~病室~
シンジは目が覚めるとまったく知らない場所で寝ていた
「・・・知らない天井だ。」
~戦闘跡地~
「にしてもハデにやってるわね。」
その場にはミサトとリツコそれと他のスタッフが居た。
「あらこの被害は使徒の攻撃によるものと伝えたんじゃないかしら?」
リツコからしてみれば使徒が原因でこうなったと伝えてるから問題無いという考えだろう
「いやいやそうじゃなくてあいつらよあ・い・つ・ら」
そういうと目線を通常よりあきらかに多いこの周り一帯を封鎖している自衛隊に向ける
「あれだけ車や人間バンバン使って此処はすごい戦闘がありましたよって見せびらかさんでも。」
ミサトが反場呆れながらしゃべる
「・・・此処でこれだけ大きな戦闘が会ったと周りの国に呼びかける材料に使うのよ、それよりいいニュースが届いたわ。」
「何?」
「私たちの希望が目を覚ましたそうよ。」
~ゼーレ首脳会談~
『第三の使徒襲来とその殲滅、そして三番目の子供の接収およびEVA初号機の初起動、概ね規定道理だ』
01と書かれたモノリスから声が出るそれに続き別のモノリスからも声が聴こえて来る
『ただ問題はあの機体だな』
『さようあれは死海文書にも記されていなかった』
するとその場に居たゲンドウは
「死海文書も完全ではありませんイレギュラーな事もあるでしょう」
いたって冷静に話すゲンドウ
『しかしあれは暴走した初号機を止めた、十分な驚異だと思うが』
するとゲンドウは少し笑いながら
「ふっ問題ありません一機しか無いうえに乗っているのは子供、どうとでもできます。」
すると周りのモノリスも納得したように黙っていると一つのモノリスが話始める
『NERVとEVAの適切な運用および問題解決は君の責務だくれぐれも失望させないようにたのむよ。』
『さよう重要な問題は人類補完計画それが君の役割だ』
「分かっています全てはゼーレのシナリオ道理に。」
ゲンドウがそういうとモノリスは消えその場にゲンドウのみ残った
~病院~
「シンジ元気か」
声と共にシンがやって来た
「あっ・・・シンあの・・・ありがとう」
「何が?」
ホントに分からないように首を傾げる
「あのほら昨日の戦闘で・・・」
「ああ気にするなあれは初号機が暴走したからだシンジの性じゃ無い・・それよりシンジはあの時気絶してたから知らないんだよな。」
シンの顔が急に険しくなった
「いったい何があったの」
「・・・じゃあ話すぞ。」
「うおおおおおおおおお!!」
「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
初号機の攻撃を紙一重でかわすシンなんとか隙を見つけて捕まえようとするも
相手は初号機、覚醒こそしてないとはいえ暴走でも十分使徒を超える力を持っている
だがそれは序号機も道理、シンは自分のATフィールドを序号機に上乗せし性能を上げ
互角の戦闘をしていた。
(だがこっちは使徒とはいえ疲れる長期戦はこっちが不利だな・・・なら)
一方発令所は混乱が広がっていた。
いきなり表れた機体は初号機と戦ってやられずに持ち堪えていたのだ
まだ全員が動揺してるなか通信が入った。
『作戦部長か誰かその場にいないか』
「シ、シン君」
『ミサトさんその場にこの作戦を取り仕切っている人はいないか』
「さ、作戦部長は私よ」
『じゃあ今から30秒後にありったけのミサイルを俺と初号機に打ち込め』
「で、でもシン君今迎撃システムは30パーセントしか・・・それにあなたに打ち込んだら」
『ぐだぐだ言わず早くやれ死にたいのか!!、ぐっ!』
ミサトと話ている事で集中力が落ちたのか初号機の攻撃で右肩の装甲を持っていかれた。
「シン君!!」
『黙れさっさと打ち込め!!』
シンはそう言うと回線を閉じた
「青葉くん!!」
「準備出来てます」
(8・・・7・・・6・・・)
『5・・4・・3・・2・・1・・今よ!』
数十発のミサイルが序号機と初号機に当たる
「ダメージは!」
「ダメです目標、無傷です!」
「くっ」
「いや十分だ」
次の瞬間、爆煙の中から序号機が出てきて初号機に掴みかかった
とっさの事に反応が遅れたのか、かわす事が出来ず序号機と共にそのまま倒れこむ
「これで終わりだ!!」
右のブレードで初号機の右腕を地面に固定するように刺す
ズブリ
「ちっちょっと痛いが・・・しゃあねえ」
次の瞬間シンは左のブレードで序号機の右手を切り裂いた
ザンッ
「がああああ!!!・・・ぐっうおおおおおおお!!!!」
するとブレードで固定した腕を軸にして初号機を反転させエントリープラグを引き抜いた。
「はあはあはあはあ・・・・・終わった・・・・いや、まだ始まったばかりだ」
「すごい・・・」
「これがエヴァ同士の戦い・・・」
「碇これはシナリオには無いぞ!」
「・・・(なんだあれは)」
この時からゲンドウのいや全ての歯車が変わり始めていたことを
まだ誰も知らない
次回予告
戦闘を終えたシン休む間もなく碇ゲンドウの元へ
そしてシンの口から語られる言葉とは?
次回 終わりと交渉
赤城リツコ「あらあたしが予告を・・・ミサト、作戦部長なら作戦を立てなさいよ・・・不様ね」