Coccoがalanに四川復興願う書き下ろし曲提供
alan / Cocco
尊敬するCoccoからの楽曲提供を受け、感激のあまり涙を流したというalan。今後「音楽には国境がないことを、心を込めて丁寧に伝えていきたい」とその意気込みを語っている。
Coccoは「群青の谷」について、「命に満ちあふれた歌が 四川の大地から世界中に 青い渓谷の谷間を駆け抜け どこまで遥か伸びやかに きらきらと天に昇っていくような そんな歌を想いました」とコメントしている。
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alanのニューシングル「群青の谷」が2009年2月4日にリリースされることが決定。このタイトル曲をCoccoが提供していることが明らかになった。
以前よりalanは、Coccoが手がけた絵本「南の島の星の砂」を日本語の勉強のために愛読。沖縄の自然保護のためにゴミゼロ運動を進めるなど、故郷を大事にしたCoccoの活動姿勢に共感していたという。そうした中で、四川大地震の発生を知ったalanは、自分も故郷のために義援金活動としてチャリティソング「幸せの鐘」を制作。その上で「Coccoとともに故郷のために何かしたい」と考え、スタッフを通じてCoccoに詞の提供を願い出た。
Coccoは、alanが出身地の復興のために活動をしていることを知って依頼を快諾。四川省が活力を取り戻すことを願い、作詞だけでなく作曲も手がけた。
震災という悲劇を乗り越えるために生まれたこの日中歌姫のコラボ。四川省だけでなく、より幅広い人々を力づける歌となりそうだ。
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