北信総合病院の第48回病院祭は15、16日、「地域とともに未来へ変わる北信総合病院」をテーマに開かれ、天候にも恵まれて多くの来場者でにぎわった。
病院内では、血液や体脂肪、骨密度などの測定、病気や健康に関連するさまざまな展示が行われたほか、導入したばかりのMRIも紹介され、AEDの使用体験では家族連れなどがアナウンスに従って誰でも使えることを教わっていた。
病院の医師や開業医による講演会には、会場を埋め尽くす人が訪れ、災害拠点病院である同病院の災害救急医療への取り組みや、肺がんに関する診断と治療法、喫煙のリスク、世界中で患者が急増しているという糖尿病などについて、熱心に耳を傾けていた。

好天にも恵まれてにぎわった病院祭。来場者に振る舞うため、餅をつく病院職員=手前