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浦和がフロント改革、強化本部を再編成へ

浦和のミニゲームで、エンゲルス監督(右)は指笛を吹きながら指示を出す
浦和のミニゲームで、エンゲルス監督(右)は指笛を吹きながら指示を出す

 浦和が09年から「フロント改革」に着手することが19日、明らかになった。ドイツ2部フライブルク元監督のフォルカー・フィンケ氏(60)の新監督就任が決定的となった来季に向け、同氏をサポートする強化本部の再編成を計画しているもの。提携関係にある同国強豪バイエルン・ミュンヘンを手本とした強化部門の人員増強と、外部からテクニカル・ディレクター(TD)を招聘(しょうへい)するプランが浮上している。

 浦和が09年を「ターニングポイントのシーズン」(クラブ幹部)と位置づけ、強化部門の「強化」に乗り出す。提携関係にあるバイエルンとの積極的な人的交流を続ける中で、クラブ内から「バイエルンが強化部門にかけている人数と規模を見れば、日本のビッグクラブを目指す上でレッズの強化の人員は少ない」との声が上がった。その意見をきっかけに、藤口社長が中心となって強化本部の再編成を模索しているという。

 浦和は前身となる三菱自動車出身者が集結した強化本部が現場を支え、03年から5年連続でタイトルを奪取してきた。今季のリーグ戦も首位鹿島と勝ち点1差で2位と優勝争いを続けているが、エンゲルス監督の今季限りの解任は確実で、来季はフィンケ氏の監督就任が決定的となっている。新体制となる09年を見据え「三菱の出身者だけでなく、外部から強化担当者を招いてはどうだろうか」との意見が出ていた。

 既にクラブ内では新監督をサポートするTDを外部から招聘する案が浮上している。強化本部よりも近い立場で常に指揮官と情報交換し、戦術面や補強面の手助けをするのが主な仕事となる。クラブ幹部は「TDはプランの1つとして考えている」と認めており、人選作業にも入っているという。また同幹部は「日本には国際経験が豊富な強化のプロは少ない」との意見も口にしており、国内外のクラブを問わずにリストアップする意向を示した。常に優勝を義務付けられる浦和は、勝ち続けるために強化部門を世界基準に近づけていく方針だ。

 [2008年11月20日8時46分 紙面から]


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