【NQNニューヨーク=海老原真弓】18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3営業日続落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.56ドル安の1バレル54.39ドルで終えた。一時53.96ドルまで下落し、2007年1月以来の安値を付けた。景気悪化懸念が根強く、相場の重しとなった。
世界的な景気悪化で原油需要が減るとの見方から売りが出た。19日発表の週間の石油在庫統計で、ガソリンなどの在庫が増加するとの見方が出たことも売りを促したようだ。この日の高値は55.98ドル。
ガソリン、ヒーティングオイルも3営業日続落。
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