2008年11月21日 22時1分更新
日本での就職を希望する留学生を対象にした大学主催の就職セミナーが21日、岡山市の吉備国際大学で開かれました。
この就職セミナーは、高梁市の吉備国際大学が、留学生に日本での就職の機会を提供しようとことし初めて開いたものです。
会場の吉備国際大学の岡山市にあるキャンパスには、岡山市を中心とした7つ企業がブースを設け、中国と台湾からの留学生9人が参加しました。
留学生は企業の採用担当者から仕事の内容や給与などの待遇の説明を受け、日本語を使って自分の長所などを、熱心に伝えていました。
吉備国際大学では現在、中国や韓国などからおよそ300人の留学生を受け入れていると言うことで、大学の担当者は「海外との貿易で語学の堪能な留学生を必要とする企業もあるので、このセミナーを通じて採用につなげてもらいたい」と話していました。
参加した中国からの留学生の1人は、「景気の低迷で、日本での就職は厳しいとは思いますが、これまで学んできた日本語を生かした仕事をしたい」と話していました。