【2008年11月20日05時59分 更新】


1.寒波到来!山間部で雪
 (11/20 05:55)

19日の宮崎県地方は、冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込んだ影響で、各地とも気温が下がりまして、真冬並みの寒さとなりました。各地の最低気温は、五ヶ瀬町鞍岡で氷点下2度8分、高千穂町で氷点下2度2分となるなど、山間部を中心に0度を下回り、各地で、今シーズン一番の冷え込みとなりました。このうち、五ヶ瀬町鞍岡では、雪の降る中、子供たちが元気に登校していました。県内は、19日夜から20日朝にかけて、さらに冷え込む見込みです。


2.県議会選挙区どうする?
 (11/20 05:55)

県議会の定数と選挙区の見直し問題です。現在、県議会議員の定数は、45となっていて、16の選挙区に分かれています。県議会の特別委員会では、45の定数を40以下に減らすことで合意していますが、選挙区をどう分けるかについては、調整が難航しています。19日も特別委員会で論議されましたが、結論は導かれませんでした。県議会改革の柱とされる議員定数と選挙区の見直し。この問題を審議する特別委員会では、選挙区の区割りをめぐって意見が分かれています。その争点は、任意合区を行なうか否かです。「任意合区」とは、隣接する市や郡をひとまとめにして、一つの選挙区にするものです。19日の特別委員会では、最大会派の自民党が、「任意合区を行なうべきではない」との意見を初めて表明しました。公明党も、既に同じ意見を表明していました。任意合区としない場合、現在の16選挙区が維持され、定数1の選挙区はそのままに、定数が2以上ある選挙区から削減されることになります。(自民党・蓬原正三県議)「自分の市町村から、1名の議員の確保をしたいとの声も大きい。その民意にもしっかりと耳をかたむけるべき」これに対し、社民、愛みやざき、民主は、「民意を反映していない」などとして反発。定数を39とした上で、任意合区については、最大限行なうべきとしています。この場合、選挙区の数は、16から9へと大幅に減り、選挙区の広域化が進むことになります。(社民党県議団・満行潤一県議)「任意合区を多くの県民が望んでいないとは思わない。県民は真の議会改革は選挙区も見直すと、定数も見直すと、それが県民の総意じゃないか」特別委員会での議論は平行線をたどり、次の委員会では、各会派が、「選挙区の区分内容」と、「定数配分」を、議案として持ち寄ることになりました。特別委員会では、今年中に意見をまとめ、2月定例県議会で条例化を目指すことにしています。


3.体罰で教諭が懲戒処分
 (11/20 05:56)

部活動の練習中に、生徒に体罰を繰り返すなどした公立中学校の男性教諭が、19日付けで、停職6か月の懲戒処分となりました。停職処分となったのは、県内の公立中学校の35歳の男性教諭です。県教育委員会によりますと、この男性教諭は、去年6月から今年の7月にかけて、自分の勤務する学校の生徒合わせて5人に対し、頬を平手打ちするなどの体罰を繰り返していたということです。県教育委員会の調査では、この男性教諭が保護者に対し、数回に渡りキスを迫ったり、体を触るなどしていたこともわかっています。このため、県教育委員会では、19日付けで、この男性教諭を6か月の停職処分としたほか、前任者も含め、監督する立場にあった校長2人を戒告処分としました。


4.連座制裁判、次回判決へ
 (11/20 05:56)

県議選に絡む選挙違反事件で、川添博県議の連座制適用を求める裁判は、19日で審理が終了し、12月24日に、判決が言い渡されることになりました。川添博県議の実の父親で、元自民党県連会長の睦身氏は、県議選で、長男の博氏を当選させようと、有権者約50人に現金を渡したなどとして、懲役1年6か月、執行猶予5年の有罪判決が確定しています。これまで、検察側は、2人の間には意思の疎通があり、選挙運動が行われたと主張、これに対し、弁護側は、事前準備活動ないしは後援会活動を行っただけで、連座制は適用されないと主張しています。川添博県議の連座制適用を求める裁判は、12月24日に判決が言い渡され、検察側の訴えが認められますと、博県議の当選は無効になり、同一選挙区からは5年間、立候補が禁止されます。


5.JR車両に石綿
 (11/20 05:57)

JR九州の一部の車両で、座席下にある暖房器具に、アスベストが使用されていることがわかりました。健康被害の恐れはないとしています。暖房器具の一部に、アスベストが使用されていたのは、主に国鉄時代に製造され、JR九州が運行している列車の車両、439両で、JRが今年の夏に行なった定期点検の際に確認されました。アスベストは数センチ四方で、座席下の暖房器具を固定する留め具の断熱材として、使用されています。JR九州では、「アスベストが飛散して健康被害が発生する恐れはない」としていますが、すでに除去作業に着手しています。


6.掃海訓練で艦艇が寄港
 (11/20 05:57)

日向灘沖での掃海訓練のため、海上自衛隊の艦艇が19日、日南市の油津港に相次いで寄港しました。油津港に寄港したのは、全国の基地に所属する掃海母艦や掃海艇など、あわせて25隻で、食料などの補給や訓練の打ち合わせなどが目的です。掃海訓練は、21日から12月1日にかけて、油津港沖の日向灘で、航空機なども加わって、自衛隊員約1300人が参加、海中や海底に設けた模擬機雷の発見や除去、それに、潜水訓練が実施されることになっています。


7.栗原選手が新球場PR
 (11/20 05:57)

広島東洋カープの本拠地が、来シーズンから新たに生まれ変わります。19日は、カープの若き主砲、栗原健太選手がMRTを訪れ、新球場をPRしました。カープの4番、栗原健太選手。19日は、新球場の宣伝マンとして、MRTのテレビとラジオの番組に生出演しました。(栗原健太選手、出演でPR)「来年は新球場ができますので、ぜひ球場に足を運んでください」今シーズン、打率3割3分2厘、103打点と、カープを引っ張った栗原選手。チーム成績は4位に終わりましたが、終盤まで、ドラゴンズと、クライマックスシリーズへの進出争いを繰り広げました。(栗原健太選手)「1試合1試合落とせないという時期が続いて、本当にすごくいい経験をさせてもらったので、本当に来年につながる1年だったと感じる」と、栗原選手も手応えを感じている来シーズン。その戦いの舞台となるのが、来春オープンする新広島市民球場です。内外野ともに総天然芝の新球場。テーブル席で食事をしながら観戦できる「びっくりテラス」や、ダイナミックなプレーを楽しめる「砂かぶり席」など、これまでの市民球場にはない様々な工夫が施されています。(栗原健太選手)「いろんな角度から(試合を)観れるというのも、メジャーの球場って、そういう感じが多いんですけど、そういうのもありますし。本当に子供からお年寄りまで楽しめるようなつくりになっていると思います」長年、日南市でキャンプをはり、県民にも馴染みの深い広島東洋カープ。魅力満載の新しい舞台での躍動に、期待が高まります。(栗原健太選手)「どんどん広島の方に足を運んでいただいて、僕らもいいプレーをみせられるようにがんばりますので、ぜひ(応援に)来て下さい、よろしくお願いします」


8.ダンロップ・プロアマ戦
 (11/20 05:58)

ダンロップフェニックストーナメントは、開幕が20日に迫りました。19日は、国内外のトッププロとアマチュアゴルファーが一緒にラウンドする、恒例のプロアマ戦が行われました。アマチュアゴルファーにとっては、夢のラウンド、プロアマ戦。全国各地から集まったアマチュア選手と、トーナメントに出場する選手が、一緒にラウンドしました。注目を集めたのは、石川遼選手。石川選手とコースを回ったのは、元F1レーサーの鈴木亜久里さんで、ラウンド中、ゴルフの話で盛り上がり、終始、笑顔でプレーを楽しんでいました。(石川遼選手)「きょうはちょっと難しいコンディションでしたけど、亜久里さんと一緒に回れて楽しかったです」「去年と同じように、今年も精一杯やることだけやって、試合に対する準備っていうのを100%整えて、あす挑みたいと思います」そして、ディフェンディングチャンピオン、イングランドのイアンポールター選手は、20日からのトーナメントに備え、最後の調整を行っていました。一方、アマチュアで注目のプレーを見せたのは、近藤智弘選手と回ったのは、ダンロップアマチュアトーナメントの各部門の優勝者3人です。中でも、ゴルフを始めてわずか1年という、日章学園中学1年の北川和雅さんは、近藤選手とのラウンドが、今後の励みとなったようです。(日章学園中1年・北川和雅くん)「プロにナイスショットって言われて、もう本当うれしかったです」「(将来は)世界に羽ばたくプロゴルファーになりたい」(近藤智弘選手)「すごく良い楽しい一日だったと思います」「(北川くんは)本当にいいゴルフをしてたので、今後も楽しみながら、どんどん(ゴルフを)続けてもらって、早くプロになって欲しいなと思います」また、10年ぶりの出場となる南アフリカのアーニー・エルス選手も、リラックスした様子でした。こちらは、今シーズン、史上7人目の永久シードを獲得した現在、賞金ランキング1位、片山晋呉選手、コースコンディションをしっかり確かめていました。今年、ダンロップフェニックストーナメントの歴史に新たに名前を刻むのは、一体、どの選手か。注目のトーナメントは、いよいよ20日開幕です。


9.県とセブンイレブンが包括協定
 (11/20 05:58)

地産地消や環境問題に連携して取り組もうと、県とセブンイレブンが協定締結です。19日は、県庁で協定の締結式があり、東国原知事とセブン‐イレブン・ジャパンの山口俊郎社長が、地産地消や環境問題への対応、それに災害時の支援など、6つの分野での連携を強化する協定書を取り交わしました。県内のセブン‐イレブン130店舗では、さっそく20日から「食べてみらんね!宮崎フェア」が開かれることになっていて、東国原知事が、販売される県産の牛肉や鶏肉を使った弁当などを、おいしそうに試食していました。


9.ポールターら出場選手が記者会見
 (11/20 05:59)

20日からの本番を前に、共同記者会見も行われ、選手たちが大会への意気込みを語っています。寒いのが苦手というポールター選手は、20日以降も予想されている真冬並みの寒さを気にしながら、連覇への抱負を語りました。(イアン・ポールター選手)「思い出のあるコースで、去年は良いプレーが出来たのでそういう意味で気分が良い。勝ちたい、連覇したいという気持ちでプレーする。パッティングが良くないと良いプレーはできない」また、アーニー・エルス選手は、コースにバンカーが増えたのが印象的と語りました。(アーニー・エルス選手)「10年ぶりの出場だが、10年は早いと感じている。何回も出場し、良い思い出がいっぱいあるトーナメントで妻とも一緒に来たことがあって、良い思い出がある。また帰ってこれてうれしい」さらに、先週の「三井住友ビザ太平洋マスターズ」で優勝した片山晋呉選手も、大会が楽しみだと語っていました。


9.11月定例県議会が開会
 (11/20 05:59)

11月定例県議会が、開会しました。19日の本会議では、県側から10億2800万円余りの一般会計補正予算案など、32の議案が提出され、東国原知事が提案理由を説明しました。議案の中には、12月28日に全線廃止が確定する高千穂線の撤去費用を、県と沿線自治体で積み立てるため、基金を設置する条例案も盛り込まれています。11月定例県議会は、12月17日まで開かれ、12月4日から一般質問が行われます。