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永住外国人地方参政権シンポ:29日、鳥取で開催 /鳥取

 在日外国人の参政権について話し合う「第2回永住外国人地方参政権シンポジウムin鳥取」が29日午後2時、鳥取市尚徳町の県立図書館で開かれる。国籍条項訴訟の原告、鄭香均(チョンヒャンギュン)氏が基調講演し、大学教授らのパネルディスカッションがある。入場無料。

 「民主主義よ、その果実を在日に!」をテーマに実行委(八村輝夫委員長)が主催。鄭さんは、東京都の保健師として管理職試験を受験したが、日本国籍でないことを理由に拒否された。提訴したが、最高裁で逆転敗訴になった。実行委によると、94年から永住外国人の地方参政権を得る運動を始めたが、法整備には至っていない。一方、韓国では05年から定住外国人に地方選挙権を認めている。県内にも約1500人の在日外国人がいるといい、シンポは県民への理解を深めることを狙った。

 実行委の民団県地方本部、薛幸夫(ソルヘンブ)団長は「在日外国人の参政権問題を知らない人が増えた」と話し、参加を呼びかけている。問い合わせは同本部(0857・22・6780)へ。【小島健志】

毎日新聞 2008年11月14日 地方版

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