[傷害]左目刺され、男性意識不明…カバンなく　仙台の路上

　１８日午前０時５５分ごろ、仙台市若林区古城２の路上に人が倒れていると、近くの住民から１１０番があった。宮城県警仙台南署員らが駆けつけると、男性が顔から血を流して倒れており、病院へ搬送されたが、刃物か先のとがった物で左目を突き刺されたとみられ、意識不明の重体。同署は傷害事件とみて捜査を始めた。

　調べでは、男性は同市若林区沖野１、会社員、菅原邦彦さん（３９）。傷は脳に達しているという。現場付近に菅原さんの自転車があった。同署は財布や携帯電話、普段から持ち歩いているカバンが見当たらず、勤務先からの帰宅途中に襲われたとみている。

　現場はＪＲ仙台駅の南東約３キロの住宅街。宮城刑務所に沿った道路で、深夜は人通りが少ないという。【比嘉洋】