どえらい寒くなってきましたねぇ。風邪ひかないように気をつけないとあかんわ。
今年こそコートを買うぞと思いつつ、まだ20年ほど前に買ったのを使ってる。
それと先般行われました第4回英語教師塾の様子がアルクのHPでアップされ
紹介されました。興味のある方はこちらをお読みになってくださいね。
さて、リスニング勉強法の続きです。
A君ですが、ひととおり『ユメタン』を使ってざっくりと個々の単語の発音を確認
しました。もちろんCDについて自分で発音しました。
へぇ~、この単語ってこういう発音だったのか・・・という単語もありました。
これで聞き取れると思い、以前使っていた問題集を開いて聞き始めました。
おぉ、だいぶ聞ける・・・かなぁ・・・うーむ・・・まぁ結構聞けるようにはなったが
それでも安定感はありません。そこでまたまた英語の先生のところへ。
A君 先生、単語の音をチェックしました。だいぶ聞けるようになったんですが。
先生 そうか!そりゃよかった!
A君 でも先生、やっぱりまだまだ聞けるようになりたいんですよね。
先生 あとは数をこなせば大丈夫!
A君 数をこなすって言うても、センター試験までもうあまり日数が・・・
先生 とりあえず毎日やろう!
なんて感じで会話をしていたのですが、その状態で毎日やったとしても期待薄。
もちろん「毎日やる」というのは絶対に守ってもらわないとあきませんが。
ではA君は今からどうすればいいのでしょうか。
それは聞き取った全ての英語を紙に書き取っていくのです。この聞き取った
英語を書き取っていくことをディクテーションと呼びますので覚えておきましょう。
ディクテーションをやることによって、細部まで聞き取れるようになります。
僕は高2の授業で、週に1回リスニングをやっているのですが、生徒たちには
50分間まるまるディクテーションをやらせます。どんどん聞けるようになる。
ただし「どんどん聞いて数をこなす」という人にとっては、とっても時間がかかり
やっている途中で焦り出す可能性もありますよね。
でも心配ご無用!確かにセンター試験まで時間がありませんけれども、英語
の細部まで聞き取りたいのであれば、ちゃんとディクテーションをすべきです。
CDをかけて問題を解きます。正解は②番だなと思って解答する。スクリプト
を見る・・・前に、要らない紙を出して、CDをキュルキュル言わせて(わかる?)
前に戻しながら書き取っていきます。綴りがわからん語はカタカナでもOK。
聞き取れない箇所は空けておきます。最後にその空いた場所だけ何度も聞き
こうかな?と思う英語を書いておきます。これも聞き取ったそのままを書く。
これがディクテーションです。
英語を全て書き取ったらスクリプトと見比べましょう。間違えた部分を赤ペンで
訂正し、どうして聞けなかったのかを分析します。
知らない単語は聞き取れません。
固有名詞で書けなかった場合、しかしそれでもそれが地名であるとか店名で
あるとかがわかったのであればOKです。
僕も東京に行ってTBSに行ったとき、「赤阪いつけの駅で電車を・・・」なんて
言われて、「赤阪ではなく、赤阪いつけって駅があるんやな」と思ったものです。
赤坂見附(あかさかみつけ)だと知ったのは、だいぶ後になってからなのです。
つまり日本語でも知らない単語や地名は聞き取りにくい。まして英語をや。
ディクテーションを毎日繰り返し、その結果を分析することで、かなり細部まで
聞き取れるようになっていきます。問題数をこなすのも大事です。しかしながら
ディクテーションをしないで、単に数をこなしても聞けるようにはなりません。
え? それより速さが克服できないで聞き取れなかった?
大丈夫。次回はそれについて書いていきますので。
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(追記)風邪をひくかひかないかのところで耐えておりますが
イソジンでのうがいを趣味にして頑張ります!
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