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2008年11月18日(火) 19:20 |
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岡山県財政改革プラン最終案
岡山県は財政危機を乗り切るための改革プランをまとめ、議会に報告・提案しました。 プランでは3年後に黒字化する見込みですが、議会からは税収の見通しが甘いのではといった批判も上がっています。
財政危機宣言から5ヵ月余り。岡山県は毎年400億円以上の赤字を解消するために、財政構造改革プランをまとめました。 プランでは事業の休止や縮小、また県の所有する施設の見直しなどで396億円の削減を目指します。さらに職員の数を5年で1200人減らしたり、それでも不足する部分は、職員の給与を平均7.4%・120億円カットします。 こうした改革の結果、毎年400億円と予想される岡山県の赤字は、2011年には黒字に転換するとしています。 この財政改革プランと、それにあわせて岡山県の長期的な政策の指針となる新しい行革大綱の案が県議会に提案されました。 しかし、景気減速による税収不足の影響を懸念する声が上がりました。 また、プランや大綱の中に将来の展望が無いことも批判の対象となっています。 改革プランと行革大綱は、12月の県議会で審議されます。可決されれば来年度予算から緊縮型の予算編成を行なう方針です。
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