18日の県内は、寒気の影響で、北部山沿いを中心に寒い一日となりました。この寒さで、五ヶ瀬ハイランドスキー場では初雪が降り、一足早い冬景色となりました。18日の宮崎県地方は、寒気の影響で、山沿いを中心に気温が下がり、最低気温は、五ヶ瀬町鞍岡で1度9分、高千穂町で4度7分となるなど、県北部を中心に、寒い一日となりました。こうした中、五ヶ瀬町にある国内最南端のスキー場、五ヶ瀬ハイランドスキー場では、18日、初雪が降り、雪が5センチ程度積もりました。五ヶ瀬ハイランドスキー場では、17日から雪づくりが始まっていて、12月19日にオープンを迎えます。県内では、19日にかけて上空の寒気が強まるため、各地でさらに冷え込む見込みです。
食の安全を脅かす産地偽装が、また明らかになりました。家畜用の飼料を輸入・販売している都城市の会社が、中国産の飼料を国産と偽装表示して販売し、農水省から処分を受けました。(横山記者リポート)「畜産王国、都城で起きた飼料の産地偽装。関係者の間に大きな波紋を広げています。」産地偽装していたのは、都城市に本社がある飼料輸入販売会社、「九州文永堂直販」です。農林水産省によりますと、「九州文永堂直販」は、牛と豚に与えるための飼料や飼料添加物を、中国から輸入して販売していますが、今年1月以降、ラベルを国産に張り替えて出荷していたということです。会社側は、ラベルの張り替えを認めていて、農水省では飼料安全法に基づき、「九州文永堂直販」に対し、違反製品の出荷停止と回収を指示しました。中国国内では、飼料から有害物質のメラミンが見つかっていて、農水省では今後、「九州文永堂直販」が出荷した中国産の飼料の中に、メラミンが混入していないか検査することにしています。また、産地偽装された飼料は、宮崎、熊本、鹿児島の南九州3県で販売されていて、会社側は、産地偽装を行なった理由について、「中国産のイメージ低下を懸念して行なった」と話しているということです。一方、畜産王国で起きた飼料の産地偽装に、地元都城の畜産農家からは、怒りや不安の声が上がっています。(畜産農家は)「畜産農家に対して、農家を馬鹿にしているようなものだから、それは絶対にやめてもらいたいと思う。」「自分達は消費者においしいものを届けたいと思うし、元がしっかりしてもらわないと、自分達もおいしいものを届けられないから、不安というのは大きいなと思う。」農水省によりますと、今のところ、この業者の違反製品を使用して、家畜や畜産物の安全性に問題が生じたという情報は、ないということです。
ダンロップフェニックストーナメントが、いよいよ20日開幕します。大会を前に、18日は、注目の石川遼選手も出場した、恒例のフェニックスチャレンジが行われました。注目の石川遼選手に、去年の覇者で、石川選手も憧れるイアンポールター選手、そして、宮崎市に活動の拠点を置く横峯さくら選手など、そうそうたるメンバーが顔を揃えました。毎年恒例のフェニックスチャレンジ・・・今年は、男女ペア3チームに分かれて、5ホールマッチで争われました。石川選手は、憧れのポールター選手を意識してか、同じチェックのパンツで登場!プレイ以外でも談笑する姿が見られ、終始リラックスしながらラウンドしていました。さて、フェニックスチャレンジを終えた石川選手。午後からは、予選ラウンドに備えてコース練習です。18日は、アウトコースから回り、コースコンディションとグリーンの状態を、入念にチェックしていました。プロ転向後、初参戦となる石川選手が、20日からどんなプレイを見せてくれるのか注目です!
ダンロップフェニックストーナメントを「ゴルフを始めた時から憧れの大会だった」と話すプレイヤーがいます。地元・延岡市出身の甲斐慎太郎選手です。今季初勝利を挙げた甲斐選手、今週、憧れのフェニックスに挑みます!延岡市出身の甲斐慎太郎選手27歳。今年8月、プロ5年目で初勝利を上げると、三井住友VISA太平洋マスターズでも3位に入り、現在、賞金ランキング5位につけています。そしてついに、憧れだったダンロップフェニックストーナメントの出場権を、初めて手にしました。(甲斐慎太郎選手)「宮崎っていうかフェニックスっていうのは、僕にとっても憧れっていうか、ちょっと他の試合とは思い入れが違うと自分自身思ってるんで」18日は、父、稔さんが見守る中、練習ラウンドに臨み、コースコンディションを確かめていました。(甲斐慎太郎選手)「結構ハードなコンディションなんで、みんな苦労するとは思うんですけど、そういう中で、スコアを作っていけたらいい」地元出身のため、県民の期待も高まる甲斐選手。ファンには、「最も自信のあるドライバーをみて欲しい」と話します。(甲斐慎太郎選手)「ティーショットを見てもらいたいなっていうのはある。やっぱりそういうアマチュアの人じゃできない、やっぱりそういうところを見てもらえればいい」フェニックスでプレーするという、夢をかなえた甲斐選手。世界のトッププロを相手に、地元宮崎で、今季2勝目を目指します!(甲斐慎太郎選手)「スクリーンだけではなく、現場に来て応援してもらえたらありがたい。現場でしか味わえない、そういう雰囲気を皆さんも味わってもらえたらいいなと思う」
宮崎市の銀行で、18日、強盗対策訓練がありました。訓練は、宮崎太陽銀行平和台支店に、拳銃を持った2人組の強盗が押し入り、現金300万円を奪って、車で逃走したとの想定で行われました。訓練では、通報で駆けつけた警察官が、銀行員から聞き込みなどを行い、逃げた車の行方を追いました。警察では、こうした訓練を通して、犯人の早期逮捕につなげていきたいとしています。
延岡市のゴスペルグループ「ジョイコールのべおか」が、東京ディズニーシーのクリスマスイベントに出演する全国60グループの1つに選ばれ、延岡市長を表敬訪問しました。女性を中心に15人でつくる「ジョイコールのべおか」。クリスマスイベントへの出演は、11月27日で、「ジングルベル」など4曲を披露します。
小松原焼の第一人者、朴平意(ボク・ヘイイ)さんの作品展が、宮崎市で始まりました。朴平意さんは、宮崎市在住の陶芸家で、10月、小松原焼の創始者の名前を襲名しました。宮崎市の宮日会館には、朴さんの今年の作品を中心に、全国伝統工芸品展で入選した壷など、約100点が展示されています。江戸時代の終わりに、都城で始まった小松原焼は、「蛇蝎」や「鮫肌」といったうわ薬を使って、表面に裂け目をつくるのが特徴です。小松原焼の作品展は、宮崎市の宮日会館で、11月23日まで開かれています。