岡山放送局

2008年11月19日 23時51分更新

テロ想定した訓練


有毒ガスを使ったテロで、大勢の人が死傷する事態を想定した大がかりな救助訓練が、19日、岡山市で行われました。

この訓練は岡山県が、警察や自衛隊、それに消防などとともに県総合グラウンドで行ったもので、あわせておよそ500人が参加しました。

訓練は、テロや外国から武力攻撃を受けた際の救助方法などを定めた県の「国民保護計画」に基づいて初めて行われるもので、県総合グラウンドで爆発が起きたという想定で始まりました。

有毒ガスによるテロの可能性があることを想定して、防護服に身を包んだ消防隊員がけが人に慎重に近づき、けがの重い人から順番に医師が待機するテントへ搬送していました。

また、訓練では、けがの重い人には体や衣服についた有毒ガスを取り除くため特殊な薬品を使った消毒が行われたほか、搬送には自衛隊のヘリコプターも使われました。

県の「国民保護計画」をめぐっては、市民グループなどから、テロなどの際の救助活動に県民を強制的に参加させるものになっているという指摘があり、県では来年以降も訓練を行うかどうか検討することにしています。