お知らせ
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(ゎ・_・ぉ)<生みの親がドイツに行くため、用のない限り更新は八月までお休みです。が、気になったことを少々。 |
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(JAWP)利用者:Aotake=A派の諜報部員=スッカー師=(はてな)id:riko=出家番号70 |
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報告
この報告がアップされる頃にはウィキマニア2007報告会@大阪のことなど誰もが忘れていることだろう。日本語版WPに関わる人々の言動がどのようなものかを察することが出来て、私は個人的に満足である。
報告会をするというのに、一枚のレジュメも参加者に手渡さないという行動からして落第ではあると思ったが、報告の内容はウィキマニア2007でおこなわれたレポートの話よりは、寄付とウィキアの話が多かった。利用者:Yukichi99の報告内容は、ほぼ総てがウィキアの話であった。その報告に二点、非常に気になる問題点がのこされている。
なんと「フリーコンテンツの図書館を作る」といったときには、流石に眠たくなっていた私の目もさえた。WPの連中は図書館学を知らないのだろうか?フリーコンテンツとは、原則的には貸し借りをするようなものではない。単純にクレクレ君に盗まれるものである。「そんなことが出来ると思ってるの?」と利用者:Yukichi99にきいたが、積極的に解決を期待させるコメントはなかった。
これを聞いてすぐ私の頭の中に浮かんだのは、「秋吉台に現代音楽の図書館を作る」という計画を唱えていた某作曲家のことであった。その計画は素晴らしかったが、結局2007年現在実現していない。その某作曲家(あくまでも提唱当時の)と利用者:Yukichi99の行動様式は妙に近似している。「善意はただで幾らでも手に入る」という幻想。IMSLPですら一時閉鎖していると言うのに。
ガウデアムス図書館は、世界中の作曲家の自筆譜のコピーが所蔵されていると言う点において、ある意味世界一の図書館である。しかしながら、その図書館の運営は「ガウデアムス賞」レースに関わる無数の作曲家の投稿によって、支えられているのも事実である。人の努力がないと書物は生まれない、という最小限の常識すら日本語版WPスタッフの頭の中にはない。一冊の書物によって、その後の人生を変えることになった人間は多い。その書物が「フリーコンテンツだった」などということは、ありえない。著作者に感謝することが、できない。著作者に感謝できなくても書物の内容がよければ良い、という思考が成立するのは、日本から世界的な文学者をほとんど出せないと言う事情と無関係ではない。
ボグスワフ・シェッフェル著の作曲概論に対し、WPに与するユーザーの「たかが譜例集でがっかりした」といったWP日本語版への虚偽投稿をよりどころとし、2ちゃんねるで靴下が煽る事態を私はまだ良く覚えている。その投稿に対し「テクストは別冊だ」という私の指摘に対して、反論はない。そのユーザーのみメールで謝罪があったが、2ちゃんねるに書き込む無数の靴下からの謝罪もない。フリーコンテンツが信用を得て、世界的大作曲家の書物が信用されない、といった常識が通用する時代が来るのだろうか?これは虚偽投稿をしたユーザー個人の問題ではない。ポーランド楽派という単語の存在すら否定した小西規勝からの謝罪も未だにない。ポーランドの文化に泥を塗っても、フリーコンテンツ万歳の世の中では許されるのだろうか。
またショッキングな発言に、利用者:yukichi99の「僕はウィキアに入社するときに一枚の書類手続きもなかったもん」というものがあった。この発言直後利用者:Aphaiaと利用者:Yukichi99、そしてAphaiaが「先生」とよぶ橙色のシャツを着た男は笑っていたが、一瞬にしてその場が凍りついた。「それはまずいだろ、プリントアウトもないのか」と問いただしても、「いやぜんぜん」とか言っていた。そういう企業だからEssjayもすぐ雇ってしまったのだろうなぁ、と連想させるに十分であった。
このような言動を繰り返す人々が多重アカウントで特定の利用者を追放し、議論妨害をしてもおかしくないであろうし、自分の気に入らない人を殴ったり、使えない組織と分かるとすぐ捨てる、などの行動も当然であろう。報告会の出席者は15名ほどであったが、利用者:Aphaiaの発言中に堂々と真正面から帰ってしまった人がひとりいた。その人の行動が、その日で最も正当であった。個人名義で寄付がなされていても、企業から「おいおまえら寄付しておけ」という社内命令が下っている可能性は否定できない。人の努力がどうやって生まれるのかと言うプロセスが欠如した日本語版には、もう積極的に関わることもないだろう。この投稿もまた日本語版WPへ誤読され、利用者:呪などの靴下が誤った論旨を展開するのであろうが、そういう攻撃が続いている限りはWPに未来はない。
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開設日: 2005/7/9(土)