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Humming Bird
発売から4ヶ月たったiPhone。7月11日に発売されたiPhone 3Gの販売台数は689万2000台。前年比の約3倍。Appleの今年度の売り上げに大きく貢献している。でも、僕の周りではiPhone使っている人が結構いるけど、例えば電車に乗ったりすると、iPhoneを使っている人はまず見かけない。それもそのはず、softbankは正式には公表していないけど、iPhone、日本では多く見積もって30万台くらいしか売れていない。
日本に存在する携帯電話は1億650万程度。シェア計算してみると,0.28%。350人に1人持っているかどうかの数字。アメリカでもこの状況は同じ。全米の携帯電話ユーザーのうち、『iPhone』所有者は1%にすぎない。これまでは、appleの熱狂的なファンとか、一部のガジェットファンだけが持っていた。それも比較的裕福な人達。
でも、この状況が急速に変わってきている。アメリカのcomScore社が、10月末に発表した調査結果によると、今、iPhoneを購入する人が最も急速に増えているのは、比較的低所得の層ということが分かった。
これまでは、iPhone所有者の43%は、年収が10万ドル=1000万円を超えている人たちだった。でも、今年の夏以降、iPhoneの購入が最も増加したのは、収入が平均より低い世帯だった。
さらにこうした層は、ウェブサイトを見たり、音楽を聴いたり、電子メールを使ったりするのに、別々の製品を買うのではなく、iPhone1台ですべてを済まそうと考えている。
ぶっちゃけ、iPhoneは、本体価格もなんだかんだ高いし、基本料金も普通より高い。でも、アメリカの低所得者の人達は、いろいろなデジタル機器やサービスを使う代わりに、iPhoneを、1つのデバイスとして使えば、お金の節約できることに気づいた。そこに今の金融危機による不景気が追い風になっている。iPhoneがそんな人達の実用的なコミュニケーションツールになっている、というわけ。
もう1つ。ネット業界にも不況の波は訪れているけど、iPhone周りだけは絶好調。iPhoneのアプリケーション開発者の全世界での需要は、過去6カ月で500%の伸び!!!!求人件数も、1カ月あたり約30件から140件余りに増えたとか。
それもアメリカだけじゃなくて、ロシア、インド、ウクライナ、中国なんかでも同じ状況。
要するにこの不景気の中、iPhoneのアプリケーションソフトに限っては、需要が供給を上回っている、ってこと。
iPhone用の人気ゲームを作った会社は、この2ヶ月で3000万円も稼いだり、おもしろいアプリを開発して、個人で月に500万円も稼ぐ人も。
今なら、iPhoneのアプリケーションのプログラミングを覚えて、おもしろいアプリを開発すれば、億万長者になれるかも。
スティーブ・ジョブスが、世界不況の救世主になる日も近い?
ちなみに最近iPhoneアプリでお気に入りは、BRIAN ENOの「BLOOM」。映像と音楽をスクリーンをタッチするだけで作れる、かなりチルアウトなアプリ。簡単に夜中にこの前は1時間はまっちゃいました。音色が最高に気持ちいい。
広大な国土に10億人もが生活し、実に多様な言語や宗教がひしめきあう、インド。ここ数年でIT産業、医療産業が急成長したことでも注目を集めていますが、その景気の波にうまく乗った「中流階級」が急激に増えています。豊かさを享受し始めた、インドの新たなアッパーミドル。その存在は、生まれながらの不平等に身をおいてきた、多くのインド国民に希望の光を与えつつあります。
インド政府御用達の公的機関が定義した「中流階級」とは、世帯年収が20万ルピー(約56万円)から100万ルピー(約280万円)の人たち。月収にすると日本円にして5万円から23万円程度。3~4LDK程度のマンションに住み、インド人にとって豊かさのシンボルであるマイカーを保持。テレビやDVD、エアコン、パソコンなどの家電製品も揃え休日はショッピングセンターで家族と外食。こんな新しい中間層が今では1億~1億5000万人ぐらいいると言われ、消費を支える新たな層として、世界中の企業も注目をしています。また、その割合は、2015年には20%(=2億人超)にまで上昇するだろうと言われています。
博報堂がこの「中流階級」のうち、デリーとムンバイに住む、年収換算67.2万円以上の25~54歳の男女を「インドパワー生活者」と定義して、データをまとめています。そのデータによれば、「インドパワー生活者」のうち、
※使用人を雇っている世帯は50.7%(半分を超えています!)
※マイカー保有世帯のうち、お抱え運転手がいる世帯が9.4%……と、日本の中流家庭よりも、かなり優雅な生活を送っていることが判明。ただし、クレジットカードの保有率は37.0%と、中国のパワー生活者の約半分。また、お金をかけている分野は、「貯金」「医療」「子どものための教養・勉強」がトップ3になっています。
90年代以降、経済生長が右肩上がりのインド。中国は「世界の工場」と呼ばれ、世界中の生産を請け負うことで経済力を伸ばしてきましたが、現在のインドは、「世界のオフィス」的存在となったことが大きな勝因です。
高校や専門学校で、英語に特化して勉強してきた若者たちは、その語学力を駆使して、欧米のあらゆる企業から仕事を請け負っています。IT産業などはその最たる例ですが、一方で、欧米企業の苦情窓口やテレフォン・ショッピングの受け付けを代行する「コールセンター」も物凄い勢いで増えています。(※沖縄や九州のコールセンターが、東京の企業から依頼を請け負っているのと近い)
インドの首都ニューデリーから車で約30分のガルガオンという街は、「コールセンター」が集中するビジネスタウンで、街自体が非常に裕福。モダンなオフィスでパソコンを前に電話を受けるコールセンターは、若者たちの花形といえる職場。男女分け隔てなく働けるため職場結婚も多く、彼らが今後、DINKS(懐かしいコトバですが、子供のいない共働き夫婦ですね)となって、インドの“新中間層”に育っていくだろうと言われています。IT産業、医療産業、そしてコールセンター。この3本柱がインドの経済を大きく引き上げていきそうです。
いわゆる「インディアン・ドリーム」を体現する新しい「中流階級層」が増え、現在のインドは、日本の高度成長期の雰囲気そのもの。「明日は今日より必ず良くなるだろう」という、あの活気に満ち溢れた感じです。けれど、今でも4億人にのぼる人々が、一日わずか1ドルの収入で暮らしているという現実もあります。全体的な所得水準のアップはまだまだですが、「中流階級層」が今後爆発的に増えていくことは間違いなく、彼らが下流層を引き上げていくという、ポジティヴな見方もあります。インド人のあいだでは「金持ちが貧しい人を助ける」ことが美徳とされていますから、極端な貧富の差も思いのほか早く解消されていくかもしれません。
続いてもインドから。こちらはCNNからのニュース。
インド北部のヒマチャルプラデシュ州の山奥の話。ここは、海抜約1830メートルの高さにある険しい場所。村の人達は、細長くて狭い畑を耕し、細々と生活を営んでいる。この村では、子孫がそれぞれ別の妻と結婚して、別の家庭を築いても、分けるべき土地が無い。だからここの村民は一人の妻を兄弟で分かつことが習慣となった。たいていの妻には夫が2人いて、3人4人と夫をもつ妻もけして珍しくは無い。
この村に住むアマール・シン・パンディールとクンダン・シン・パンディールは兄弟。二人はともに40代。弟のアマールは鉱山で働き、兄のクンダンは先祖伝来の畑を耕す。家は貧しく、二人は営みのすべてをふたつに分けて暮らしてきた。家、仕事、そして妻。一夫多妻ならぬ一妻多夫。兄弟の妻を務めるのは、同じ女性。
奥さんのインディラ・デービーは、「喧嘩なんてしょっちゅうよ」ともらすけど、それほど深くは考えていない。これが風習だから。ごくごく自然なこと。喧嘩の原因となるのはごく普通の夫婦と同じ、些細な理由。
「原因は小さなことよ。どうしてあれを先にやってくれなかったんだ、どうしてこれをやってくれなかったんだ、みたいな感じよ」
でも、2人の兄弟は譲り合いの気持ちを持たなきゃならない。例えばセックス。奥さんはあくまで平等に毎日交互に兄弟の床で眠る。
一妻多夫はインドでは違法だから、この村のならわしにも最近疑問の声も上がる。でも村人は口を揃えて言う。
兄弟で一人の妻を共有することは、われわれにとっては奇妙なことにみえますが、この村を含めて200近くの村々ではごく当たり前のことなのです。
長年引き継がれた伝統はそうそう変わるものではないってこと。
インドの大都市では、アッパーミドルが、使用人を雇って自家用車に乗る時代。かたや、都市を離れると、昔ながらのインドが顔を見せる。
伝統と発展の共存が、今のインドの魅力なのかもしれない。
客室がすべて海中にあるホテル。高さ1キロの超高層ビル。地上680メートルに浮かぶ世界最高級のレストラン。これ全部中東UAEの都市、ドバイの話。石油バブルでもうドバイの街は未来都市の様相。東京なんかでは考えられない、超高層ビルの数々。
でも、そんな未来的な超高層ビルの建築の裏側には、ちょっと暗い側面が見え隠れする。今、ドバイには、一歩間違ったら奴隷のような労働者が30万人も存在している。
彼らは窮屈な強制労働収容所みたいなところで働かされ、中には命を落としてしまう人もいるとか。そんなリスキーな仕事なのに1日働いても、ほんの数ドルにしかならない。
彼らは全員、ドバイの建築ブームを支援している巨大な詐欺グループの一部として巻き込まれている。何十万もの出稼ぎ労働者は、インド、バングラディシュ、パキスタンから、華やかなドバイを目指してやってくる。
最初は、実際にもらっているお給料の2倍の金額を約束され、1年に1回家族に会いに行くための飛行機代も貰えるはずだった。
でも、それは一度も実行されない。彼らは字が読めないから、契約書を理解できない。そこに付け込んだ詐欺グループが、強制的に彼らを働かせる。
さらに彼らが働き続けるように、パスポートと1か月か2か月分の賃金をキープする。なので、仕事を辞めて母国に戻りたくても帰れない。
あの目もくらむような発展と、高層ビルの裏側にはこういった労働者たちが存在する。これを知ってしまうと、つくづく経済発展することの意味が、分からなくなる。
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