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【三重】下地さん(尾鷲)が大賞受賞 県産材でベンチ作るコンテスト2008年11月20日
県産材でベンチを作るコンテスト「三重の木ベンチ大賞作品」の完成品部門で、尾鷲市泉町の下地建具店の下地幸(みゆき)さん(68)が大賞を受賞した。 コンテストは、森の木を多く使うことで緑の循環を生み出し、森を元気にしようと県が初めて開催。34点の応募があった。 賞に輝いたのは、尾鷲ヒノキで作った「山と海の波長椅子(いす)」。座る部分を波打たせ、山や黒潮などの雄大な自然を表現した。 19日には、県尾鷲農林水産商工環境事務所の浜口好正所長が下地さん宅を訪れ、ヒノキ板でできた賞状を手渡した。
下地さんは「このベンチはソファのように座り心地が良い。大賞をもらってうれしい」と話していた。 作品は現在、津市の県津庁舎で展示されており、来年2月ごろまで各地で公開される。 (福田大展)
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