150,000部発行
2008年5月3日
通巻第140号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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仮想空間ビジネス登場!
無限の夢が広がるエクシングワールド
3D立体画像の都市の中でセカンドライフ
 もし、今度生まれかわるとしたら、あなたは美男か美女か?それとも「金持ち」「大地主」「五体満足」「いつも青年」等々いろいろあるでしょう。また、住む場所も風光明媚なリゾート地や高級マンション、買い物にも不自由しない繁華街などあなたの希望どおりの夢が仮想空間社会では実現可能なのです。
 現在、病床にあろうとも、身体不自由であろうとも、どんな僻地や田舎に住んでいようと、3Dインターネット仮想空間社会では、あなたの分身(アバター)で、そのすべての夢が実現できるのです。
 そんなビジネスが今、アメリカでは大流行しています。ネット上の「セカンドライフ」(仮想空間社会)がそれです。
 いよいよ日本でもインターネットによる仮想空間社会ビジネスが本格的に開始されます。3D画像には数多くの実績をもつ「フレバー・ネットワークス(株)」が開発した仮想の都市立体画像を「(株)ビズインターナショナル」が活用し、ビジネスに参入します。本紙はその情報をいち早く入手、読者にその概要を紹介します。

プレ会員10万人めざし、来年6月に一般公開
 インターネットが凄まじい勢いで世界中に広がり利用されているが、このインターネットを活用した新しい仮想空間社会ビジネスが日本で開始されている。
 インターネット画像はこれまでは2D(平板型)画面が主力であったが、情報技術の進歩により3D(立体型・CG)画像へと移行始めた。この立体画像(バーチャル)はコンピュータ・グラフィックス(CG)。
 インターネット上に仮想の世界や日本がある。分かりやすく言えばカーナビと同じ原理である。仮想空間社会に現実同じ地図のような都市がある。新宿や渋谷、六本木の街並みが3D画像のCGで再現され、そこには大型電器店から、ありとあらゆるショッピングモールやオフィスビルがある。
 その仮想空間社会に自分の分身(アバター)を侵入させて買い物をしたり、ゲームを楽しんだり映画をみたりすることができる。ショッピングは実際に市場に出回っている品物が展示され、パソコン上で購入操作をすれば現実に商品が届くという仕組みである。
 この仮想空間社会のCG3D画像ソフトを開発したのはフレバース・ネットワークス(株)(宮之内誠人代表取締役・資本金23億円・本社東京港区虎ノ門)。この仮想空間社会のインフラ整備と地主や居住者、店舗など様々なコンテンツを表舞台に立って提供するのは(株)ビズインターナショナル(石原茂男代表取締役・本社東京千代田区丸の内)。
 同社は現在、「エクシングワールド」の呼称でプレ会員を10万人集めようと、各地で口コミによる説明会を開催している。そのプレ会員を基礎に来年6月にグランドオープンする。
 それ以後は誰でも自由に「エクシングワールド」という仮想空間社会に立ち入ることができ、買い物やゲーム、人との交流が自由にできるという計画だ。
 ちなみに、プレ会員になるには37万8千円必要で自分の分身(アバター)を仮想社会に居住させ、土地の確保から始まり、ビルやマンション、店舗などを建設する権利が与えられる。
 この仮想空間経済社会に参加するにはパソコンやインターネットの操作方法を知らなければならない。 
 しかし、携帯電話は今でこそ、子どもから大人まで幅広く利用されているが、10年前こんなに普及されるとは誰が予想したであろうか。パソコンやインターネットの普及も然りである。
 今の子どもたちは、やがてインターネットは当たり前になり、自在に操作する時代になるであろう。さらに、大きな特徴はどんな田舎に住んでいようと、お年寄りも、身体障害者であろうと入院中でも男女差別なく利用できる魅力がある。
 世の中の経済が混沌として先が不透明なこの時代に全く新しいビジネス社会が誕生することになる。
 とくに2011年、テレビはデジタル放送に替わる。家庭のテレビで仮想空間都市に自由に入れる時代がやってくる。【佐藤】

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鶴岡市長が無視した陳情書
議長・事務局はキチンと回答
 「じっくり聞いて、しっかり実行≠ニいう公約を掲げ千葉市長に当選した鶴岡啓一氏は、実は市民の切実な願いには一切耳を貸さない市長だった」と当時、千葉市長宛てに提出した陳情書の写しを持参したのは前千葉県還暦軟式野球連盟理事長近藤栄治氏である。
 近藤氏は「議会事務局からは『継続審議』『議会解散で廃案』という2通の文書が届いたが、鶴岡市長は無視し一切回答がなかった。せっかく市長宛の陳情書を作成して、賛同する市民の署名を集めてお願いしたのになぜ無視したのか=vと本紙に訴えてきた。
 先月号の3LDK3万円の公務員宿舎に関連記事「仲良し公園」の記事を読み、「ますます腹が立った」と言うのである。腹が立ったのは近藤氏だけではなく、たくさんの読者から、公務員の低家賃には大変な憤りの声が寄せられた。
 中には「月6万円の年金暮らしは家賃が大変です。3万円の公務員住宅に入りたいがどうしたら入居できるでしょうか」という切実な問い合せまであった。
 小仲台の仲良し公園拡張陳情書の内容には正当な理由がある。同公園は国有地であり、公務員宿舎建替えは建設面積を縮小して自治体または民間に譲渡するという目的があった。ところが小仲台の場合、すべて安い公務員宿舎のために利用されてしまった。
 さらに、稲毛区は他の区と比較し公共のグランドが少ない。しかも、学園都市といわれるように市内では大学から高校まで学校が多く、野球やその他の球技スポーツでグランドの確保できない状態にある。また、災害時の広域避難所としても仲良し公園は区民を収容できる広さではない。陳情書にはこうした問題点を切々と訴えているのである。
 国からの天下り官僚市長はやはり、国家公務員を擁護するのか。こんな時こそ国に働きかけ、市民のために尽くすのがあるべき姿ではないのか。財務省にこの件について問い合わせてみたら次のように答えた。
 「公務員宿舎建設について千葉市に通知しているが、仲良し公園の拡張や要望について一切話がなかった。事前に申し出があれば地元の意見を聞いて対応ができた。今となってはどうにもならない」と話した。

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房総の小江戸・大多喜散策・鴨川甘夏狩り
いすみ鉄道乗車&バスツアー参加者募集
レトロチックな「いすみ鉄道」に20分乗車して沿線の初夏の新緑、紫陽花を鑑賞。途中で房総の城下町大多喜をのんびりと散策。「房総あじさい屋敷」にある50品種1万株の紫陽花を鑑賞。海の幸がたっぷりの昼食付き。鴨川で甘夏狩り。お土産に2個お持ち帰り。参加者全員に記念としてお買い物に便利なエコバックをプレゼントいたします。楽しい初夏の1日をお過ごし下さい。(定員50名先着締切)
▼出発日・6月14日(土)▼乗車地・幕張イトーヨーカ堂前発午前7時→検見川浜駅7時20分→稲毛海岸千葉銀前7時30分→JR稲毛京葉銀前7時45分→千葉京葉銀前8時▼料金大人7500円・子ども7300円(当日持参)
▼企画・(有)稲毛新聞社
▼申込み取扱・(株)読売旅行社千葉営業所(いすみ係)
 Tel 227・0471

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