事件・事故・裁判

　女子高生の下着をデジタルカメラで撮影したとして、愛知県警中村署は１８日、愛知県出納事務局主任の男性職員（３６）を県迷惑防止条例違反（盗撮）容疑で書類送検した。

　調べでは、職員は先月２１日午後３時４５分ごろ、名古屋市中村区のコンビニエンスストアの駐車場で自分の車の中から、車止めの上に座っていた女子高生の下着を撮影した疑い。買い物客が店に知らせ、通報で駆け付けた同署員が事情を聴いたところ、容疑を認めたという。職員は同日、持病の診察のため休暇を取り、病院の帰りにコンビニに寄ったらしい。県は懲戒処分を検討している。

　１８日、記者会見した夏目安孝・会計管理者は「県職員の不祥事が相次ぐ異常事態を受け、綱紀粛正に努めていた中、残念の極み。深くおわび申し上げる」と謝罪した。県によると、職員は２年前から趣味で女性を撮影していたらしい。【月足寛樹】