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蔚山で15日から鯨祭り 

15日街頭パレード、16日からは公演イベント

 第14回蔚山鯨祭りは15日に前夜祭が始まり、18日まで四日間続く。今年は蔚山市南区の長生浦海洋公園・蔚山大公園・文化公園などの市街地一帯や、蔚州郡彦陽邑の盤亀台岩刻画遺跡地などで開かれる。

 祭りのテーマは「鯨の夢、緑の蔚山」だ。15日は先史時代の捕鯨の様子が岩に描かれた「盤亀台岩刻画」(国宝第285号)前での告天祭や、蔚山大公園正門から達洞文化公園までのパレード(約3キロ)など、前夜祭が開かれる。

 16日からは鯨をテーマにした公演、鯨歌謡祭、海外公演フェスティバル、フュージョン・ライブ・ゾーン、移動野外公演、蔚山地域の文化芸術団体によるフリンジ公演などが企画されている。また、鯨オブジェ展、ウォータースクリーン・レーザーショー、粘土の鯨作り、鯨の氷彫刻大会、鯨の灯籠(とうろう)作りといった体験イベントも多い。

 イベント期間中、長生浦海洋公園の入口には「鯨ファンタジー 光の供宴」をコンセプトにした「ルミナリエ」(街を飾る幾何学模様のイルミネーション)が設置され、イベント会場の夜を彩る。これは城をかたどったトンネル(全長100メートル、幅6メートル、高さ9.4メートル)で、鯨祭りを訪れた観光客を出迎えるために設けられた。

 また、長生浦海岸では光の壁掛け「スパッリエーラ」(高さ9.5メートル、幅5.7メートル)も設置され、公演イベントやルミナリエと共に「地・空・海の出会い」を演出する。

 イベント期間中は盤亀台岩刻画探訪、韓国にたった一つの鯨博物館「長生浦鯨博物館」観覧、長生浦沖での「韓国コククジラ」ウォッチングなども行われる。韓国コククジラが回遊する海は天然記念物第126号に指定されている。

キム・ハクチャン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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