デーモンツール(Daemon tools)の使い方
今回はデーモンツール(Daemon tools)の使い方についてです。
◆デーモンツールの使い方
0.対応しているイメージ
デーモンツールは12拡張子、8種類のイメージに対応しています。
mdf,mds : MediaDescriptor
b5t,b6t : BlindWrite
bwt : BlindWrite
ccd : CloneCD
cue : キューシート
isz : 圧縮ISO
nrg : Nero
pdi : Instant CD/DVD
cdi : DiscJuggler
iso : 標準ISO
1.事前設定
初めにタスクバーのデーモンツールのアイコンを右クリックして下さい。
大きく3種類の設定がありますので、1つずつ見ていきます。
(1)仮想CD/DVD-ROM
(1)-1 デバイスパラメータの設定
仮想ドライブの詳細設定ができます。
手順)「タスクバーのアイコンを右クリック」-「仮想CD/DVD-ROM」-「デバイスxxxxx」
手順)仮想ドライブの詳細設定
6項目が指定できますが、通常使うのはドライブ文字ぐらいでしょうか。
* ベンダ
* モデル
* リビジョン
* ドライブ文字
* DVD地域
* 挿入の自動通知
(1)-2 デバイス数の設定
仮想ドライブをいくつつくるかの設定で、最大4つの仮想ドライブまで作成できます。
手順)「タスクバーのアイコンを右クリック」-「仮想CD/DVD-ROM」-「デバイス数を設定」
手順)作成したい仮想ドライブ数をクリックすることで設定されます
(2)-1 仮想ドライブのエミュレーション設定
エミュレーションを有効にすることにより、プロテクトコピーガードが掛けられているISOファイルやCCDファイルを再生することが出来るようになります。
対応するプロテクトエミュレーションは4項目
* Safedisc
* Securom
* Laserlok
* RMPS
ゲームソフトがどのプロテクトを使用しているかはこちらのデータベースで確認して下さい。
手順)「タスクバーのアイコンを右クリック」-「エミュレーション」-「有効にしたいエミュレーションを選択」
この例ではSecuROMのエミュレーションをONにしています。
エミュレーションがONになると、タスクバーのアイコンも緑に変わります
(3)オプション
オプションでは9つの設定がありますが、詳細な説明は省略します
* DTパネル有効 デーモンツールのパネルを有効にする
* セキュアモード 権限の無いアクセスに対してデーモンツールの操作を保護
* 自動マウント Windows起動時に前回マウントしていたイメージを継続マウントします
* 使用状況のチェック 使用状況の確認
* 自動起動トレイアイコン windows起動時に自動でデーモンツールが起動します
* アップデートの確認 アップデートを自動で確認してくれます
* ホットキー ショートカットキーの設定
* シェル統合 拡張子の紐付け(のようなもの)
* 言語 言語設定
手順)セキュアモード、自動マウント、自動起動トレイアイコン、アップデートの確認の4つを選択して下さい
慣れてきたら、自分好みの設定に変更してもらえればと思います。
特筆すべきなのは「言語」の設定になります。
以前のv3.xxでは有志が作成してくれた日本語化パッチを適用していましたが、v4からは多種言語に対応しており、この設定で言語を変えることができます。
4.イメージのマウント方法
手順)「タスクバーのアイコンをダブルクリック」-「マウントしたいドライブを選択」
マウントしたいイメージファイルを選択すれば完了です
デーモンツール(Daemon tools)のアンインストール方法
1.「スタート」-「DAEMON Tools Lite」-「Uninstall」
2.アンインストールしますか?と聞かれますので「OK」
3.全ての仮想デバイスを削除しますか?と聞かれますので「OK」
4.アンインストールが完了するとこの画面が出ますので「完了」
次回はデーモンツールの設定について説明します。
ファイルをサムネイルで視覚的に管理できるオンラインストレージ「quanp」
quanp
コピー、プリンターなど複合機でおなじみのRICOHですが、2008.11.13にquanp.netという、ファイルをサムネイルで視覚的に管理できるオンラインストレージを開始しました。
有料版が基本ですが、1GBの制限付きで無料でトライアルができるようなので早速試してみました。
会員登録に必要なのはメールアドレスだけなので手軽でした。
* ご希望のquanp ID
* パスワード
* ニックネーム
仮登録メールです。
リンクをクリックして登録と。
本登録完了しました。
利用するには、ブラウザと専用アプリケーションと2種類の方法があるようですね。
まずはブラウザからアップロードしてみる。
・・・確かに、サムネイルで見れるので分かりやすいですが、まぁ普通です。
簡単なアップロード quanpではデスクトップのファイルをドラッグして、qunapのプレイスにドロップするだけで、簡単にアップロードできます。誰でも簡単に使えるユーザーインターフェイスです。
とあるので、期待の専用アプリケーションです。 まずはダウンロード。
Microsoft .NET Framework 3.0が必要なようです。
実際に使ってみましたが、これは便利です。
ドラッグ&ドロップで使えることや、右側のスライダーで保存タイムスタンプで見れたり・・・・色々あるので慣れたら・・・いいかも。
quanp monitorというフォルダと自動同期することもできるようで、、、、期待通りというか、期待以上です。
身内でのメインネットストレージとして使ってみようと思います。
デーモンツール(Daemon tools)のインストール方法
1.ダウンロードしたインストーラーをダブルクリック
2.パソコンの設定によってはセキュリティの警告画面が出ますが、安全なソフトですので「実行」
3.インストール時のお約束の案内画面なので「次へ」
4.これもお約束の使用許諾契約書ですので「同意する」
5.インストールするコンポーネントを選択します。
ここではコアファイルとスタートメニューのショートカットにチェックを入れて「次へ」
6.ブラウザのスタートページに設定するかどうか聞かれますので、チェックを外して「次へ」
7.インストール先の選択ですが、変更する必要のある人だけ変えて「インストール」
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8.インストールが終わると起動するか聞かれますので、ここではチェックを外して「完了」を押します
9.起動方法は「スタート」-「DAEMON Tools Lite」-「DAEMON Tools Lite」で起動できます
起動が成功するとタスクバーにこのようなアイコンが表示されます。
次回はデーモンツールのアンインストール方法を記載します。