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秋の新ドラマガイド

戸田さんへ直撃インタビュー!(1)

東野圭吾の最新小説を原作に、宮藤官九郎が脚本を担当するという話題のドラマ「流星の絆」に、二宮和也、錦戸亮らと共に出演している若手演技派女優の戸田恵梨香さんにドラマの見どころなどをたっぷり語っていただきました!

宮藤官九郎さんはすごい面白い方でした!

――最初に台本を読んだとき、静奈をどのように演じようと思いましたか?

最初に台本をいただいたときはクドカンワールドに入り込みたいって気持ちがスゴク強かったんです。静奈は物語中にも詐欺師として多くの役をやるし、静奈自身もいろいろな面をわかりやすく出してくれる子だったので、そこを個性的に作り込んじゃおうかなって思ったんですよ。でも初めてのリハーサルで監督から「もっと自然にやってほしい!」って言われて。私的にはクドカンワールドに入りたかったから、もう「それだと普通になっちゃうなぁ」という感じでした(笑)。ただ、よくよく考えてみたら静奈を普通に演じないと、いろんな役をやったとき、それが逆に目立たなくなるということに気づいたんです。だから今、静奈のときは何も考えず、お兄ちゃんたち(功一=二宮和也、泰輔=錦戸亮)との空気感を感じるようにして演じてますね。ひとつの作品で多くの役をやるのってなかなかないので、すごくやりがいを感じてますし、静奈を演じる特権です。

――脚本を書かれている宮藤官九郎さんにはお会いしましたか?

「オールスター感謝祭」(TBS系)のとき、隣にいてずっと笑ったりしゃべってましたけど、すごい面白い方でした(笑)。あのクイズ番組って正解した分だけ、金額が上がっていくんですよね。途中で気づいたら、私、1800円ぐらいしかなくて「ヤバイ!」と思ったんです。そしたら宮藤さんも1800円で「私たち、ヤバいですよね~」って2人で笑っていました。宮藤さんの手にかかると、あのシリアスな原作がこうなってしまうので、びっくりしました。コメディタッチが増えてどうなるんだろうって考えたら、キャラまで変わっちゃっていて・・・。想像とは全く違っていたので度肝を抜かれましたね。

戸田恵梨香

――現場の雰囲気や共演者の印象を教えてください。

収録に入ってだいぶたちましたが、最初のころと全く変わりません。初めのころから、すでにできあがっていたというか。いつも笑いがたえない現場です。二宮さんは本当にいつも自然体で、錦戸さんも自然体なんですけど違うタイプ。初めてお会いしたときからやさしい感じだったので、ほっと安心しました。現場を和やかにしてくれていますね。錦戸さんはものすごくシャイで人見知りな方。最近やっと話しかけてくださるようになったんです。まだ子供っぽいところを持たれてて、それが少年っぽいから愛されキャラだなって。ただ、錦戸さんは監督から、まだOKも出てないのに、すぐ衣装を脱ぎたがるんですよ(笑)。この間は靴下も脱いでテクテク歩いててびっくりしました。もう毎日にように「はやっ!」ってつっこんでいます!

――静奈は詐欺をするとき真っ白なドレスや看護師の制服を着ていますが、実際に着てみてどうですか?

とても楽しい! あぁいう衣装って取材でもなかなか着ないですし。これこそ宮藤さんの世界だから出来ることだなぁと思って楽しんでます。特に普段、プライベートではカジュアル系ばかりなので、ヒラヒラのドレスはすごく新鮮。永遠の少女になれた感じです(笑)。映画の「デスノート」のときは黒バージョンのドレスを着ていたので、ちょっと懐かしさもありました。現場ではいつもウキウキ、ワクワクして演じてますね。

――第1話でウサギを抱いているシーンがありますが、動物は大丈夫なんですか?

全然、平気です。動物は大好きなんですよ。ウサギもとてもかわいかったですね。それに静奈と泰輔の部屋にヨウイチさんっていうハムスターがいるんですよ。いっつも寝ているのを起こしてヨウイチさんに遊んでもらってます(笑)。