2008年11月19日 07:40
立山町雄山中学校前期生徒会(清水香会長)は十八日、氷見市阿尾の会社員、松原大樹さん(19)の心臓移植実現を支援している「大樹君を救う会」に、学校や地域で取り組んだ募金十七万千五百二円を贈った。海外での臓器移植支援制度の確立を求める署名活動を行っている「救う会」は、松原勝久代表らが二十日、厚生労働省を訪れ、舛添要一大臣に約一万人分の署名を提出する予定。 雄山中で行われた贈呈式では、酒井光賢校長や生徒会執行部役員らが見守る中、清水会長が「少しですが、役立ててください」と松原代表に募金を贈った。 海外での臓器移植手術は健康保険が適用されず、大樹さんのように約一億三千万円など巨額の費用が必要になる。「救う会」が取り組んでいる署名では健康保険の適用と国内での臓器移植支援に向けた臓器移植法の見直しを求めている。
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