2008年11月21日(金)
人口を3万5000人に 韮崎市総合計画審議会
韮崎市総合計画審議会(市原実会長)は、2009年度から10年間の施策の方向性を示した総合計画案を横内公明市長に答申した。中心市街地の活性化など47施策を展開し、定住人口を現状より約2500人多い3万5000人にする目標を設定している。
計画案は、市民との協働を盛り込んだのが特徴で、個別施策に協働によるモデル事業の実施を明示。「商業の振興」という施策では、市民のアイデアで考案した特産品をアンテナショップなどで販売することを提案している。
142項目にわたる18年度の数値目標も設けた。昨年度のデータを基にしていて、武田の里関連製品は5から15、企業誘致による市内の事業所は139から145、空き店舗対策事業所は2から10にそれぞれ増やすことを盛り込んだ。
市は昨年度からアンケートやワークショップなどで市民の意見を聴きながら素案をつくり、審議会に諮問していた。答申は市原会長が韮崎市役所を訪れ、横内市長に手渡した。
総合計画案は市のホームページや市企画財政課の窓口などで公開していて、25日まで意見を募集している。市は、市民の意見を踏まえて内容を詰め、12月定例市議会に議案を提出する方針。
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