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「ロイヤルティーが高すぎ」…韓日イチゴ交渉決裂

 韓国で栽培されるイチゴの87%を占める日本産の「章姫(あきひめ)」と「レッドパール」。韓日農家間で行われたイチゴ・ロイヤルティー交渉が決裂した。

 農林部は「日本のイチゴ育種家側と韓国の生産農家代表が東京で16日からイチゴのロイヤルティー交渉を行ったが、交渉が平行線をたどり今後の日程も決まらないまま決裂した」と17日、明らかにした。日本側は「章姫」と「レッドパール」のロイヤルティーとして栽培面積300坪約990平方メートル当たり年間5万ウォンを要求したほか、114月には日本への輸出を制限してほしいと要請。これに対し、国内農家代表は「ロイヤルティー要求額が高すぎ、受け入れられない」と反発した。

 イチゴのロイヤルティー問題は、新品種育成権者のロイヤルティーを認める品種保護制度によるもの。韓国政府がイチゴを品種保護対象として指定する場合、ロイヤルティーを支払わなければならない。品種保護対象として指定しない場合は、ロイヤルティーを支払う必要がないが、その代わり外国の優れた品種が輸入できなくなる。農林部は本来、今年イチゴを品種保護品目として指定する計画だったが、今回のロイヤルティー交渉決裂で保護品目指定を延期する案も検討している。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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