2008年11月20日

日本PTA創立60周年記念式典

喜ぶ

そもそもの発端は、市P連の会長から「わきさんにお願いがあるんだけど・・・。」と切り出されたところから始まります。この時期に日P表彰の推薦依頼が来るのは知っていたのだけど、今年はその表彰に加えて5年に一度の感謝状贈呈というのがあり、その推薦をしたいけどいいかというものでした。

まぁ、表彰と言われたら断っていたところですが、感謝状くらいならいいかと軽い気持ちで返事をしてしまったのですが、あとで事務局からもらった正式な案内には創立60周年式典と書いてあります。そんな場所に行っていいのだろうかとも思いましたが、こんなチャンスは二度とないだろうと思い、会長のお供くらいなら務まるだろうと出席させていただくことにしました。

会場は東京都千代田区にあるホテルニューオータニ。ここに全国から日頃PTA活動に尽力された方々が集まってくる訳です。本当にこんなところに私みたいなのが紛れ込んでいていいのかしらと少々気後れもありましたが、なんせ会長のお供ですからお供はお供らしく堂々と会長の後をつき従えていくことにします。

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式典の受付は12時から1時までで、1時までに着席してくださいとの注意書きがあります。しかし、開会は1時30分となっていて、この空白の30 分が謎だったのですが受付で式次第をもらって謎が解けました。なんと特別来賓として、皇太子殿下・皇太子妃殿下が来られると書いてあるのです。なるほど、警備の都合上、遅れてきた人が会場を入ったり出たりされると都合が悪いというのと、両殿下が入場する際は全員ピシッと座っていて欲しいというのが30分間の理由のようです。

来賓はこの他に衆議院議長、参議院議長、文部科学大臣、文部科学省生涯学習政策局長の4名で、これまで関東ブロックの研究大会までは行ったことがありましたが、来賓からして日Pはまったく格が違うことが分かりました。

表彰状、感謝状はそれぞれ代表の方が受け取るので一般受賞者はその場で立つだけ、それでも緊張しましたね。皇太子殿下より暖かいお言葉を賜り、来賓の祝辞、受賞者代表の謝辞などがあり約45分で式典は終了。予定より15分早く終わったこともあり、基調講演までの休憩に若干の余裕が生まれました。ということで、さっそくあちらこちらで記念撮影が始まりました。両殿下が会場内にいる間は一切の撮影は禁止という緊張した中でしたから、みんなカメラなんかは持ち込んでいないのかなと思っていましたら、けっこうみんな持ってきていました。

うちの市から参加した3名でせっかくだから記念撮影をしようということになり、県Pの副会長さんにお願いして会場内で記念撮影をしてきました。その後、政令市の千葉市の会長さんが見えて、カメラを持ってきてないから代わりに撮ってくれないかと言うので即席のカメラマンに変身して撮ってあげました。

記念講演は2002年にノーベル物理学賞を受賞された東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊氏。私の隣に座っていた方は、この講演を聞けるだけでもここに来た甲斐があったというくらい滅多に話しを聞くことができないと言っておりましたが、講演のタイトルは「やればできる」というもので、ご自身がここまで来た足跡をとある高貴なお二方とのやり取りを含めながら熱く語っていただきました。わずか50分という時間だったせいか最後は駆け足の話しになってしまいましたが、やはり何かを極めた方は強い信念に裏づけされた行動があるのだなと思いました。

記念講演会の後は祝賀会。会場を同じホテルニューオータニの違う広間に移して、こちらは会費10,000円での参加。ここで市P連の副会長は仕事のために帰り、私は会長とともに県Pの役員と合流して祝賀会に参加してきました。こちらは立食形式のパーティということであちらこちらで記念撮影はあるわ、名刺交換はあるわで、こういう場所に初めて来た私は気後れしてただただ圧倒されるだけでした。

県Pの2代前の会長が、せっかくだから日Pの会長と記念撮影をしようと誘ってくださり、日P会長の曽我邦彦さんと一緒に写真を撮っただけでなく握手までしてもらいました。曽我さんはとっても小柄な方で気さくな方でした。ある意味、こんなので喜ぶようでは私もミーハーですね。

普通では経験することのできない貴重な体験をさせてもらいました。
ニックネーム わき at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | PTA
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