記事入力 : 2002/01/06 20:16:59
韓国映画に出演する在日同胞俳優の白龍さん
「もともと苗字は田(チョン)ですが、歌手デビューの際に韓国のカラーを新しい名前の頭文字としました。“竜”は私が辰年なので…在日韓国人2世という正体をしっかりと表したかったですからね」
79年『アリランの唄/シンパラム』でデビューした彼は、『POSITIVE』、『水の中の8月』などのアルバムを多数出した中堅のロック歌手。今月23日NHKが放映する『白竜の韓国全国旅行』では、父親の故郷である大邸(テグ)をはじめとする、韓国各地を旅しながら日本に韓国を紹介する。
「父は日本の植民地時代にサハリンの炭坑に行き、故郷に帰ることができずに九州に留まりました。放送と映画を通じて韓日両国を繋ぐ役割を私がします」
李監督が演出する同作は、委監督の原作小説『一等兵オデッセイ』をスクリーン化したもの。白竜はこの中でカリスマに溢れた上司役を演じる。
84年に在日韓国人の崔洋一監督の映画『いつか誰かが殺される』でスクリーンデビューした彼は、北野武監督のデビュー作『その男、凶暴につき』(89)とベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品『HANA-BI』(98)にも出演した。
朴善二(パク・ソンイ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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