自治体病院の再編を検討している「つがる西北五広域連合」(連合長、平山誠敏・五所川原市長)は17日、公立金木病院と鰺ケ沢中央病院の「サテライト病院」と、つがる市成人病センターと鶴田中央病院の「無床診療所」の計4病院について、自治体の負担割合を決めた。病院が位置する自治体は6割を負担し、残り4割は今後の利用者の割合に応じて各自治体が負担する。6市町の議会決議をへて正式決定される。
一方、五所川原市に建設予定の中核病院の費用負担割合は、6割を五所川原市が負担し、2・5割は各自治体の利用者の割合、1割を人口の割合に応じて負担する。残る0・5割は均等割で負担することが既に決まっている。中核病院の負担割合は、各自治体の12月議会で審議される。
同連合は、中核病院は13年度末に開業したい考え。【鈴木久美】
毎日新聞 2008年11月18日 地方版