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亡命チベット人会議、中道路線の継続を支持

  • 2008年11月22日 19:36 発信地:ダラムサラ/インド
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中国チベット自治区の亡命政府があるインド、ダラムサラ(Dharamsala)で、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世が拠点とする寺院に向かって祈る亡命チベット人(2008年11月22日撮影)。(c)AFP/MANAN VATSYAYANA

【11月22日 AFP】世界各地にいる中国チベット(Tibet)自治区からの亡命者代表が集まり、チベット問題の今後の運動方針を協議している亡命チベット人会議は22日、自治獲得を求めて中国政府との交渉を行うこれまでの中道路線の継続を支持した。

 この会議は対中国方針の見直しをめぐり、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世が呼び掛け、亡命政府が拠点を置くインド・ダラムサラ(Dharamshala)で開催され、各地の亡命チベット人コミュニティーを代表する600人が集った。

 亡命議会のKarma Choephel議員が閉会式で「われわれは中道主義をさらに追求していくことを希望する」と述べると、会場は大きな拍手に包まれた。

「中道主義」はダライ・ラマが提唱してきた方針で、中国政府に対し、チベットの完全独立ではなく自治の確保を求めていく姿勢をいう。(c)AFP

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