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CO2排出抑制、10年ぶり目標達成できず 07年度、経団連発表

 日本経団連は18日、2007年度の二酸化炭素(CO2)排出量の実績を発表した。排出量が多いエネルギーや主な製造業の34業種で5億2190万トンに上り、産業界が抑制目標としている1990年度の実績を10年ぶりに上回った。温暖化ガスを排出しない原子力発電所の停止が響いたようだ。

 経団連は97年に環境自主行動計画を策定。08―12年度平均の排出量を90年度(5億1537万トン)以下に抑える目標を決め、毎年の実績を公表している。

 07年度は90年度に比べ1.3%増、前の年度との比較では3.1%増えた。07年7月の新潟県中越沖地震の影響で、東京電力の柏崎刈羽原発が長く停止していることが主因。生産活動もまだ堅調だったため、排出量が増えたという。(18日 23:20)

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