東京都で2件続いた妊婦の受け入れ拒否問題で、妊婦の夫2人が18日、舛添要一厚生労働相と面会し、「徹底的に原因分析し、今後の政策に生かしてほしい」と要望した。舛添厚労相は「あらゆる手を尽くし前向きにやりたい」と応じた。
面会後、取材に応じた夫は「都や病院の調査が当事者抜きで行われている。大臣にお願いし、しっかりやってもらいたいと思った」と話した。
また舛添厚労相は「一部の総合周産期母子医療センターの救急体制が不足し、最後のとりでの役割を果たせていない」と問題点を指摘。同センターに救急機能の強化を求める方針を示した。(21:30)