2008年11月20日 21時16分更新
20日午後、備前市のゴルフ場にある焼却炉の中で、焼却作業をしていた男性が死亡しているのが見つかり、警察は男性が誤って転落したのではないかとみて調べています。
20日午後2時半ごろ、備前市西片上の「クリスタルリンクスゴルフクラブ」で、従業員の男性が、せん定した枝を焼却しようとしたところ、焼却炉の中に近くに住む会社の同僚の横山忠正さん(56)が倒れているのを見つけました。駆けつけた消防と警察が調べたところ、横山さんはすでに死亡していました。
警察の調べによりますと、焼却炉は高さ3メートル50センチ、直径が2メートルあり、横山さんは、20日は午前中からせん定した木などを燃やす作業をしていたということです。
焼却炉は上の部分に人が立って、焼却炉の中にゴミなどを落として燃やすようになっていますが、作業をする人が立つ場所にはさくなどはないということです。
警察は横山さんが作業中に誤って転落したのではないかとみて他の社員から話を聞くなどして、状況や原因を詳しく調べています。