃあ僕とシンが一緒に暮らすってこと?」

 

「そうだ場所は朝決めて来た・・・さて行こうか退院出来るんだろ」

 

「うんでも着替えないと。」

 

「じゃあ俺はそこらをうろついて来るよじゃまた後で。」

 

そう言ってシンは走って行ってしまった。

 

「あっシン!・・・・後でって何処でだよ・・・」

 

どこか抜けているシンいやこんな所はシンジだった頃のなごりなのか

 

そんなシンに頭が痛くなるシンジだった。

 

 

 

 

 

~綾波レイの病室前~

 

「綾波レイ・・・」

 

 

 

数年前

その時シンジは半壊したNERVのMAGIを使って調べていた

 

「綾波レイ・・・初号機起動実験の際、誕生・・・クローンの複製に成功・・・第二使徒リリンの細胞を持つか

・・・でも綾波は物じゃ無いだが人間でも無い・・・」

 

 

 

 

 

 

「俺はどうしたいんだ・・・」

 

シンは扉の前でこう着していたが数分後やっと病室に入った

 

「入るぞ」

 

中には包帯まみれのレイが一人無表情に居た

 

(綾波・・・でもこの綾波とは違うんだ)

 

レイはシンをじっと見ていた。

 

「初めまして綾波さん」

 

「あなた誰?」

 

「俺は神門シン、新しくお前達と戦うチルドレンだ」

 

「あなたが初号機に乗ったの?」

 

「いや初号機にはシンジが乗った、だが暴走してな俺の序号機で止めた。」

 

「・・・なぜ此処に。」

 

「怪我をしたと聞いたからお見舞いにな」

 

「・・・そう。」

 

それっきり二人の間には会話が無くなった。

 

 

「・・・綾波、君は自分で考えて自分で生きろ」

 

「何故?」

 

「それがある人の願いだから」

 

するとレイは少し考えこんで。

 

「命令ならそうするわ。」

 

「命令じゃない自分で決てくれ」

 

その後また黙ってしまったレイに

 

「すぐに答えは出さなくて良い、よく考えてそれから決めろ・・・また来るよ」

 

そう言ってシンは病室から出て行った。

 

残されたレイは

 

(あの人は私に考えろと言ったなぜ?・・・分からない・・・)

 

いろいろな思いが頭を回っていた。

 

その頃シンは・・・

 

「綾波・・・・あれシンジどこだ?」

 

・・・やっぱり基本はシンジだった

 

 

 

「シン~何処ーー!!」

 

・・・その頃シンジは病院内を駆け回っていたその後看護婦さんに怒られた事は言うまでもない。

 

 

 

 

あとがき

 

今回はシンの心境を中心に書かせて頂きました。


でもキャラクターの中で一番書きやすいのはシンジだと思いました。

 

次回予告

 

シンジとシンの共同生活スタート

 

お隣はミサトさん?


シンジはシンとの生活に何を思うのかそしてシンは・・・

 

次回 めちゃくちゃ家族? 前編

 

 

碇ゲンドウ「・・・・そのためのサービスだ」


碇シンジ 14歳  サードチルドレン エヴァンゲリオン初号機に搭乗

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第七話 終わりと交渉 | エヴァ逆行ss 2008/11/01 21:57
http://myhome.cururu.jp/trtrya/blog/article/41002394669

~戦闘終了直後~

 

 

普通なら発令所は喜びの声で震えても可笑しくはなかっただがこの時は静寂が場を支配していた

 

『おいさっさとシンジを戻さなくて良いのか・・・』

 

「はっ・・・そっそうねマヤ回収班急がせて」

 

「はっはい」

 

慌てて言い放つリツコに多少笑いが出てくるシンとNERVスタッフだった


『ふふっ・・・さてとじゃあ俺もNERVに入れてもらおうか今度は客人として。』

 

これには空気が固まったあの初号機を倒した機体がこのNERVに来るのだ


笑い声は消え再び緊張が場を支配する。

 

「・・・碇司令構いませんか?」

 

「・・・・」

 

「碇」

 

「問題ない」

 

 

~ケイジ~

 

『先の戦闘で機体の左腕を損傷、自己修復を開始します。完了まで約178時間後です。』

 

機械の無機質な戦闘報告を聞きながらシンは考えていた。

 

「さてあいつらは俺のプレゼントにどう反応するかな・・・ちっ早く終わらせたいぜ」

 

愚痴をこぼしながら機体から降りると司令室へのお迎えが来ていた

 

 

 

~司令室~


「対象を御連れしました」

 

(ふん対象かさすがに俺をすんなり信用する気は無いらしいな・・・)

 

「分かったもう下がっていいぞ」

 

冬月がそう言うと黒服の男達は退室していった


「さて話を聞こうかたしか・・・シン君といったかな」

 

シンは内心めんどくさいと思いながらも一芝居打っておくことにした。

 

「あなたは?」

 

「おっと失礼、私は副司令の冬月コウゾウという者だ。」

 

「そうか・・・であんたが碇ゲンドウか」

 

するとシンは冬月の隣に視線を向ける

 

「あんた宛に碇ユイからの・・・」

 

ユイと聞いたとたんずっと黙っていたゲンドウが口を開いた

 

「ユイだと・・・貴様ユイを知っているのか」

 

初対面の人に対して失礼な態度だった

 

「碇!すまないシン君この男は話が下手でな・・・だがユイ君とはどうゆう事か教えてくれんかね?」

 

「・・・質問に答えるためにもこの手紙を読んでくれ」

 

すると一枚の手紙を冬月に渡した

 

「これは?」

 

「碇ユイが碇ゲンドウに渡せと」

 

すると冬月からゲンドウへと渡された

 

(ユイ・・・)

 

いろいろな思いを抱きながら手紙を開いた

 

 


--------------------------------------------------------------------------


ゲンドウさんへ

 


あなたがこの手紙を読んでいる時にはもう

 

私は初号機に取り込まれてた後でしょう。

 

でも悲しまないで下さいこれは決まっていた事なんです。

 

それより私の最後の我がままを聞いてください

 

使徒が襲来した時にこの手紙と一緒に子供が来ます。

 

その子供は私の知人の息子なのでその子供に失礼のないように対応してください

 

その子にはなにか特別な物を感じます。

 

きっとシンジともいい友達になるでしょうよろしくお願いします。

 

最後に愛していますよゲンドウさん

 

 


P.S    冬月さんに迷惑かけないようにしてくださいね


                                碇ユイより


--------------------------------------------------------------------------

 

 

 


ゲンドウが読み終わった後、冬月がその手紙を読んだ

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

二人とも黙る事しかできなかった

 

そのシリアスな空気の中、取り残されたシンは

 

「話をしても良いか・・・」

 

「あっああ何かね」

 

その場には現実に引き戻された二人がいた

 

「俺の此処での待遇についてだ」

 

するとシンは以下の事を提示してきた。

 


・NERVのEVAパイロットと同じ待遇にする

 

・NERVのIDカードと住居の手配

 

・監視と盗聴の禁止

 

・使徒殲滅時の機体の損傷はNERVが負担する事

 

・EVAパイロットとの共同生活の自由

 

 

「・・・こんな所だ。」

 

「おおむね分かったが住居はどうするかねこのNERV内の・・・」

 

「シンジと一緒に住ませてもらう。」

 

それには多少の疑惑があったのか冬月が問い詰めようとするが

 

「シン君それは・・・」

 

「構わん」

 

「碇・・・」

 

それまで黙り続けていたゲンドウが口を開いた

 

「全て許可する用がすんだなら出て行け」

 

やはり偉そうに言い放った

 

「では失礼します。」

 

 

 

「碇・・・」

 

「ユイが何か感じた人間だしばらく泳がせるそれに使徒殲滅のコマは多い方が良い」

 

そう言うとゲンドウは二度目の不敵な笑みを浮かべた

 

(ユイ君・・・こいつのどこが可愛いというんだ)

 

 

 

 

~公園~

 

「さすがの赤城博士もMGIを使うとは思わないだろう・・・くくくあの手紙が偽物と何時気づくかな」

 

(さあ幕は上がった俺の舞台で踊って貰うぜ碇ゲンドウ・・・)

 

 

 

 

次回予告

 

シンジとの会話を終えシンはレイの元へと向かう

 

その目的とは?

 

そしてシンジは?

 

次回 知らない少女

 

 

伊吹マヤ「えっと私ですか!えっとあの~えっ葛城三佐が男の人と・・・・不潔」

 

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