http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D863836%2D1
内容見本が見られますが、「水伝」です。
で、これが今までの「水伝授業本」と違うのは、
(1)すでにTOSSが授業案を引き上げたあとであること(つまり、TOSSではなかろうということ。たぶん)
(2)本や雑誌で「水伝授業批判」が展開されて以降の本であること
です。
編者のひとりである諸富祥彦氏は明治大学文学部教授。教育学博士、そしてなんと日本トランスパーソナル学会会長です↓
http://morotomi.net/index.php?itemid=2
しかも、中教審の専門部会専門委員だそうです
これはさまざまな意味で問題が大きいと思います
追記:
コメント20番によると、Jemが明治図書にメールしたところ、再版では別の資料に差し替えるという返答を得たそうです。言ってみるもんですね。
この記事に対するコメント[104件]
1. こなみ
— February 28, 2007 @12:23:45
http://www.ne.jp/asahi/jta/akss/kouza/kouza_frame.htm
つついてみると,なかなかのものです。
> 人は、だれでも、自分自身が全ての人あるいは、全存在との繋がっている
> という感覚を直観的に持つことがあります。この感覚は、統一意識と呼ば
> れるものですが、
「だれでも」って,少なくとも私はそんな感覚をもつことはないですね。そもそも全存在との(ママ)繋がっているとかいってもねえ。全存在ってなんだろう。すくなくとも学問的対象ではないのではないでしょうか。
この人は日本教育学会とか日本道徳学会の会員とは書いてないのですが,そのメンバーではないのかな。
もうひとつ,私が日本の教育行政に関してまずいと思っていることは,素人にトップクラスの会議をやらせて,その雑談をまとめたものが教育方針になるということです。こういうはっきりいってぺーぺーの人物ではなく,日本教育学会の会長である佐藤学あたりが出て行くべきなんですよね。そのあたりの政治と学問の乖離も深刻なものがあると思います。
2. 雨雲 — February 28, 2007 @13:25:52
立ち読みで見ますと、「プレッシャーから開放する事が良い事だ」という論調が見受けられますが、これはどうなのでしょうか。
「スピードのプレッシャー」や「他者の視線からのプレッシャー」の中で発言する事に慣れることも、初等教育としては重要な気がします。
短時間で思考する練習を行なう機会や口頭で発表する機会を減らせば、その分スキル獲得は難しくなります。高校・大学で発言が少なく、授業に活気がないというのなら、小学生のうちから発言し議論する習慣を身につけさせるべきではないのでしょうか。
どうもこの本は、教える教師の側からしか書かれていないような印象を受けます。
水伝でなくとも、問題のある本だと思います。
3. 芹沢 — February 28, 2007 @13:50:50
言い換えれば、どの程度の割合でそういう教師に習う羽目になるのでしょう。
そろそろ「道徳を教える」というのを考え直した方が良いのではないかという気がします。
それも学校数だけだから
自分の回りでどのくらいの実例があるかというと、直接の知り合い(「知り合いの知り合い」は都市伝説のもとですから(^^))のお子さんが三人かな。四人かも。あとはうちの息子の小学校でもありました。全部違う場所です
まあその程度の確率です。この手の話としては、破格に多いと言えるのでは
7. No.4560
— February 28, 2007 @17:16:52
あ、検索は便利。下のときです(36あたり)。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1163435860#CID1163606709
ただ、これも地域によって偏っていたり(まあ元が少ないので微々たる差ですが)、報告の多い地域はそもそもTOSS地方グループのネット活動自体が活発だったりして、はっきり言ってほとんど参考にはならない数字です。(ので、当時は報告もせず。)
まだこの本は立ち読みしてないんですけど、教育におけるエンカウンターって下のような感じなのでしょうかね?
http://www.nikonet.or.jp/spring/encount/encount.html
この方も「7.まとめ」等で指摘なされていますし、確か「心のノート」のときにも問題の一つになっていたと思うんですけど、結局答えが一つに決まっている場合のカウンセリング手法(エンカウンターも含む。生まれ変わりとかは論外)は取り扱い注意、という印象です。
この書籍の立ち読みページで言えば、
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/tachiyomi.html?bango=4%2D18%2D863836%2D1
--
2 「道徳シート」で「自分で考える力」がつく
--
授業時間と授業目的が決まっているかぎり、「自分で考える力」はつかないと僕は思います。「自分で考えた気になる力」はつくと思いますが。
ただ、スクールカウンセラーさんとかのこともあるので、水伝はともかく、それ以外の対応は難しいとも思っています。
8. ドラゴン — February 28, 2007 @18:09:21
教育雑誌などで、ちょっと見かけただけなんですが、悩んでいる教師の大助けみたいな感じで、いいことも書いているんです。
それぞれの人の背景まで調べて読むのもちょっと大変なんで、肩書きで判断するところもあります。だから、中教審委員というのは、大きな問題です。
>もうひとつ,私が日本の教育行政に関してまずいと思っていることは,素人にトップクラスの会議をやらせて,その雑談をまとめたものが教育方針になるということです。
これは、激しく同意します。教育再生会議も本当に教育の分かる人がいません。結局は、自分の体験を中心としたせまい範囲での教育談義で進んでいるとしか思えないのです。しかも感情論だったりで、冷静な分析もありません。
閑話休題
明治図書の名物編集長のブログです。この人は、教育界でも結構有名です。
http://edublog.jp/anti-ageing/
カルト資本主義の使い方を間違えていませんか。
9. ちがやまる — February 28, 2007 @18:31:48
たぶんその種の職能の方々については、まわりがある程度の理解もした上で、社会的な限界は見ておいてチェックしてあげる必要があるように思います。
私も、以前は河合隼雄さんの講演を聴いたり本を読んだりしました(20年前に「ライオンと魔女」を読んでるのはその影響です)。助けを必要として、また何らかの形で救われる人がいる以上、カウンセリングに限局して充分な活動をしていただくことは必要だと思います。それをもとに文化について考えたり発表したりするのは人権にもとづく自由。
しかしその職能は物理的な社会とのすりあわせは(その職能の人個人の人生活動と、職能にもとづく報酬とを除いては)おそらく不可能です。たとえば、河合隼雄さんは行革の委員をされましたが、委員会で決めたことの責任はとらない(とれない)のです。一方、教育の審議会で三浦朱門氏が貧乏人の数学教育を受ける機会をないがしろにする発言をしたとあれば、少なくとも、そんな奴の作品なんか読むかいという人は増えたはずです。
個人的な攻撃をするつもりはありませんが、量的な測定がまず不可能な「間合い」みたいなものを読む仕事の人が、それを読めないで文化庁長官という地位を受けてしまった以上、批判を受けるのは仕方のないことですし、まわりもちゃんと叩いてあげなくては。結局そのポストにおられて、「臨床心理士のような専門的な資格と社会的なよりどころを整備する必要がある」と利益誘導のような発言以外には、なさったことが見えませんでした。(私が見てないだけ?)
なぜかここに納得してしまう私がいる。
いや、納得しちゃアカンのだろうけど…。orz
11. 杉山真大
— February 28, 2007 @21:25:30
http://www.ne.jp/asahi/jta/akss/yakuin/yakuin_frame.htm
鏡リュウジに鎌田東二・天外伺朗って・・・・・カルト資本主義そのまんまじゃないか(汗爆
12. こなみ
— March 1, 2007 @01:51:16
13. こなみ
— March 1, 2007 @01:56:40
> 社会的なよりどころを整備する必要がある」と利益誘導のような発言以外には、
> なさったことが見えませんでした。
河合氏は臨床心理士という資格認定を利権として自らの勢力拡大のためにいろいろやってくれたり,あるいは「心のノート」という,教科書でもなんでもない読本を作らせて,全国の小中学校に配布させた張本人ですね。京都にいるものでいろいろなことが聞こえてきました。もはや彼は過去形の人ですが,その流れで門川大作京都市教育委員会教育長が教育再生国民会議に入っていたりします。
レビューを投稿できるとあったので、「信じないでください」へのリンクと共に文句を書いて投稿してきました。
# 送ったあとでなぜかログイン画面になってしまうので、ちゃんと送られたかどうか不安なんですが。
たぶん黙殺されるんでしょうけど、何もしないよりはいいと思います。
15. Jem — March 1, 2007 @14:24:43
思わず書評を投稿し,ログインして「投稿が確実に届く」ようにし,最後に明治図書あてにメールしてしまいました。
怒りのあまり,本名と仕事のメアド使ってしまった。
春だというのになんてこった。
16. キートス — March 2, 2007 @14:52:50
TOSS道徳「心の教育」17「食」で育てる子どものこころ。
砂糖を摂りすぎると脳のコントロールができなくなる! だって
工場見学に来た小学生たちが学校でこんな授業を受けているとは知らなかった。
17. Jem — March 2, 2007 @17:25:43
お問い合わせいただきました、「心の結晶を輝かせよう」について
お答えいたします。
編著者の諸富 祥彦先生に、○○様のご要望をお伝えして、改めて
お返事をします。多少のお時間がかかると思いますが、ご了承願い
ます。
ということです。みなさんどんどん要望を出しましょう。
kmoriさん
書評を投稿したあと,こちらのメールアドレスを入れログイン(登録)しないと反映されないようです。
18. kmori — March 2, 2007 @23:57:56
ではもう一回、やりなおしてきます。
諸富先生と相談の結果、再版から、別の資料と差し替えます。
貴重な情報をありがとうございました。
出版社からメールが来ました。ご報告まで。
きちんと対応してくれましたね
再版されるかどうかわからないけど(^^;
21. はりがや
— March 7, 2007 @15:01:38
>秋に私が1年生向けに行ったニセ科学の3回の講義(うち1回は菊池さんにただで(すんまへん)出てもらった)のレポートには水伝を知っていたというのは見かった...
水伝授業が広まりだしたころ,現在の大学1年生は,中学1〜2年の学年だったはずで,水伝の話を聞くには年齢層が上だったということはありませんか?あと2,3年もしたら,小学校の中学年だった学年の子が大学に入ってくるでしょうから,状況は変わるかもしれません.
22. TAKESAN
— March 7, 2007 @19:09:10
それはともかく、何でしょうね、この番組…。
23. 宮内主斗
— March 9, 2007 @21:21:31
広めていって,信者が改心してくれれば良いと思います。全員は無理だと思いますが,いくらかでも効果があれば。
http://www.meijitosho.co.jp/review/review.html?bango=4%2D18%2D863836%2D1
ちょっと評価。
25. ながぴい — March 20, 2007 @10:54:32
「週間女性」4月3日号に
『倖田、米倉、窪塚がハマった”水の結晶”ブームはウソ!』
という記事が載るらしいっす。
いったいこれはどういう内容なのでしょう?
26. 内海 — March 20, 2007 @14:38:07
左巻さんのインタビューが週刊女性に載っているとは思ってなかったのでちょっと驚き。
ただ、記事の中身は女性誌という媒体の限界もあるんでしょうが、あまり詳しく解説されたものでは無かったです。
水伝の公教育への導入による影響についても、それほど深刻に捉えていないのか記事の中では一文書いてあるだけでした。
女性誌の購読者は主婦層が中心なのだから、水伝の教育への浸透による問題などは最優先で書くべきだと思いますが、、、
それと、記事の中に「ニセ科学」という言葉が全く使われていなかったのも問題かなと。
記事の中で松岡大臣の還元水問題やマイナスイオンについても(ホンのちょっとだけど)触れているんだから、水伝だけじゃなくてニセ科学全般に対してきくちさんをはじめ科学者達は批判しているという事を書いてもらわないと、これを読んだ一般層がニセ科学問題を矮小化して捉えかねないのに。
多くを求めても仕方ないですが、私としては最低限ニセ科学という言葉は使って欲しかったです。
27. ながぴい — March 21, 2007 @00:25:52
買っちゃいました。
入手困難な雑誌に比べたら、どこでも買えるので。
>それと、記事の中に「ニセ科学」という言葉が全く使われていなかったのも問題かなと。
え?
「ニセ科学」って言葉、繰り返し記事の中に出てきますよ。
内容はアレですが…
「一本5千円の水」が批判されてるのはなかなかタイムリーかと…
「週刊女性」には一月末に取材を受けて、いろいろ話してあげたのですが、結局使われなかったのかな。
>>「ニセ科学」って言葉、繰り返し記事の中に出てきますよ。
御指摘ありがとうございます。
私の記憶違いだったみたいですねf^_^;
申し訳ないです。
やっぱり買っておいた方がよかったと、今になってちょっと後悔(>_<)
>きくちさん
確か記事の中には、きくちさんのコメントは載っていなかったと思います(上の件もあって自分の記憶にイマイチ自信がありませんが(^_^;)間違いないと思います)。
31. kita — March 23, 2007 @20:21:15
埼玉在住の一介の主婦ですが、なんと私の娘の通っている公立小学校にも、「水伝」が上陸してしまいました。
見つけたのは偶然です。生活科の授業(おそらく二学期の後半ごろ)でお世話になった、車椅子の方にクラス全員でお礼の手紙を書いた、そのお返事。娘は最初ちゃんと見せてくれなかったのですが、先日部屋の掃除をしていたら封筒が落ちていて、何の気なしに開きました。
そうしたら・・・まさにそのまんまの内容が後半部分に書かれていました。
「ありがとう、と書いた紙をペットボトルに貼ったら云々・・・」
しかも「私のした話では」とある。授業でもこういう話をしたらしいです。
慌てて学校に電話をしましたが、卒業式前の日だったこともあって通じない。担任の携帯にかけても、返事がない。
仕方なく今日になって、卒業式が終わる時間を見計らって担任に電話をし、お手紙と毎日新聞の記事と、きくち先生のレジュメをFAXしました(使わせていただきました、事後承諾ですみません)
担任はまったく「水伝」のことは知らなかったようです。
手紙も目は通したが、「おかしい」とは思わなかった、と。
確かに前半は、まっとうなのです。全体としてみたら誠実な手紙なんですが、それが私には余計嫌な感じに思えました。
「言葉遣いを良くするための、喩えとして使っている」
担任はそう言いました。私が最初に相談した、友達の母親も最初そう言いました。(あとにはわかってもらえましたが)
「科学ではまだ解明されていない」お得意のフレーズ。
斜め読みすれば確かにこれでは、気がつかないかもしれません。
私はたまたま、毎日新聞の「理系白書」を読んでいたため瞬時に気づくことが出来ましたが・・・・
こんな馬鹿な話、なんで騙されるんだろう、と思っていたのに、このていたらく。担任があの記事やレジュメを読んで、どういう行動に出るかはまだわかりませんが、doraさんのブログの話と、まさに同じパターンをたどりそうで怖いです。
もしこれで何も学校側が動かなかったら、PTAを通して地域の小中学校にこの話を広げようと思います。私には二人の小学生、一人の幼稚園児がいます。こんな教育されちゃたまったもんじゃない。母のネットワークをなめるなよ。
敵は教師だけではないようです。
僕の記事は自由に使っていただいてかまいません。なにかあれば、いつでもご相談ください
「科学ではまだ解明されていない」については、「科学的にはありえない」で充分です
33. kita — March 24, 2007 @09:16:54
「水伝」問題、反面教師の教材にしたらいいんですよね。
悪徳商法の手口、とか、「おかしい」ということに気づかせない文章のレトリックとか、科学を検証する、とはどういうことか、とか。
そもそも教師だってだまされたわけだから、子供にとってみれば「失敗を生かす」好例になりますよね。
まさに総合学習!素晴らしい!
でも、あの担任・・・・そんな発想には絶対ならないだろうなあ。
取り敢えず、こちらに。
3/29に、『吉田たかよし プラス!』というラジオ番組で、水伝が取り上げられるみたいです。
http://www.joqr.net/blog/plus/archives/2007/03/24/index.html
先日は、ゲーム脳についても、取り上げられました。ポッドキャストで聴けます(3月22日放送分)。これ、必聴です。森氏の論文の検討までしています。
http://www.joqr.co.jp/blog/plus_kibotsu/
論文が「お手盛り雑誌」に掲載されたということから、論文の中身まで(データのとりかたから解釈まで)、きちんと議論しています。「ゲーム脳の恐怖」のつっこみどころにも、きちんとつっこんでいます。なぜ受け入れられるかについても言っていますね。
これは「ゲーム脳」に関して必要にして充分な批判ですよ。
みなさん、聴きましょう。
この番組はいいですね。
そして、水道橋博士はほんものの博士よりもずっと偉い
36. TAKESAN
— March 24, 2007 @20:58:12
http://www.joqr.net/blog/plus_kibotsu/archives/2007/03/post_5.html
37. 左巻健男(さまきたけお)
— March 25, 2007 @05:26:42
記者は何とか頑張って掲載にもっていきたいと。最後はデスクの判断と言っていました。
新聞や雑誌の取材を受けたのに記事にならないことがたまにあります。
教育のためなら本当かどうかわからないものでも使ってもよい、という考えが強いですね。
いま、沖縄に来ているのですが、琉大ニセ科学のEMと海底遺跡を叩いてほしいと昨夜のオフ会で話題になりました。
おかげさまで『水はなんにも知らないよ』(ディスカヴァー携書)は増刷が決定しました。初版部数も1万ウン千部で多部数でしたが、増刷も大きな部数でした。未だ新聞広告もしていないのに(4/8に広告をだすということでした)。
38. D51 — March 25, 2007 @20:08:17
某書店では書店が「今一番売れています」と手書きの札を立ててくれているという話も聞きましたが、新聞広告をしていないので書店によっては即返本にしてしまっているかも。
増刷が決定したということは発行元に現物が出払っているのかなあ。
*アマゾンではレビューも4つに増えました。
初版+増刷決定部数は、これまでぼく関係の本でベストセラーになった検定外理科教科書のときと似ています。
40. TAKESAN
— March 29, 2007 @11:56:38
先日ご紹介したラジオ番組で、水伝が取り上げられ、早速、アップされています⇒http://www.joqr.net/blog/plus_kibotsu/archives/2007/03/post_5.html
きくちさん(の『論座』の記事)も、紹介されていました。よく纏まった批判だと思います。
42. たかぎF — March 29, 2007 @17:24:31
ゲーム脳の回のやつはもう聞けないんでしょうかね? もったいない.直接 mp3ファイルの URLをメモっておけばよかったなぁ.
というわけで、今回のは保存しました。
どうやら、聴けないみたいですねえ。URLは固定で、1週間毎に内容が変わるのかな。2月のログにアクセスして聴こうとしても、駄目でした。
45. No.4560
— March 30, 2007 @02:35:07
放送局の著作物だから、お願いメールを送る価値もないのかな?
また、水道橋博士博士は、来月も宮崎哲弥さん、唐沢俊一さんと一緒に話すようですね。
http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/50326739.html
ちょっと引用しますが、
--
しかし、擬似科学を語る、水道橋博士の博士号こそが、
一番、擬似科学ではないか。
--
さすが博士
46. D51 — March 31, 2007 @15:04:52
江本の、人間の煩悩の数と元素の数が同じだというこじつけには笑ってしまいました。煩悩というものも関係者の一方的な分類であり、科学と結びつけるのは無理です(本当だとしたら、水は2種類の煩悩からできている?)。同時に、嘘を言っても将来わかることです。平清盛が港湾工事の遅れに困り人員を増やしても進まない、それで「毎日の作業時間を増やせばいい」と考えた。そし沈みかけた太陽に「戻れ」と命じたら、平家の勢いを恐れた太陽は戻ったので工事が進んだ???。
Yahooで検索をしていたら、例によって吉岡が『水はなんにも知らないよ』も批判しています。内容は肩書きが虚しい精神論です。
47. 左巻健男(さまきたけお)
— April 2, 2007 @22:31:11
吉岡某ですが、低劣な批判でした。吉岡某のレベルを明示してしまい、商売に差し支えると思うのですが、そういう商売に騙される人にはあの程度でもいいのかもね。
48. D51 — April 5, 2007 @11:01:50
Yahooで検索すると、左巻さんにも菊池さんにも田崎さんにも吉岡の文書が出てきます。はじから攻撃しているようで、過敏になっていますね。批判文は、せいぜい信者をつなぎ止める程度の効果でしょう。多くの国民が目覚めたら巨額の損害賠償だけでなく、刑事事件になるかもしれません。「節電器」では逮捕者が出たと記憶しています。
50. 左巻健男(さまきたけお)
— April 7, 2007 @08:56:23
育ち方を見たという授業をした例を入れました。
「理科の教員ではないですよね?」とお聞きしたら「違います」
との返事でした。
中学校で「水伝」授業の例2つ(塾講師からの情報)
http://www.doblog.com/weblog/myblog/32167/2621108#2621108
51. 左巻健男(さまきたけお)
— April 8, 2007 @17:25:56
それでアマゾンも順位が昼間30位とかに上がったのですが、今は100位くらいになっています。
*吉岡某の「批判」は無視ですね。あの程度で「京大出身」を出すのは京大のためにはマイナスですね。
52. YMN — April 13, 2007 @21:08:13
学校の遊具の柱が折れる事故がありましたが、少し理科センスのある人なら遊具の安全性に際どいものを感じるのが普通かと思います。
危険の予測ということで理科には実学の面があり、20年近く危険性が見逃されていたあたりは学校の先生の理科センスと水伝の蔓延に一抹の関係があるようにも感じられます。
53. 藤田 — April 14, 2007 @08:42:18
YM> 遊具の安全性に際どいものを感じる
私も、その印象を受けました。
私はよく言うのですが、「文系の知識は罪に関わ
る。理系の知識は命に関わる。」
まったく別の話ですが、原発の事故隠しのことが
報道されていましたが、報道で触れていたことと
は別にとても気になったのは「制御棒が抜け落ち
て炉心から出てしまったので臨界に達した」とい
う原子炉の構造です。
確か、PWRでは「制御棒が抜け落ちたら炉心の
中」という構造(Fail Safe:壊れたら連鎖反応が
止まる方向)になっていたと思います。BWRで
はなぜ上記のような危険な構造にしてしまったの
でしょう。
尼崎事故に関して、安全担当の幹部がATS−Pを知らなかったと報じられました。完全な文系か、名ばかりの理系だったのでしょう。
給食費の督促まで先生の仕事になっているという現状はどうかしているわけです。
手が回らないのは当然でしょう。
56. しむら — April 14, 2007 @14:20:15
57. 三河人 — April 14, 2007 @16:07:29
文学部出身の、文系人間(メーカー勤務経験あり)です。
>D51さん
>尼崎事故に関して、安全担当の幹部がATS−Pを知らなかったと報じられました。完全な文系か、名ばかりの理系だったのでしょう。
失礼ながら、この件に関しては文系・理系は関係ないと思います。
「職務上必要な知識を持っていなかった」個人、あるいは「その程度の人間を担当幹部にした」組織の問題だと考えます。
58. 藤田 — April 14, 2007 @18:50:32
き> 遊具の点検まで先生の責任にするべきでは
き> ないと思います。
私もそう思います。ただ、そういったセンスはも
って欲しいですね。責任は安全担当の人がもつべ
きでしょうが、「?!この程度のロープのたるみ
で、多数の生徒がぶら下がったらどんなことにな
るだろう?」とか、これは担当科目に関係なく。
>YMNさんは「理科センス」という表現なので、文系でも科学的に見ろということだとは思いますが。
曲げ応力とか共振といったキーワードを介してあの遊具から危険性を想起するのは理系の人でないと難しいかもしれませんし、それで構わないと思います。
誰かが声を挙げてそれが通って運営に反映されればそれで問題ありません。
「3人寄れば文殊の知恵」が機能するためには全ての人が精通している必要はなく(また無理ですし)、それでも他者の意見を評価する能力は必要ということになります。
「3人寄れば文殊の知恵」をもじったものと思いますが「バカが100人集まるとバカ100倍」というのがあり、特にニセ科学やオカルトの世界などではありがちなことでしょう。
組織や集団の紙一重の差で「3人寄れば文殊の知恵」で賢さのターボが効いてきたり、バカ・スパイラルに落ち込んだりすることもあるかと思います。
60. D51 — April 15, 2007 @20:44:50
個々の業務知識だけでなく、関心度に大きな差があります。例えばATS−Pの話を始めると拒否反応を示す人や、担当は別の分野でも関心を持つ人など、一定の傾向が分かれます。重要なのは、ATS−Pについては大本営発表の美辞麗句の受け売りではなく、欠点や限界を見抜く専門的な力量が必要だということです。
61. 三河人 — April 15, 2007 @22:20:10
レスありがとうございます。
「欠点や限界を見抜く専門的な力量」も「業務上必要な知識」に含まれると考えておりますが、私の表現力が足りませんでした。申し訳ありません。
「文系が一括りに(悪者に)されている」と脊椎反射してしまった、「メカニカルな話題も好きな文系テツ」の戯言だったとお思い下さい。
「好きも嫌いも関係ない!常に問題意識を持て!」と、製造現場に出入りしていた頃に口うるさく言われていたので、つい....。
62. D51 — April 16, 2007 @19:11:32
こちらの主要な課題である「ニセ科学」については、「知識」と「力量」(思考力)を明確に区別する必要があります。「イオン」「ゲルマニウム」「還元」などという言葉を知識として知っているだけでは、逆にニセ科学商品に騙されてしまいます。その詳細や他の現象と結びつけて考えることが大切です。
確かに「常に問題意識を持て」ということは重要だと思います。そうすれば、尼崎事故の前にATS−Pが設置されていても事故は防止できなかったことがわかるでしょう。
7/7(土)13時〜17時学習院中高等科でニセ科学フォーラム2007を開きます。その1週間前の京都女子大公開講座の内容と連動するので内容が決まったら案内したいと思います。
*『水はなんにも知らないよ』(ディスカヴァー21)は3刷りが決まり、2カ月余で部数2万半ば台を超えます。
5月2日共同通信の配信で「こんにち話」というコーナーでニセ科学について語ったことが地方紙20紙ほどに載ると思います。
64. 左巻健男
— May 29, 2007 @12:11:56
なお、6月号の目次(5/26発売)をこの投稿のWEBサイトURLに入れておきます。¥840で、一般の書店(大きいところでないと駄目か…)で購入できます。
ちなみに6月号は特集が「手作り万華鏡の世界へようこそ」です。
7/26発売の8月号は特集の一つが「小学生にもわかるニセ科学」で、菊池誠さん、小波秀雄さん、天羽優子さん、田崎晴明さんに書いていただきます。
65. 左巻健男
— May 29, 2007 @12:20:00
朝日新聞などの書評が一段落したのですが、明日発売のフリーマガジン『R25』5/30発行号の「R25的ブックレビュー」のコーナーで紹介されるとのことです。60万部のマガジンですからよい影響があるかもしれません。
*7/7(土)にニセ科学フォーラム2007を昨年と同じ学習院中高等科で午後1時から行います。未だ公に参加者を募集していません。(今週中には、と思っています。その前に小波さんの大学の公開講座の案内が先ですね。)
66. 左巻健男
— June 2, 2007 @01:06:52
ニセ科学フォーラム2007(7/7)の受付を始めたらこの数日で85名の申込がありました。
定員が180名程度です。昨年より速いペースで申込があります。昨年の実績、菊池誠さんらのメディアへの露出、そして、ちょっとは、左巻健男『水はなんにも知らないよ』(ディスカヴァー21)のせいかも。
*日程、内容、申込方法は…
ニセ科学フォーラム2007(7/7土13時〜学習院中高等科 )
http://www.doblog.com/weblog/myblog/32167/2621176#2621176
67. こなみ
— June 2, 2007 @08:22:54
http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/index.php?%B8%F8%B3%AB%B9%D6%BA%C2
できれば先に連絡してほしいとお願いしているのは,その人たちに懇親会の案内を出そうかと(^^;; 。会場でも声はかけるつもりですが,概数がわからないと予約の都合がつかないので。ちなみに現在15名から参加の通知がありました。産経新聞からははやばやと取材の申し込み。
明日は早稲田大で「水はなんにも知らないよ」の講演をしてきますが、それも事前申込で120ウン名かあるようで大きな教室に会場が変更になったようです。
*そろそろ江本氏は新しい本を出すんだろうな。でも、科学者の土俵にはのらないとしていたから咬み合わないかな。
69. QР
— June 18, 2007 @19:09:42
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/bookreview/25/
70. くまさん — June 18, 2007 @22:05:24
日経BP社のサイトの「水はなんにも知らないよ」のレビューの2ちゃんねるでの反応が、痛いニュースブログで取り上げられてます。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/991022.html
71. QР
— June 19, 2007 @08:24:36
「痛いニュース」扱いと言うのがいいですね(笑)。もちろん「水からの……」の方が、ですが。
菊池先生の出演番組、再アップされてたんですね、ってあんまり書かないほうが良いか。
そういう噂ですね(^^
*日程、内容は…
ニセ科学フォーラム2007(7/7土13時〜学習院中高等科 )
http://www.doblog.com/weblog/myblog/32167/2621176#2621176
74. TAKESAN
— July 13, 2007 @12:58:21
さっきテレビを観ていたら、ニセ科学フォーラムについて書かれた記事が、『ワイド!スクランブル』で紹介されていました(途中から見たので、何の記事かは判りませんでしたが)。
テレビで紹介されるのは、良い事だと思います。
そういえば、『ワイド!スクランブル』、水伝を紹介していたりもしましたねえ。北野大氏が、やんわり否定しておられましたが。
75. D51 — July 13, 2007 @19:41:15
76. ドラゴン — August 28, 2007 @16:06:51
中学校編もあります。
書きたいこともありますが、取り急ぎ、情報のみ。
人間を超えたものへの「畏敬の念」の道徳授業 小学校
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D864022%2D7
第犠蓮 醗攘匹稜亜匹魄蕕討茲
1 ためらうことなく,“畏敬の念”を教えよ
2 なぜ“畏敬の念”は,敬遠されるのか
3 宗教とどう違うか ―スピリチュアリティという観点―
4 霊能的なものへの警鐘
5 ヌミノース ―畏れの感情―
6 すべての価値に重みを与えるもの
7 何ものかから“見られている”という感覚
8 “畏敬の念”をどう指導するか
‖慮海箸修凌兇衒屬
▲ぅ瓠璽犬粒萢
H問の工夫
ぐ掬歸な迫力と魅力を備えた資料の開発
第蕎蓮ー汰・“畏敬の念”の道徳授業
‘仔船掘璽箸膿瓦涼罎痢岼攘匹稜亜廚魄き出す
〜体験を共用し,畏れ敬う気持ちを認識する〜
◆峪犲圓妨守られている生者に気づく」
〜「千の風になって」から〜
「いのちを見つめて」
〜「葉っぱのフレディ」との出合いの中で〜
ぜ然,生命,人間への畏敬の念を育てる
〜「葉っぱのフレディ」から〜
ァ屬△蠅とう,チャンプ」そして奇跡は起きた
〜響き渡る魂の叫び 車イスの犬チャンプの物語〜
Α崔太検廚筺峪燹廚鮓つめさせて,人間の力を超えたものに向き合う心を育てる
〜相田作品から子どもの「死生観」に迫るアプローチを通して〜
А醗攘匹稜亜匹侶茲瓩討蓮ざ戯狡鷦┐旅夫
〜視聴覚教材を使った臨場感のある授業で〜
─峙霄にもらった希望」
〜「道徳ドキュメント」を活用して「人間の力を超えたもの」に気づく〜
“畏れ”の気持ちをはぐくむ
〜郷土の伝説を通して〜
子どもたちに「年をとることへの畏敬の念」を深く刻む道徳教育
〜「鈴虫が鳴いた」から,生きること・死ぬことの意味を考える〜
「感動的な資料提示で畏敬の念を育てる」
〜パネルシアターを活用した道徳授業〜
「青の洞門」で,人間の心を超えた心に触れる
〜「憎しみ」が,何によって変化したか考える〜
畏敬の念という『心の宝物』を発掘し,磨きをかける学習
〜「美しいお面」で,真の美に感動する〜
77. ながぴい — September 13, 2007 @15:01:50
アメリカ物理学会が発行する会員誌「Physics Today」の2006年11月号に
「What the bleep do we know」の論評が載っていたようです。
↓
http://www.aip.org/pt/vol-59/iss-11/p14.html
「Teaching physics mysteries versus pseudoscience」
「What the bleep do we know」ってのは、「水伝」が登場するニューエイジ系の自主制作映画ですね。
論評の内容は、量子力学の不思議な部分がトンデモ理論の宣伝に利用されてしまうことに対する警鐘、といった感じ。
もう聞かれた方も多いだろうと思いますが,せっかくですから一般の方にも公開することにします(きくちさんには了解ずみ)。聴講なさりたい方は事前に私(小波)にメールをください。詳細は返送メールで。教室の都合で10名ほどに制限させてもらいますので,先着順でお願いします。
なお,300名の女子大1年生に混ざって講義を受ける度胸が必要です。
79. ながぴい
— October 29, 2007 @12:06:50
Skeptical Inquirerに「水伝」が登場しました。
"Masaru Emoto`s Wonderful World of Water"
by H. Hall, Skeptical Inquirer, Vol.31, No.6, p.49 (2007)
まだ内容は読んでませんが、海外でもいろいろやって、
なかなか儲けているよ〜です。
80. ながぴい
— October 29, 2007 @20:25:30
(自己レスですが…)
あちらでも「水伝」を「科学的な証明」と勘違いしている人は多いみたい。
あちらの図書館で利用されてる本の分類法
「デューイ十進分類法」(Dewey Decimal System)では、
江本氏の本は「宗教―スペシャルトピックス」に分類されてるそうな。
81. 亀@渋研X
— October 29, 2007 @23:11:54
そのようです。amazon.comでも彼の本、特に『The Hidden Messages in Water』は今も1,585位(2005年11月にも一度調べたのですが、そのときとほとんど変わりません)。Religion & SpiritualityにもScienceにも分類されています。
同書にはたくさんの賞賛レビューがついていますが、なかには科学的な研究と評価して4つ星のレビューを書いている人もいて、「242 of 314」の「参考になった」をゲットしています。
ちなみに表示によると、星の数別のレビュワー数は次の通りです。
5 star: (90)
4 star: (22)
3 star: (10)
2 star: (10)
1 star: (32)
82. audioslave — October 30, 2007 @00:44:51
コレですか? ネットで見れたらいいのに...。残念。
しばらくしたら、この記事もネット上にupされるかもしれません。
84. 蟻 — July 9, 2008 @14:11:31
ですが、ふっと気づくと、すでに昨年(2007年) の開催日を過ぎて
いるではありませんか。
 2008年の『ニセ科学フォーラム』はもう終わってしまったので
しょうか。
85. ナナフシモドキ — July 15, 2008 @15:11:32
86. あんね — July 15, 2008 @16:24:30
その話は、本当に御伽噺として伝えられたのでしょうか?
現に息子さんは信じておられる様子。
あまり深く考えておられない教師のお父さんや、その出前授業を許してしまったほかのクラスの先生方には認識を改めてもらう必要があると思います。
ちょうど私の子どもの学校でも、「1/4の奇跡」というオカルト系の自主映画を上映しようと言う話があり、自分なりに動いたときの感触から。(自分のは第一目標は達成しましたが、もう少しやり残しがあります)
学校の先生方は一枚岩というわけではなく、疑問をもつ先生もおられるはずです。冷静に理路整然かつ毅然とした態度で、資料を沿え、お子さんが信じてしまったこととあわせて、管理職に異論を伝えてみてはどうでしょうか。
また、学級新聞に載っていたのは、なんという題名の本でしたか?
もし、江本氏本人のものであれば、波動測定器やオーラが見える等のインチキ商品を扱っている会社を経営している人ですので、
http://www.hado.com/vibrationalmedicine/top.htm
こんな悪徳商法をやっている人の話を小学校で紹介するな!と、さらに強く言えるのではないでしょうか。
>先生もおとぎ話と明言しているし、理科じゃなく道徳だからいいって。
よく指摘されている事柄ですが、『寓話』として考えてみた場合でもですね、
『外面の美醜をもって、内面の優劣・善悪を決め付ける』
って言うのは道徳として教えてはイケない行為やろうと思うです。
88. YMN — July 15, 2008 @23:40:38
>なんとかしなければと思い、今日になって、ここを含め、いろいろなところを読んで、勉強しています。
http://homepage3.nifty.com/iromono/diary/200706B.html
いろもの物理学者さんの息子の学校での水伝の話ですが、普通の人はここまではなかなかできるものではなく、現実は難しいものがあるかと思います。
大分の件で今渦中の(大きな権限ありげな)教育委員会を通すというのもひとつのルートかもしれません。
89. 憂鬱亭 — July 16, 2008 @01:06:46
地元の健全育成会の行事の講師として「きなこつくり」の実演をボランティアでやってくれた人(たぶん退職教師)が、そのきなこを付けたモチを食べたあとで、水伝の授業を始めたんです。
私が途中でさえぎって邪魔したんですが、帰り際に話をしたときも自分が間違った話をしたとは、ちっとも思っていなかったようです。「道徳的に良いたとえ話をしただけだ」というわけです。
私自身は高校の教員をしてますが、生徒の一部が水伝の授業を受けたあと、あの「実験の結果」を真実だと思っているので、修正するのに無駄な時間が必要でした。
>ナナフシモドキさん
「将来間違った科学知識を持つきっかけになるので、子どもたちにちゃんと訂正してください」と高校の教員が言っていた、とお伝えください。
「迷惑だ」と怒っていましたよ、と付け加えて。
90. apj — July 16, 2008 @14:08:46
ということで、大学でも教員が迷惑してるので、そういう授業はやめるように言って下さい。
91. A-WING
— July 16, 2008 @16:33:55
「結晶の美醜や言葉の美醜を判断してるのはどこのどいつだぁ〜い?」
「アタシだよっ!」
(C)にしおかすみこ
ちょっと喩えが古かったですか。
93. isaac — July 31, 2008 @18:41:22
こちらは、またもTOSSでした。
「心のノート」で生き方の原則を教える 低学年編
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D817412%2D8
二 「ありがとう」を言えるスキルを授業で育てる(「ありがとうをさがそう」四四〜四七ページ)
1 美しい言葉「ありがとう」を言えるように
2 「ありがとう」を言えるようにさせる授業をこう進める
94. よしき
— August 4, 2008 @17:40:21
> 水伝がニセ科学であって、SFがニセ科学でないとすれば、それは何ですか?
「フィクション」というのは「架空」ということなので、それにもかかわらず事実だと誤解する人がいても、SF側が究極的な非難を受けるいわれはないでしょう。
ちなみに、マイケル・クライトンのようにかなり良く調べて書いていて本当の話がだいぶ入っているのかなと思わせるように書かれたものの場合(State of Fearとか)、事実と照らし合わせた批判を受けることはありますよ。またScientologyなどは創始者はどう見ても自分の書いたSFを元にしゃれでやっているとしか思えないのに、信者たちはそれを真に受けてしまっていて、社会的にもしばしば懐疑的な目で見られてしまっていますし。
というわけで、「SF」vs「水伝」という問題設定がそもそもおかしいと思われます。科学的事実を装いつつ、非科学的方法を科学が取り扱うべき領域に持ち込んだらSFであろうと水伝やほかのニセ科学であろうと科学者からは批判されます。社会的悪影響を及ぼす類のものであれば、さらに社会的悪影響の問題として、社会からの批判も受けます。前者のような批判は科学者が行うべきですが、後者のような批判派は社会の一員なら誰でも行うべきところ、たまたま専門家である科学者が批判を行っている、ということではないでしょうか。
> この回答を一貫して誤魔化してきたとすれば、端的に卑怯です。
この文の意味が良くわかりませんが、どこかで一貫して誤魔化していると思われる発言などがあったのでしょうか?
ところで、「東寺です」さんの思われるSFとはどういうものなのでしょうか?
「サイエンス・フィクションはニセ科学ですか」というくだらない質問だったんですけどね。
それから、「水伝はフィクションだ」かな。
ふま君にはフィクションの意味がわからないらしいので、しかたないです。
もちろん、サイエンス・フィクションをニセ科学だなどと呼ぶ人は、何もわかっていないのです。
疑似科学ではありますけど(^^
96. zorori — August 4, 2008 @20:43:53
「水伝」はフィクションではなくて、自称ポエムではなかったっけ。
97. うしろのろむ太郎 — August 4, 2008 @20:41:47
江本氏が代表取締役を務める株式会社H.IMのページです。
「私たちは、水の結晶写真技術に基づいて、愛・感謝の気持ちが結晶を変化させることを実証してきました。」
実証したという言い切っています。これがフィクションへの扱いですか?
水伝がフィクションであるとAERAの取材等で江本氏が言っているのは、単なる逃げ口上です。
98. 怠けウサギ — August 4, 2008 @20:27:36
SFは「作り話」です。読者は「架空のこと」と思って読みます。
「もしかしたら・・・」と思うことはあっても、ウルトラマンやチオチモリンが現実に存在しないことはほとんどの人が理解しています。
「水伝」の場合「フィクション」であるという前置きをしたら、道徳の授業として成立しないのではないですか?
「これは作り話だよ」と前置きして教師の望んだような道徳的効果が期待出来ると私には思えませんが。
少なくとも私の子供の道徳の授業に「水伝」を使った教師はひと言も「フィクション」「作り話」「ファンタジー」など、架空の話であるという前置きはしませんでした。その結果、かなりの子供たちがそれが現実のことと信じてしまいました。教師も信じていたようなので当然ですが。
道徳に「養老の滝」の話(これも広い意味でSFかしら)をしてもかまわないと思いますが、「水伝」は許せません。
99. TAKESAN
— August 4, 2008 @21:53:31
多分、あの人でしょうね。血液型と性格3のコメントも。
この人、どうも、「“ニセ科学”は悪くないっ! そりゃ、確かに“ニセ科学”のなかには社会的悪影響のあるモノもあるかも知れないけど、そうでないモノもあるんだいっ! 社会的悪影響の有無と“ニセ科学”かどうかは関係ないんだもんっ! だから、“ニセ科学”と一括りにして非難しないでよぉ〜!」という事を分かってくれない人を見ると、頭を掻きむしって地団駄踏むのを堪えられない人みたいですね。随分長い間それを認めさせる事だけが目的になっていますから(行動はぜんぶ逆効果になってるけど(笑)──「SFだって“ニセ科学”じゃん!」とか言い出してしまうあたり、完全に終わってる(笑))。それを訴える事がアイデンティティになっていて、それを認められないとアイデンティティが崩壊してしまう人なのでしょう。可哀想に、自我がその1点のみによって支えられているんでしょうね。
どうしてそんな自我が形成されたのかはとても興味がありますが、この人の主張には何の興味も持てません。端的に言って、「だから?」でおしまいです。
101. よしき
— August 5, 2008 @00:50:35
(挟まっているのが僕のコメントなので僕のコメントの話だと仮定しますが、どうやらやっぱり分かった上でわざと書いているみたいですね。)
どこから多くという言葉が出てきたのやら。誤解させるからだめという論調もないし。
> ここでそうでないと言うなら、端的に卑怯です。
話がつながっていませんよ。
102. zorori — August 5, 2008 @06:52:48
先日、エモトなる證券屋がやってきて、株価が上がりそうな銘柄に水が反応するというのです。単なるカンやいい加減な経済理論ではなくて、物理的な現象、つまり科学的根拠があるということで、私は信用してしまいました。そして、株を大量に購入して大損してしまいました。怒った私はエモトに文句を言いましたが、彼がいうには「フィクションですよ。」いや、かれは最初の説明ではそんなことは言いませんでした。ひょっとしたら、契約書の隅に虫眼鏡で見ないと見えないように書いてあったのかもしれませんが。
相変わらず、エモトはセールスをしていますが、フィクションという説明をするのは、クレームがあった時のようです。ずるいですね。
103. DD
— November 20, 2008 @07:56:38
> サイエンス・フィクションをニセ科学だなどと呼ぶ人は、何もわかっていないのです。
> 疑似科学ではありますけど。
適当なときに、【疑似科学とニセ科学の違い】をじっくりと説明をお聞かせくださいね。
大事なところ、のようですから。お願いします。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1172620744#CID1227106418
http://anonymouse.org/anonwww.html
104. DD http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1172620744#CID1227106418
" onclick="window.open(this.href,'');return false;">
— November 20, 2008 @08:10:23
警官の真似をするだけでも、威圧感が生まれるから…?
水伝授業は?科学の真似だけでも、威圧感は生まれる…