〔参考資料1〕
都内における振り込め詐欺の発生状況
1 平成19年の発生状況
類型別の発生状況(平成19年)
振り込め詐欺とは、オレオレ詐欺(恐喝)、架空請求詐欺(恐喝)、融資保証金詐欺、還付金詐欺の4類型の手口の詐欺を言う。
平成19年の年間発生件数は、3,497件で、被害総額は約60億円。
2 本年の発生状況
1 発生件数の比較
振り込め詐欺発生件数(都内)
本年の発生件数は、1月から4月までの間で1,678件(昨年同期比+800件)、被害総額は、約26億円(昨年同期比+約11億円)であり、昨年同期と比べほぼ倍増している。
2 還付金詐欺の発生状況の推移
還付金詐欺発生件数(都内)
振り込め詐欺のうち、還付金詐欺の占める比率は増えており、本年4月の振り込め詐欺の発生件数(410件)のうち、還付金詐欺が約半分(196件)を占めている。還付金詐欺の口実のうち、医療費の還付を口実とした被害は、全体の半分以上を占めている。
3 年代別の状況
振り込め詐欺被害者年代別一覧(平成20年1〜4月)
振り込め詐欺(恐喝除く)の被害者の年代別比率は、60歳代が約31%、70歳代が約34%、80歳代以上が約10%であり、60歳代以上が被害者全体の約75%を占めている。
※警視庁資料より作成