2009年度競馬番組等について
2008/11/18
 2009年度の競馬番組については、さらなる競走内容の充実および各馬の出走ローテーションの改善等を図る観点から、開催日割の改善および国際交流競走の増設を含む重賞競走体系の改善・整備をはじめとして、各種改善策を実施いたします。
 なお、2009年度の「開催日割表」、「重賞競走一覧表」等は、こちらからダウンロードいただけます。


    ○開催日割について
      開催日割については、函館競馬場スタンド改築工事による開催の振替を行うとともに、より多くのお客様に参加していただけるよう、以下のとおり設定いたします。

      (1) 函館競馬場スタンド改築工事に伴う開催の振替について
         2009年度については、函館競馬場のスタンド改築工事により函館競馬が開催できないため、函館競馬および札幌競馬を以下のとおり振り替えいたします。
        第1回函館競馬 (8日間) }   第1回札幌競馬 (12日間)
        第2回函館競馬 (4日間)  
                 
        第2回函館競馬 (4日間) }   第2回札幌競馬 (12日間)
        第1回札幌競馬 (8日間)  
                 
        第2回札幌競馬 (8日間)   { 第1回中京競馬 (2日間)
          第4回新潟競馬 (6日間)

      (2) 年初の開催について
         より多くのお客様に参加していただけるよう、平年より1日早い1月4日(日)から開催いたします。なお、このことに伴い、1月4日(日)に日刊スポーツ賞中山金杯(GIII)を、1月5日(月)にスポーツニッポン賞京都金杯(GIII)をそれぞれ施行いたします。
       また、春季競馬における出走状況の改善を図る観点から、1月に中京競馬を6日、2・3月に小倉競馬を8日、3月に中京競馬を6日、それぞれ開催いたします。

      (3) 開催日数について
         2009年度の競馬場毎の開催日数については、東京・中山・京都・阪神競馬各5開催40日、新潟競馬4開催30日、中京競馬4開催26日、福島・小倉競馬各3開催24日、札幌競馬2開催24日といたします。

      (4) 祝日の利用について
         第4回中山・第4回阪神・第4回新潟競馬の第2節は、9月19日(土)から9月21日(祝・月)までの3日開催とし、下表のとおり各日とも2場開催といたします。
       
       
        9月19日(土) 9月20日(日) 9月21日(祝・月)
      開催場 4回中山3 4回中山4  
        4回阪神3 4回阪神4
      4回新潟3   4回新潟4

    ○競馬番組改善事項等について
      1.重賞競走の改善について (詳細はこちらをご覧ください)

      (1) 3歳ダート重賞競走の新設について
         3歳ダート適性馬の出走機会の拡大、夏季競馬の振興およびジャパンカップダート(GI)を頂点とする秋季ダート重賞路線のさらなる充実を図る観点から、第3回新潟競馬第4日に、3歳馬限定競走としてレパードステークス(新設重賞)[1,800mダート]を新設いたします。
       なお、負担重量については、有力馬の参戦を促す観点から馬齢重量といたします。
       〔新設重賞となるレパードステークスについては、グレード表記はございません。〕

      (2) 3歳牝馬重賞競走の改善について
         阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)の移設に伴い、平成20年に休止いたしました2歳牝馬限定競走のフェアリーステークス(GIII)[1,200m芝]について、クラシックにつながる牝馬競走体系充実の観点から、第1回中山競馬第4日に、3歳牝馬限定競走として競走距離を1,600mに変更し、施行いたします。

      (3) 短距離ダート重賞競走の整備に伴う重賞競走の廃止について
         秋季競馬における短距離ダート競走の充実を図る観点から、第5回中山競馬第4日にカペラステークス(GIII)[1,200mダート]を新設したことに伴い、1月に施行していたガーネットステークス(GIII)については、廃止いたします。

      (4) 障害重賞競走の改善について
         年間を通じた出走頭数の確保および競走内容充実の観点から、一部障害重賞競走について施行時期を変更いたします。また、重賞競走への有力馬の出走機会を拡大する観点から、障害競走におけるハンデキャップ競走を廃止し、すべての重賞競走の負担重量を別定重量といたします。

      (5) その他の重賞競走の改善等について
       
      [1] 開催日割の変更に伴う施行時期・施行場・競走距離の変更について
         函館競馬場のスタンド改築工事および年初の開催日割の改善に伴い、一部重賞競走の施行時期・施行場・競走距離を変更いたします。
      [2] 2歳JpnI競走の特別登録の改善について
         朝日杯フューチュリティステークス(JpnI)および農林水産省賞典阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)の2歳JpnI 2競走の第1回特別登録日について、両競走のさらなる盛り上げを図る観点から、他のGI(JpnI)競走と同様に施行日の2週前に第1回特別登録を受付け、発表いたします。
      [3] ダート重賞競走に出走する地方競馬所属馬の出走馬決定方法の改善について
         3(4)歳以上のダート重賞競走について、競走内容の充実を図る観点から、地方馬の出走申込み資格および出走馬選定方法について以下のとおり改善いたします。
      収得賞金1600万円以下の地方馬は出走申込みできないことといたします。
      フェブラリーステークス(GI)の出走馬決定方法について、ジャパンカップダート(GI)と同様に地方馬優先枠を廃止し、中央馬を含めた中で出走馬決定賞金順により決定いたします。
      [4] 「サマーシリーズ」の実施について
         夏季競馬の振興を図るため、平成20年に引き続き「サマーシリーズ」として、重賞競走を距離カテゴリー別にシリーズ化した「サマースプリントシリーズ」および「サマー2000シリーズ」を実施するとともに、騎手がポイント制で競う「サマージョッキーズシリーズ」を併せて実施いたします。
      [5] ジャパン・オータムインターナショナル」の実施について
         4週連続する秋季競馬の国際GI競走である「エリザベス女王杯」・「マイルチャンピオンシップ」・「ジャパンカップ」・「ジャパンカップダート」および「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」について、平成20年に引き続き「ジャパン・オータムインターナショナル」として、国内外に広くアピールし、有力馬の出走をさらに喚起することにより、競走内容の充実を図ることといたします。
      ジャパン・オータムインターナショナル

      2.競馬番組上の外国産馬の取扱いについて
       「2009年度以降の競馬番組上の外国産馬の取扱いについて」に基づき、以下のとおり取り扱うことといたします。

      (1) (国際)競走について
         3歳重賞競走および3(4)歳以上の重賞競走のうち、新たに28競走を(国際)競走といたします。これにより、2009年の(国際)競走は138競走になります。
       〔詳細はこちらをご覧ください。〕

      (2) (混合)競走について
         2008年同様、(混合)競走の編成率は全競走数の55%程度といたします。

      (3) 重賞の格付け表記について
         平地の(国際)重賞競走については、2009年度からG(I、II、III)表記となります。ただし、新設重賞については、表記を「新設重賞」といたします。
       また、(国際)競走ではない平地の重賞競走については、これまでどおりJpn(I、II、III)表記といたします。
       なお、2009年度のグレード格付けについては、「日本グレード格付け管理委員会」において承認されたものとなりますが、SITA(国際サラブレッド競売人協会)会議(平成20年12月1日開催予定)において正式決定となりますので、それまでは暫定表記となります。

      3.3(4)歳以上1000万円以下競走の出走馬決定方法の改善について
       3(4)歳以上1000万円以下競走において、競走内容の充実およびより計画的な出走が可能となるよう、下表のとおり、3(4)歳以上500万円以下競走と同様の出走馬決定方法を導入いたします。なお、成績優先馬については、3(4)歳以上500万円以下競走への導入時と同様に、「4節以内の前走3着以内馬」として実施いたします。

        【3(4)歳以上1000万円以下競走の出走馬決定方法】
        選定順位
        1位 1000万円以下条件馬のうち4節以内の前走3着以内馬
        2位 1000万円以下条件馬のうち出走間隔の長い馬
        3位 500万円以下条件馬のうち出走間隔の長い馬
        4位 未勝利馬のうち出走間隔の長い馬
        前走成績は、中央競馬の平地競走の成績に限ります。
        初出走馬は、各条件で最も出走間隔が長い馬といたします。
        ハンデキャップ競走については、ハンデ上位3頭を最優先といたします。

      4.(地)再登録制度の改善について
       競走馬サイクルの適正化を図る等の観点から、地方競馬に転籍した馬が、中央競馬に再登録する場合の要件を、地方競馬において「5回以上出走し1勝以上または2勝以上」から「2勝以上」に変更いたします(2009年1月1日以降の抹消馬に適用)。

 
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