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アラブの王子がマイケル・ジャクソンに6億円の賠償請求

2008年11月19日 14:02更新 前の記事 次の記事  エンタメ・社会一覧
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 バーレーン王国の次男アブドラ・ビン・ハマド・ハリファ王子から約700万ドル(6億7,500万円)の損害賠償を求めらていた米歌手マイケル・ジャクソンの裁判が17日、英ロンドンの高等法院で始まった。

 二人は、2005年にマイケルが幼児虐待で無罪判決を受けた時に知り合った。王子はマイケルから、CDをリリースし、インドネシア・スマトラ島沖地震の津波被害者救済の寄付に当てると聞き、投資した。しかし、結局マイケルのCDはリリースされなかったという。

 マイケルは王子からの出資を所有していた「ネバーランド」の公共料金3万5,000(約340万円)として使い、その他にもバーレ-ンへの飛行機代や生活費、新スタジオ設立資金に当てたという。

 現在マイケルは、王子の融資に対して「贈り物だと認識していた」と発言していることが弁護士を通じて明らかになった。王子側は、「出資は、マイケルへの投資だった。彼はCDの売り上げで返済すると話していた」と語った。

 今月、マイケルは負債のために所有していた「ネバーランド」の所有権を譲渡したばかり。借金は1,000件以上にのぼるという。

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