予選ラウンド2日目を迎えたダンロップフェニックストーナメント、注目の高校生プロゴルファー石川遼選手は、4つスコアを伸ばし、6位タイで決勝ラウンドに進みました。賞金総額2億円、優勝賞金4000万円をかけた、ダンロップフェニックストーナメントには、国内外のトッププロ84人が出場しています。注目の高校生プロ石川遼は、予選2日目、猛チャージをみせます。17番ショートホールでは、この長いバーディーパットを沈め、笑顔でガッツポーズ!さらに、最終18番でもバーディーを奪った石川。トップと2打差の3アンダー、6位タイに順位を上げました。(石川遼選手)「良いスイングとゴルフができたのでその点は満足している」「明日もきょうのように思い切ってドライバーからアイアンも打っていって、最後のパターが決まってくれればいいと思う」一方、延岡市出身の甲斐慎太郎は、序盤から苦しいプレーが続きます。結局、甲斐は、20日より2つスコアを落とし、トータル6オーバー59位タイでホールアウト!辛うじて予選を通過しました。それでは、予選2日目の結果です。5アンダー、単独トップに立ったのは、近藤智弘、1打差の2位タイには、松村道央などがつけています。ダンロップフェニックストーナメント、22日からは、いよいよ決勝ラウンドが行われます。
大分市に本社のある食品スーパー「マルショク」が、三股町の店舗で、アジやイワシの丸干などの賞味期限を、実際より17日間長く表示して販売していたことが分かりました。九州農政局は、適正な表示に是正するようマルショクに指示しました。不適正な表示が見つかったのは、三股町にあるマルショク・エル一万城店で、去年3月から今年7月までに販売されたアジやイワシの丸干など、あわせて5種類の水産物加工品です。九州農政局によりますと、今年7月、管内のスーパーを対象に、食品の表示に関する特別調査を実施したところ、仕入先が「5日から14日」と伝えていた、水産物加工品の解凍後の賞味期限を、店側が、根拠なく、「5日から31日」と17日間長く表示して販売していたものです。このため、九州農政局では、JAS法に基づき、マルショクに対し、不適正な表示の是正や、再発防止策を取るよう、21日付けで、行政指導としての「指示」を行いました。これについて、マルショクでは、「今回の件について申し訳なく思っている。法令順守の向上にさらに努めていきたい」としています。
就職戦線です。来春、高校を卒業予定の就職希望者を対象にした合同就職面接相談会、ジュニアワークフェアが宮崎市で開かれました。景気の先行きが不透明な中、さらに厳しさを増す就職戦線、高校生たちが面接に臨みました。この就職フェアは、宮崎労働局が毎年開いているもので、21日は、県内の高校3年生、約360人が参加しました。会場では、県内に拠点を持つ企業、約50社がブースを構え、生徒たちは、自分が希望する職種の企業のブースを訪れると、緊張した面持ちで担当者との面接に臨んでいました。宮崎労働局によると、10月末現在の県内の高校生の就職決定率は、66.7%となっていて、去年に比べて大きな落ち込みは見られません。しかし、世界的な金融危機による景気悪化は、高校生の就職活動にも、着実に影響を及ぼし始めています。(ハローワーク宮崎・冨樫仁業務次長)「求人数自体減っています。今年は特に経済状況が先行き不安で見通しが経たないので求人の提出を控えているという傾向があるのかなと思っている。」実際、今年のフェアに参加した企業は53社で、去年に比べ、20社近く減少しました。求人数も、約100人減少していて、こうした状況に、生徒たちの間からは、不安の声も聞かれました。(高校生は)「採用人数が少ないとは感じる。不安は・・・不安だらけです。とにかく頑張らなきゃいけないなと思っている」「受かったとしても落ちてしまう(取り消されてしまう)のも聞いているので、受かったとしても安心できないなとは思う。」総務省の調査によりますと、雇用者全体に占める非正規雇用者の割合は、15歳から19歳で、7割を超えていることがわかりました。先の見えない景気の後退感、若者にとっては、依然、厳しい就職状況が続いています。
創造性豊かな作品が出来上がりました。体に障がいがある人たちの絵画や手芸品などの作品展が、宮崎市で開かれています。障がい者の社会参加を促そうと、毎年開かれているこの作品展。会場には、身体の不自由な人たちが制作した絵画や手芸品など、約800点が展示されています。中には、ペットボトルのふたを集めて作られた牛のオブジェや、新聞の折り込みチラシを使ったふくろうの置物など、創造性豊かな作品も並んでいます。こちらは、手や足などに障がいのある十数人が、共同で作った和紙のちぎり絵です。国富町の法華嶽公園をたくさんの和紙で色鮮やかに表現しています。(ちぎり絵を共同でつくった上村叶子さん)「障がい者でも、なんとかこんな作品ができるんだなあって、勇気付けられればいいかなと思って」この作品展は、宮崎市の身体障害者福祉会館で、22日まで開かれています。
宮崎海洋高校の実習船「進洋丸」が、長い航海実習を終えて、21日、宮崎港に帰ってきました。実習には、2年生35人が参加、今年9月から73日間、ハワイ沖で、マグロ延縄漁業や船の操作などを学びました。在校生や保護者らが出迎える中、帰港式では、磯部友希さんが、「充実した実習で、大きく成長することができました」と挨拶しました。この後、実習生たちは、家族や友人たちと記念写真に収まるなどしていました。
新鮮な海の幸を提供する「海の駅・ほそしま」が21日、日向市にオープンしました。「海の駅・ほそしま」は、日向市が、総事業費6700万円をかけて、細島地区にある日向市漁協の隣に建設したものです。海の駅では、新鮮な魚や水産加工品などが販売され、初日から、大勢の買い物客で賑わいました。また、海の幸を使った6種類の定食が味わえるレストランもあり、人気を集めていました。