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【静岡】藤枝市立病院志望の医学生 来年度から奨学制度2008年11月20日 藤枝市は、同市立総合病院への勤務を希望する医学生を対象に、修学資金を無利子で貸し付ける制度を来年度に導入する。19日に開会した市議会11月定例会に、医学生修学資金貸付条例案を上程した。 大学の医学部に在籍し、医師免許取得後、同市立総合病院に勤務する意思のある学生が対象。月額25万円で、期間は、貸し付けが決定した月から正規の修学期間(6年間)が終了する月までとなる。 卒業後、貸し付け月数と同期間、市立総合病院に勤務すれば、修学資金の償還は免除される。例えば、2年間貸し付けを受けた学生の場合、2年以上、市立総合病院で働けば修学資金を返さなくてもよい仕組みだ。 北村正平市長は「医師確保は市の最重要課題。すぐに成果が表れる施策ではないが、長期的な視野で効果を期待している」としている。 (藤川大樹)
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