今なお根強いハンセン病への偏見と差別をテーマにした映画「新・あつい壁」(07年)が30日午後1時から、魚津市宮津の新川文化ホールで上映される。映画センター全国連絡会議主催。
物語は、フリーライターが、50年前にハンセン病を理由に無実の罪を着せられ死刑になった男性を取材する内容。中山節夫監督が当時と今日の社会の意識の違いを描き出す。らい予防法廃止10周年とハンセン病国賠訴訟勝訴5周年記念映画。
当日は上映後、中山監督のトークもある。前売り券900円、当日券1000円。問い合わせは京都映画センター(075・256・1707)。【青山郁子】
毎日新聞 2008年11月21日 地方版